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2018年8月31日

隠居のPC備忘録:録画したNHK BSP の名曲アルバムを編集する(備忘録)

NHK の BS プレミアムで放送されている名曲アルバムを録画して音声だけ取り出す方法については、先日備忘録として記録している。
 音声だけでもいいのだが、録画したBSプレミアムの名曲アルバム画像は、こころ癒やされるような風景を映す動画であり、音楽とともに、これらを一枚のブルーレイディスクに収めて残しておきたいと思った。だが、ブルーレイ・レコーダー(私の場合、2014年に求めたSONY BDZ-EW510)で番組予約して録画された名曲アルバムのファイルは、ブルーレイ・レコーダーの仕様としてファイルの前後5秒間ほど、見たくない画像がごみのようにくっついている。
 そこで、ブルーレイ・レコーダーで録画されたファイル(m2ts)からゴミを除去する編集ソフトがないかと探したが、適当なものは見つからなかった。(法規的にコピーはできない)
 それで、TVでもPCでも再生できる一般形式に変換すれば方法がいろいろとあるのではないかと、ブルーレイ・レコーダーで録画したファイル(m2ts) を一般的な動画ファイルである mp4 に変換することにした。
 方法は、 【4Videosoft ブルーレイリッピング】を音声だけを取り出す場合の設定(プロファイル)から【普通のビデオ】⇒【MPEG-4(*.mp4)】の組み合わせに変えるだけである。指定した保存先のフォルダーをにリッピングするとブルーレイディスクのファイル(m2ts) は、普通のPCやブルーレイプレーヤで再生できる MPEG-4(*.mp4)形式に変換される。
  

album002.JPG

MPEG-4のファイルから、番組前後のゴミを取り除く方法は、Windows10では、意外に簡単な方法が見つかった。(参照:https://tks-kan.com/2017/02/01/893/)
 あとで分かったことだが、Windows10 には【フォト】というアプリがデフォールトでインストールされている。これを使えば、MPEG-4のファイルは再生できるし、編集できる。起動方法は、再生するファイルを右クリックし、出てくるリストから、【プログラムから開く】⇒【フォト】を選択すればよい。

album013.JPG

名曲アルバムの番組前後のゴミを取り除く(トリミングする)には、画面上部にある編集ボタンから、【トリミング】を選択する。トリミングの始点と終点の指示はなれないと少々戸惑う。始点は、下のバーの白丸を名曲アルバムの始まりを指示し、終点は、右の白丸を左に動かして、青丸矢印を終わり画面を指示する。
 あとは、画面上部右の、【名前をつけて保存】をクリックして、適切なファイル名をつけて、適切なフォルダーに保存すればよい。

album021.JPG
album022.JPG
album023.JPG

上記の方法で、【名前をつけて保存】がうまくいかない時があった。4Videosoftでも、トリミングができる。少々面倒くさいが、そのときに備えて、方法を記録しておきたい。
上記で、編集するファイルを指定し、mp4 へのプロファイルを指定した後、はさみマーク(カット)のアイコンをクリックするとトリミング指定画面が表示される。

album004.jpg

トリミング指定画面
album005.jpg

画面下のバーにあるトリミングマーク(mark1.jpg mark2.jpg を使って【フォト】のときと同じように、トリミングする部分を指定する。
 これで変換を行うと、もともとのフルのファイルとセグメントファイル(トリミングしたファイル)の2つのファイル変換が行われる。

なお、このブログを記録するにあたって、画面をキャプチャーしたのだが、Windows10では意外に簡単にできることを学習したので、該当ページの URL を記録しておきたい。
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=017976

2018年5月 9日

隠居のPC備忘録:クリックポストを使ってCDを送付する

最近いろいろと機会があって友人にCDを送付することが増えていた。CDを送付するときは、Amazon で本やCDを買ったときに包装されてくる内側にクッションがついた封筒を使っている。そのようなときのために、送られてきた封筒の貼ってあるレーベルをできるだけ丁寧にはがしておいている。このようなクッション封筒は、買えば結構取られる。それはそれでいいのだが、CDを入れて送付先の住所を書いて、郵便局に持っていって送ってもらうことが結構手間である。
 私は、少しでも楽をしようと、年賀はがきの宛先印刷などをしている古いバージョンの「筆まめ」を使って宛先と差出人(私)のラベルを普通紙にプリンターで印刷し、切り貼りをしている。ここに、宛先の住所が記録され、宛先のレーベルが印刷できるからだ。
 最近になって、友人から日本郵便のクリックポストという便利なものがあるよと教えてもらった。早速使ってみた。便利である。だが、少し問題点もあるようなので、同じ封筒を使って普通郵便で送る場合を比べる形で記録しておきたい。

  • まず、送料であるが、先の封筒を使ってCD二枚を普通郵便で送ると、205円であったが、クリックポストでは、全国一律164円である。
  • 普通郵便の場合は、郵便局で払うか切手を貼らねばならないが、クリックポストでは、Yahoo!ウォレットであるが、ネットで決済できる。だから、Yahoo ID とクレジットカード(ほとんどのカードがOK)が必要である。
  • 宛先と差出人は、手続き作業途中で、「印字」という形でプリントを求められる。この部分でつまづいた。プリンターが動かない。よくよく調べてみると、Windows10 のブラウザー Microsft Edge では印字できないらしい。表示されるPDF帳票と Microsft Edge の相性が悪いらしい。Internet Explorer に切り替えると印字できるようになった。
    A4普通紙に印刷して(A6の大きさで印刷される)切り抜き、のりで封筒に貼った。A6のタック紙に印刷すれば、便利だ。クリックポストは、Internet Explorer で立ち上げたほうが良い。
  • これだけの作業を済ませれば、ポストに投函できる。普通郵便でも、切手を貼れば投函できるが、重さによって価格が異なるので、自信を持って投函できない。
  • R0001259.JPG

  • 問題の一つは、配送されるまでの時間である。結論的にいえば、クリックポストが早い。クリックポストには、「追跡サービス」があるので、実際の実績を以下に表示してみたい。ただし、この間は連休中であったので、いつもとは少し異なるかもしれない。
    普通郵便で、堺市の泉北郵便局から横浜市青葉区への送付は、5月4日9時半発で、配達は5月7日の昼頃と思われる。
  • クリックポスト 堺?浦安 送付追跡
    post01.JPG
    クリックポスト 堺?和泉 送付追跡
    post02.JPG

2018年5月 8日

隠居のPC備忘録:エクスプローラのファイル一覧をテキストにして書き出す

今年になって、NHKの名曲スケッチを収録(らじる★らじるによるいわばエアーチェック)して、前回のブログに記録したように、一つのフォルダーに集める作業をしている。
 一つのフォルダーに、100曲を集めている。一曲5分の mp3 ファイルを 100 ファイルは690MBぐらいになり、CD1枚に焼くには丁度いい大きさである。焼いたCD の曲名は、エクスプローラの該当フォルダーのファイル名にある。それで、このファイル名を印刷して、CDにつけておきたい。
 それで、エキスプローラにあるフォルダーにあるファイル名を取り出し、一覧にできないかと方法を探してみた。Windows10 についている Snipping Tool で画面をキャプチャーをすることでなんとかできそうであるが、野暮ったい。
 ネットサーチをしてみると、フォルダ内のファイル一覧をテキスト ファイルに出力する方法としてコマンドプロンプトを使う方法があることが分かった。いろいろのバリエーショがあるようだが、とりあえず、上記の作業をするための手順とコマンドを備忘録として記録しておきたい。

  • スタートボタンを右クリックして、「コマンド プロンプト(C)」選択する。すると次のようなポップアップが表示される。
  • cmdpmt01.JPG



  • ここで、C:¥Users¥User> の後に、dir /b とコマンドを入力する。
    dir は、指定したフォルダー内のファイルの一覧を出力するコマンドで、 /b はファイル名のみを出力するオプションである。コマンドは、大文字でも小文字でもいいようである。
     dir /b の後ろに、ファイルを表示したいフォルダーへのパスを入力すれば、そのフォルダーのファイルが表示される。パスは、エクスプローラのアドレスバーを左クリックするとパスが反転表示されるので、これをコピーして、dir /b の後ろに貼り付ければよい。
    ただし、フォルダー名にブランクがあるような場合には、うまくいかなかった。その場合、ブランクを _ で置き換えるとうまくいった。例えば、フォルダー名 Louis Armstrongの場合、Louis_Armstrong とブランクを _ に置き換えれば表示されるようになった。文字は、日本語(2バイト文字)でもOKである。


  • cmdpmt04.JPG


  • ファイル名を取り出すことはうまくいっているようなので、これをテキスト形式にしたファイルを取り出せばよい。そのコマンドは、 > を付け加え、その後ろに、例えば、K:¥Playlist¥名曲スケッチ¥sketch03.csv と付け加えれば、ファイル名のリストを csv 形式で保存することができる。ちなみに、私は音楽ファイルは、Kドライブに収納している。
     下図のコマンドプロンプトは、Kドライブに収納している¥Recording¥fromRadio¥NHKFM¥Classical¥名曲スケッチ¥Sketch03- のファイルリストをKドライブの¥Playlist¥名曲スケッチ フォルダーに sketch03.csv として保存しろという指示である。
  • cmdpmt05.JPG

  • 保存した csv ファイルは下のようなイメージとなり、あとは EXCEL で編集すればよい。
  • cmdpmt06.JPG

2018年5月 4日

隠居のPC備忘録:Picasa3の代替ソフトにSONY PlayMemoriesを使う

Google が提供してくれていた Pucasa3 がサポートされなくなった。もともと導入して便利に使っていたデスクトップパソコン(Windows10 64bit) では、従来どおり動作するのであるが、同じく Windows10 のノートブックでは、思い通りに動かない。Google はその代替として Google フォトを推進しているのであるが、ファイルを保存するなどには便利なもののブログにアップするために、写真をリサイズしたり、トリミングやレタッチがやりにくい。それに、十分なEXIFデータが得られない。
 それでPicasa3 に代わるソフトがないかとネットサーチをしてみると、なんと私がデジカメからPCに写真を取り込むときに使っている SONY の PlayMemories HOME が Picasa3 と同様の機能を持っていることが判明した。使い方が少々異なるので、備忘録的に記録しておきたい。
 たくさん機能がありすぎて、まだ咀嚼できていないが、散策などで撮った写真をブログにアップする作業を中心に記録する。

  • カメラから写真をPCに取り込む。カメラまたはSDカードをカードリーダーでPCにつなぐと、画像取り込み画面がでるので、取り込み先を指定する。取り込み先は、PlayMemories のメニューバー「ツール」タブの「設定」で表示される"フォルダーの登録"で登録したフォルダーを「参照」ボタンで選択する。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • 写真の取り込みは、普通には、撮影日毎に取り込まれる。私の場合、カメラ本体別のフォルダーに撮影日別に取り込んでいる。以下の例は、先日山荘に行ったときに撮った写真をブログに掲載するための処理手順である。
     取り込み先は、家庭内のネットワーク・ディスク(NAS)である。このようにしておけば、かなりの大量の写真を家庭内LANにつながっているPCから参照できる。ただし、左コラムの下方にある「フォルダーの登録」で、PlayMemories に表示させる登録しておく必要がある。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • ブログに載せる写真は、もともとの写真から選択し、トリミングやレタッチなど編集を施し、リサイズ(ブログに載せる写真は長辺800ピクセルとして縮小)して、ブログに表示する写真のフォルダーに転送している。
     この作業には、PlayMemories HOME の右カラム上部のタグで「ツール」?「写真の編集/変換」を選択する。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • トリミングやレタッチは、「写真の編集/変換」から「写真の補正」を選ぶ。すると次のような画面となるので、補正する写真を左のサムネイルからドラッグ&ドロップする。補正対象は、一度に1枚しか選択できない。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • ドラッグ&ドロップして、「次へ」ボタンをクリックすると下の図のような画面になる。補正できる項目は、ここには出ていないが、他に赤目補正・トーンカーブ(画像の色調補正)がある。Picasa3 にあったような写真をセピア色にするような"楽しく役に立つ画像処理"ツールはないようだ。そのような加工や写真の合成などは、専門のソフトである Photoshop を使うことにしている。
     ここで、例えば「自動補正」(写真の明るさとコントラストを、最適なレベルに自動的に補正する。)とトリミングを行い上書き保存する。ファイル名を変えて保存もできる。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • この画像をブログに掲載するためにサイズを縮小するには、ツール画面に戻り、「リサイズして保存」アイコンをクリックする。出てきた画面に、リサイズしたいサムネイルを選択し(何枚でもOK)、ドラッグ&ドロップする。(従って、ブログ画面に掲載する写真は、順序として予め写真を補正をしておいたほうが良い。)

    ;クリックすると大きな写真になります。

  • ここで「次へ」ボタンをクリックすると下のようなポップアップが出てくるので、保存先フォルダーを指定する。予め作っておいたほうがいいが、ここでも新規に作成できる。ただし、ファイル名は、ここでつけずに後で、Renaminなどを使ってつけ直した方がいいように思う。
     私の場合、ブログに載せている写真は、長辺800ピクセルの大きさである。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

  • ブログに写真を掲載するときには、写真を撮ったときのデータ(EXIF) を反省のために記録している。このEXIF が、Google フォトでは十分なものが得られない。PlayMemories HOME では、該当写真の「プロパティ」で、日付などの概要と詳細(プロパティ・タグの下の方)で Picasa3 より細かな撮影データが得られる。
  • ;クリックすると大きな写真になります。

PlayMemories HOME の使い方は、SONY のページに詳しい。

2018年3月19日

隠居のPC備忘録:Windows10 エクスプローラの表示

現在デスクトップで、Windows10 の環境でブログなどパソコン作業を行っている。何かの拍子で、エクスプローラの画面で、表示の一番右にプロパティ領域欄が表示されて、消すことができなくなった。
 ノートブック(Windows10) の表示を見るとプロパティ欄は表示されていない。両パソコンの差異をエクスプローラの上段「表示」タグで詳細に見てみると設定の仕方の違いが分かった。
 「表示」タグをクリックしたときには、「プレビューウィンドー」あるいは、「詳細ウインドウ」ボタンが表示される。この両方のボタンのチェックを外すと、プロパティ欄は表示されない。
 「プレビューウィンドー」、「詳細ウインドウ」ボタンの詳細については、次のページに詳しい。
参照:http://askpc.panasonic.co.jp/beginner/guide/ten02/2021.html

プレビューウィンドーでの表示
クリックすると大きくなります。
「詳細」表示した写真ファイルの一つを選択すると、右側のプロパティ欄にサムネイルが表示される。


詳細ウインドウでの表示
クリックすると大きくなります。
例えば、「大アイコン」表示した写真ファイルの一つを選択すると、右側のプロパティ欄にExifの一部が表示される。

2018年2月11日

隠居の音楽:NHK-FM らじる★らじる での音楽収集

今年の夏で、満年齢の喜寿となる。年賀状にも書いたが、喜寿の喜という字は、講談社の大字典には、

字源として「壺と口の合字。壺は鼓に同じく楽器とのこと。転じて音楽の義となす。人が音楽を聞けば嬉しさの餘り声を出してア?と楽しみよろこぶ、喜の義は是也。」とある。
また、喜寿は別名として喜字齢といい、喜の草書体(喜草書.jpg)は七十七と読まるるより云ふ。

とある。77ともなれば、体力も衰えて、音楽を聴くことが大きな楽しみになってくるということだろう。
 私もその一人である。歳をとって夜中に起きることが多くなった。早寝をするせいもあるだろうが、一度起きるとなかなか寝付けない。そんなときには、ラジオを聴く。今の世、こんな時にも便利になっている。スマホにサイマル放送のらじる★らじる(民放では、radiko )をインストールしておけば、ラジオで聴くより遥かに安定した音で深夜番組を聴くことができる。
 こんなことで、NHK FM放送のラジオ深夜便と出会うことになったのは、2014年の暮だった。
 2,014年以来、ラジオ深夜便を予約録音し、流された曲を切り出すことが、日常の作業になってしまった。これらの方法については、下のように既にブログに記録しているが、3年以上経って進化してきているので、現状を記録しておきたい。

上記(1)で記録した予約録音ソフトは、この3年の間に、ラジ録3?ラジ録10?ラジ録11と進化してきた。まだ十分とは言えないが、かなり安定している。ラジ録の立ち上げは、ラジ録アイコンを右クリックして、「管理者として実行」しなければ、ラジ録10、-11では、「録音前スリープ解除」 「録音後スリープ移行」の指定はできないことがわかった。

 上記 (2) のブログでは、楽曲を切り出す方法としてRoxio Creator NTX2 という suite 製品(有料)の中の Sound Editor というソフトを紹介しているが、これを現在も愛用している。
 ただ、切り出した曲のファイル名をつけるときに重宝していた「ラジオ深夜便のブログ」や「放送済み「ラジオ深夜便」 曲目・演目リスト」というブログは、著作権の問題で更新されなくなってしまった。確かに、ラジオ深夜便のページをよくよく見るとトップページの下段に小さな文字で、下のようにある。

Copyright NHK(Japan Broadcasting Corporation) All right reserved. 許可なく転載することを禁じます。このページは受信料で制作しています。


 仕方なく、ラジオ深夜便のページに記載されている曲目リストを開き(ラジオ深夜便で流された曲は、このページしかない)、Windows の Snipping Toolを使って、capture したものをファイルとして保存し、これを参考にファイル名を付けている。これが、なかなか時間のかかる仕事である。

ただ、最近になって、TAKE IT EASY! ~MUSIC~というサイトに、簡単ではあるが、曲目リストが載っている。かなりグレイに近い記載であるが、2017年の1月からは、ほぼ毎日のリストが掲載されているので、重宝している。
 最近になって、音楽ファイルの収納は従来の Windows Media Player に代わって MediaMonkey というソフトを使っていることは、隠居のPC備忘録:音楽ファイルの収集と整理(MediaMonkey を使う)に記した。
 このようにして収集した曲は、PC本体のHDD と同時に、NAS(ネットワークHDD)にバックアップし、さらに Google Drive にアップしている。
 また、車や電車などで外出時に収録した歌曲を楽しむ場合は、
隠居のスマホ:Windows PCとandoid スマホと接続するときの覚え書き
に記載したような方法で、スマホ(私の場合、android の Xperia)に転送しておき、スマホから bluetooth 経由で接続している。
  bluetooth 経由で曲を受信するワイアレス・イヤホンについては、少々失敗談もあるが、別に記載しておきたいと思う。

 友人には、"そんなに録音しておって、いつ聴くんや" と揶揄されるが、収集することもまた楽しであり、このブログの記事をかくときなど殆どの場合、ながら族である。
 ラジオ深夜便を聴くようになって、Jazz 一辺倒だった音楽鑑賞も、その時々の雰囲気でクラシックから演歌まで、いろいろな楽しみ方が増えてきた。まさに喜寿の楽しみである。



     

2018年2月 2日

隠居のPC備忘録:年金生活者の e-Tax による平成29年度分確定申告

平成30年1月26日、確定申告のための後期高齢者保険(社会保険料控除の大きな部分を占める)の納付証明書がようやく届いたので、e-Tax で申告を実施した。
 私の場合、企業年金と厚生年金だけで生活しており、申告しなければならない所得は、それらの雑所得とわずかばかり上場株式の譲渡益である。所得控除の申請は、何と言っても医療費控除が多く、寄付金として御礼品目当てのふるさと納税が少しある。
 昨年(H27年度分の申告)から、マイナンバーが必要になっていたが、今回は大きな変更はない。

e-Tax 開始画面
2017-01.JPG

「事前準備」で e-Tax をするための環境整備で求められるのは、Windows の場合、以下のような要件である。

  • パソコンのOSは、Windows 7 8.1 10 である。
  • ブラウザは、Internet Explorer 11 のみに対応している。普段 Google Chrome や microsoft edge を使っている人は切り替える必要がある。
  • PDF閲覧ソフトとして、Adobe Acrobat Reader DC が求められるが、これは普通にはインストールされているはずである。
  • 電子証明書(マイナンバーカード・住民基本台帳カード等)を取得していなければならない。住民基本台帳カードでの申告は今年かぎりのようだから、マイナンバーカードを取得しておいたほうがいい。。
  • ICカードリーダライタを持っている。e-Tax をする人は皆持っていると思う。ちなみに私は、SONY の 非接触型 Pasori を使っている。マイナンバーカードを読み込むために必要である。
  • 以上が揃ったら、「事前準備セットアップ」を実行する。ブラウザーで開いている作業は閉じておかないとうまくいかない場合があるようだ。


 ここまでの準備作業が、e-Tax をスムーズに運ぶために大きなウエイトを占めている。準備が終わり、次に進めると、利用者識別番号(16桁)と暗証番号の入力をすることで、登録している住所や生年月日などが表示される。ここでの暗証番号は、8桁以上である。利用者識別番号は、2008年1月に申請し、地元の税務署から通知されている
 それでようやく「所得税の確定申告書作成コーナー」の入力画面にたどり着く。

「所得税の確定申告書作成コーナー」への入り口
2017-14.JPG

 雑所得での年金の申告では、あんまり迷うことはない。
 私の場合、源泉徴収なしの特定口座を選択している、わずかばかりある上場株式の譲渡所得についても、証券会社から送られてくる「特定口座年間取引報告書」に記載されてる通り、入力すればよい。
 迷うのは、既に源泉徴収されている配当所得の申告である。申告したほうがいい場合もあるようだが、申告する必要はない。(参照:配当所得の申告:https://www.kabu-syoshinsya.com/dividend-tax )
 所得の入力が終わると、所得控除の画面に誘導される。

 所得控除でいつも最も手間取っていたのは、医療費控除の医療機関ごとの集計であった。29年度は、スマホの通院ノートというアプリを使って、通院するたびに入力していたので、このデータをメールでパソコンに送り、Excel で医療機関別の集計をした。これを、e-Tax の集計フォームにコピーすると、そのまま医療費控除の明細書となった。昨年までは、家内に領収書の分類と集計を頼んでいたのだ。

医療費集計フォームへの入力結果
13件とあるのは、薬局も含めて罹った医療機関が13施設であることを示している。
2017-31.JPG

 社会保険料は、私の場合、介護保険(厚生年金から天引きされている)、国民健康保険、後期高齢者医療保険の3つである。
 ふるさと納税の控除は、寄附金控除の項で入力する。このような入力が多いのか、非常に入力しやすくなっている。
 次の配偶者控除の入力には、家内の公的年金の現徴収票が必要である。家内は、昨年70歳となっているので、老人控除対象配偶者である。
 入力をすべて終わると、入力データに基づき自動的に、税金の計算を行ってくれる。 私の場合、医療費が大きいためか、そこそこの還付があるようである。
 データの送信には、マイナンバーカードが必要である。

 無事に送信が終わり受け付けられると、利用者識別番号毎にアクセスできるメッセージボックスで、以下のようにその旨の表示がされる。

送信後に受信確認ができる
2017-22.JPG

 まだ、判断に迷うような入力項目もあるが、e-Tax は10年前から実施しているが、年々改善・改良されている。事前準備を十分に整えておけば、1時間もあれば、作成・送信できる。
 なお、還付金処理は、申請後2週間ぐらいで、メッセージボックスで確認できる事になっている。昨年は、申告のやり直しをやっているので、還付金が振り込まれたのは、2月18日だったが、今年はもう少しはやくなるのではないかと思う。

2017年12月10日

隠居のPC備忘録:音楽ファイルの収集と整理(MediaMonkey を使う)

音楽はもともと好きだった。意識して集めるようになったのは、カセットデッキを買い求めてからではないかと思う。貧乏していたから、LP(現在は vinyl record と呼ばれているようだ)を買う余裕はなく、専らオーディオにカセットデッキをつないで、スイッチをオン・オフしながら空カセット・テープに音楽番組を録音していた。いわゆるエアーチェックだ。
 その後、ポピュラーなクラシックやジョーン・バエズやPPMといったフォークソング系のCDを買ったりしたが、もっぱら車のオーディオで聞くためにカセットテープにコピーする程度であった。
 隠居のパソコン備忘録:(続)カセットテープやWebRadio を直接 デジタル録音して分割する方法(1)でも記録しているように、古いカセットテープにある音楽も、現在は mp3 ファイル化してライブラリーに残っているが、そのようにして集めたので曲数はしれている。
 LPが増える機会が2回あった。兄貴がJazz が好きでLPを随分ためていたが、新居に移ったときにLPプレーヤーを捨ててしまったらしく、LPを全部やるというのでもらってきた。それと、 広い一軒家から高級マンションに引越しされた老夫婦から、古いLP を引きとってくれないかという依頼があり、宅急便で送っていただいた。奥様がされていた仕事の関係で、レコード会社からもらった白盤のレコードも何枚かあるという。重い梱包をあけてみると、クラッシックやシャンソンのレコードに混じって、フォークソング、ラテンとジョーン・バエズ、アンディ・ウィリアムズの白盤が入っていた。
 LPの枚数は増えていったが、これをデジタル化することは、結構時間を消費する作業だったので、曲数的にはあまり増えていない。

   音楽ファイルが飛躍的に増えてきたのは、mp3 形式のようにデジタル・圧縮化してファイルを収集できるようになってからである。それと、ネット上で格安で mp3 ファイルをダンロードできるようなアメリカのサイト(eMusic)を見つけたことも大きい。その頃のブログを見ると2005年には常態的に、1ヶ月40曲くらいダンロードしていたようだ。eMusicというサイトから Jazz を中心としたダウンロードは2002年から2010年2月に日本ではダンロードできなくなるまでの9年間近く、4500曲(500曲/年X9)くらいをダウンロードした。
 2007年2月には、Live365 というサイトに、 Jazz専門のRadio Senbokuなる 自前の放送局(WebRadio) を開設した。そこにアップロードしたJazz のファイルは、主に上の方法で収集したものである。
 4年ほどしてから、Radio Senbokuにアップロードする曲を Jazz Piano Trio に特化した。これらの曲は、流石に上の方法で収集したファイルにはないので新たにアルバムを Amazon でダウンロードしたり、CDを買って、mp3 ファイル化した。Live365 の放送ルールでは、同じアーティストの曲は3曲以上連続で流せなかったから、多くのアルバムを持っていなければならなかった。これでまた、ファイルが増えてしまった。
 2016年1月に、著作権の問題で、Radio Senbokuは閉鎖せざるを得なくなった。
 この頃から、Radiko.jp や NHK のらじる★らじるといった IP サイマルラジオが普及しだした。と同時に、これらの番組を予約録音できるラジ録3(現在バージョンはラジ録11 となっている)のようなソフトが一般化してきた。
 私は、2015年2月ころから、このソフトを使って、らじる★らじるの深夜番組をほとんど毎日予約録音しだした。録音した番組は、以前に隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(1)にシリーズで記録したように、mp3 ファイル化している。これらの作業を毎日するには、なかなか時間が取れないが、毎日の録音は音楽CDの2枚分ぐらいあるから、確実にファイルは増加してきた。
 らじる★らじるの深夜番組によって、いままでほとんどライブラリーになかった歌謡曲・和製ポップス・童謡唱歌などのジャンルが増えた。
 このようにして無節操に収集した曲は、知らない間に2万曲ちかくになってしまった。これらの曲は、その時々の用途によって、適当にパソコンのHDDにフォルダーを作って収納してきたので、整理がつかなくなってきた。一念発起して、自作のデータベースを作ろうかとも考えたが、この IT の世界では、ライブラリ整理・編集機能を十分に備えた音楽プレーヤがあることが判明した。フリーソフト MediaMonkey である。音楽ファイルを扱う人たちには定番となっているようだ。長年付き合っているWindows Media Playerにも同じような機能があるが、検索がやりやすいなど、思い描いていたデータベースに近い。

MediaMonkeyの画面
;クリックすると大きな写真になります。

 上のスクリーンショットは、画面右上にある検索アイコンをクリックすると表示される下のようなポップアップ画面の全テキストフィールドに Tennessee とだけ入力し、OKボタンをクリックした結果である。

MMky_003.JPG

 抽出されたファイルを再生タグで、「今すぐ再生」を選択すると再生が始まる。再生中は、主画面の下に、再生中の曲の詳細と再生状況が表示され、その右上には、元のCDジャケットが表示される。邦楽では歌詞はFreeDB でヒットしないようだが、洋楽例えば Tennessee walz のような場合には、歌詞まで表示される。MediaMonkeyは音楽プレーヤーが本来の機能である。

 

2017年8月 4日

隠居のパソコン備忘録:ファイルの拡張子によって開くプログラムを設定する

当サイトの Studio YAMAKO では、年度別に「国内旅行地図」というページを開設している。現在、YAMAKOさんが、2017年に国内旅行した(訪問した)つど、その地点をプロットしマークを立て、そこに関連したブログ記事をリンクしている。
 ここで使用しているソフト(サービス)は、Google Maps JavaScript API V3 である。
(参照:隠居のパソコン備忘録:Google Maps API V3 で旅行地図を作成する
   隠居のパソコン備忘録: Google Maps API JS V3 でXML ファイルを読み込む
 この地図では、新しい地点を追加する毎に、XMLファイル(ここでは、V3_yamako_2017.xml)に地点情報を追加して対応している。このXMLファイルの編集には、XML notepad というXML に特化したテキスト編集ソフトを使用している。

XML notepad 編集画面
FFFTP-02.JPG


 この作業は、殆どの場合二階デスクに置いている Windows10 にアップグレードしたディスクトップパソコンで行っているが、時々一階居間においている今年購入したノートパソコンでも作業をする。作業対象となるファイルは、レンタル・サーバーー上にあるので、いずれのパソコンでもファイルを編集できる。
 ところが、新しいノートパソコンで XML ファイルを編集するソフト XML notepad が開かない。二階のパソコンでは、XML ファイルをダブルクリックするとXML notepad が立ち上がったのだが、新しいノートブックパソコンでは XML notepad をダウンロードしても、XML ファイルを編集するには、わざわざ XML notepad を開いて、編集するファイルを選択しなければならない。極めて不便である。
 それで、デスクトップパソコンと同様に、XML ファイルをダブルクリックすれば、XML notepad を開くことができないかと「Windows10 拡張子によって、開くプログラムを特定する」といった言葉でググってみると、いろいろとヒットするが、以下の方法で拡張子によって開くプログラムを指定することができることがわかった。

  1. Windows システムツールから、コントロールパネルを開く。コントロールパネルのプログラムを開く。
     
    コントロールパネル⇒プログラム画面
    panel-02.JPG
      
  2. ここで既定のプログラムあるファイルの種類を特定のプログラムでオープンを選択し、拡張子の .xml ライン(ここでは、既定のプログラムは、メモ帳となっている)を反転し、右上のプログラムの変更ボタンをクリックする。

    既定のプログラム⇒関連付けを設定する画面
    panel-04.JPG


  3. すると、ポップアップ画面に xml ファイルを編集する機能を持ったプログラムが表示される。XML notepad がインストールされていれば、XML Notepad 2007 が表示されるので、これを選択し、OK ボタンをクリックすれば、既定のプログラムが変更される。そして画面を閉じればいい。

    プログラムを選択するポップアップ画面画面
    2017-08-04 (3).png


 この方法で、例えば拡張子が mp3 のファイルを Windows Media Player で開くように指定できる。(Windows10 では、初期設定では、Groove ミュージックとなっている)

 なお、このブログを記載するにあたって、ポップアップ画面をキャプチャーした。その方法は、ポップアップ画面内にカーソルをおいて、Alt + PrintScreen キーを打てば、OneDrive のスクリーンショット フォルダーに保存されることが分かった。ついでに、記録しておきたい。

2017年1月24日

隠居のパソコン備忘録:2016年度確定申告 e-Tax

2018年度所得税の確定申告用の書類が揃ったので、11回目の e-Tax 申告に取り掛かった。
 今年も、昨年に比べると、変更点があるようである。年一回の作業なので、備忘録として記録しておきたい。
 今年の一番大きな変更点は、 e-Tax にはマイナンバーカードが必要になったことである。昨年から適用予定のようだったが、マイナンバーカードの発行手続きが遅れていた。この e-Tax のためにとっておいたカードを引っ張り出して、作業を始めることにした。マイナンバーカードが必要とされるケースは今までにない。

 次に気をつけたい点は、ブラウザの選択である。Windows10 に変えてから、ブラウザは、Microsoft Edge と Google Chrome にしているのだが、e-Tax は Internet Explorer11 でないとだめという。IT の世界はどんどん変化するが、その変化にはなかなか対応が追っつかないようだ。

 確定申告をネットで送信し受け付けてもらう(電子申告)には、国税庁が用意した「確定申告書等作成コーナー」で入力し、そのまま送信する方法と、e-Tax ソフトで申告書を作成し、それを送信する方法とがあるようだ。(参照:e-Taxと「確定申告書等作成コーナー」の違いは何ですか。)
 私は、「確定申告書等作成コーナー」を利用している。その流れは、下のようになっている。

e-Tax-001.JPG


 作成コーナーのトップ画面の<作成開始>ボタンをクリックすると、<e-Tax>か<書面提出>かを選択する画面になるので、<e-Tax>をクリックする。
 すると、「e-Tax を行う際の確認事項(準備編)」というページなり、準備が整っているかを次の事項で聞いてくる。
  • ご利用のパソコンの環境が推奨環境を満たしている
  • 電子証明書(マイナンバーカード・住民基本台帳カード等)を取得している
  • ICカードリーダライタを持っている
  • ご注意 事前準備セットアップの更新が必要です
  • 確定申告書等作成コーナーの利用規約に同意する
 ICカードリーダライタの設定確認や電子証明書(マイナンバーカード)の有効性については、プログラム(アプリ)の<公的個人認証サービス>にある<JPKI利用者ソフト>で確認することができる。上のページの→動作確認の方法はこちらをリンクすると詳細に解説されている。
 私の場合、ICカードリーダライタは、Sony Fellica Port/Passori 3.0.0 をつかっているが、 実行がOKの場合、次のようなメッセージ ポップアップが出る。

e-Tax-003.JPG

 また、<JPKI利用者ソフト>画面上の<自分の証明書>ボタンをクリックし、出て来るポップアップで、「署名用電子証明書」を選択するとパスワードが求められるので、マイナンバーカードを取得したときに登録したパスワードを入力すると下のような「公的個人認証サービス 利用者の署名用電子証明書」が表示される。有効性を確認すると、再度パスワードの入力が求められる。

e-Tax-005.JPG


 ここで、「事前準備セットアップの更新」は、行っているにもかかわらず、チェックが入らない。そのまま、<入力終了>ボタンをクリックすると、次のようなポップアップが出てくる。

e-Tax-002.JPG

 言われるまま再起動もしてみたが、このエラーメッセージは消えない。これを無視して、入力を続行した。

 次に、e-Tax 利用者識別番号の確認となる。過去に e-Tax をしておれば、16桁の利用者識別番号は持っているはずである。これのパスワードは、マイナンバーカードのパスワードとは異なる要注意である。
 案内に従って入力すると、情報検索というボタンに導かれ、パスワード変更画面となるが、これをキャンセルして、次の画面へ進む。これで、ようやく事前準備は終わりだが、これをきちんとやっておかないと、再度振り出しに戻ることになる。

申告書の作成

 最初に出てくる画面は、申告書の種類の選択である。私は、普通の年金生活者であるから、<所得税の確定申告書作成コーナー>を選択する。次に進むと、申告する内容によっての入力方法の選択が3択になるが、わずかばかりある株式の配当所得が気になって、右端の聞いてくる質問に答える(チェックを入れる、入れない)入力方法を選んだ。
 質問に答えるなかで、迷ったのは「配当所得がありますか」だった。所有上場株式の配当がわずかばかりある。株式の配当は、源泉控除されているので、普通には申告しなくていいようだ。それで、「いいえ」を選んだ。
参照:https://biz.moneyforward.com/tax_return/basic/final-tax-return-cash-dividend/

 質問に答える形で、入力していくと、下の図のように、入力スべき項目が一覧で表示される。

e-Tax-006.JPG

 私は、特定口座でのわずかばかりの株式譲渡益は、源泉徴収をとっていないので、申告項目になる。また、今流行りの「ふるさと納税」をわずかばかりしたので、寄付金控除の入力をする。
 後は案内されるまま、入力を行っていくと、所得税額が計算され、源泉徴収税額との差し引きで還付金が表示される。医療費の支払いが多額だったことが要因している。
 今回、一度送信が終わったのだが、そのあとに、国民健康保険料の支払い証明が届いた。これを無視するには、あまりにも多額すぎる。申告のやり直しができるのかと調べてみると、申告期限内であれば、再度申告をすればよいということが分かった。初めからやり直して、送信した。 どうやら、最新の申告を採用してくれるようである。このような時には、e-Taxは便利である。
 参照:http://www.e-tax.nta.go.jp/toiawase/qa/yokuaru05/02.htm

 昨年は、2月5日に還付金が振り込まれた。今年は、いつになるだろうか。

再送信してから、国税庁からのメッセージのうち還付金処理状況を覗くと「還付金処理はとりけされました。」というメッセージだった(2月11日)ので、所轄の堺税務署に申告に何か不備があったのか問い合わせてみると、送信が2回されているので、初めの送信による処理を取り消したというメッセージだということだった。2回目の処理が後日行われるということであった。2回目の「税務署からのお知らせ」(2月18日)でメッセージを覗いてみると、還付金処理をして、近々に指定銀行に振り込まれるということであった。
 2月18日に、堺税務署から下のような振込通知書が届いた。

20170218_kanpu.jpg

2016年12月24日

隠居のスマホ:Windows PCとandoid スマホと接続するときの覚え書き

PCをWindows10 にバージョンアップし、スマホ(SO-04H) のOS も android 6.0.1 となったので、どうも接続がうまくいかないときが出てきた。特に、USB での有線接続に少々てこづったので、現状での接続方法を覚え書きとして記録しておきたい。
 現在、PCとスマホとのファイルのやり取りは、ときにより、次の4つの方法から選択している。

  ・USBケーブルで接続する。
  ・クラウド(Google drive) を介して、PC とスマホでファイルを共有する方法
  ・Bluetooth 接続をつかう。
  ・ネットワークHDD(NAS)を使って、WiFi 接続する。

USBケーブルで接続する方法

  1. USBケーブルで、PC(DELL XPS、Windows10 Home)とスマホ(Sony Xperia-X android 6.0.1)を接続する。このUSBケーブルが曲者で手近にあるものを適当にさしても、うまく接続できないことがある。充電・データ転送用マイクロUSBケーブルが正解である。
  2. android 6.0 の設定画面で<開発向けオプション>を表示させて、<USBデバッグ>をON にしておく。
  3. 接続すると、android 6.0.1 では、Xperia画面が下のように表示されるので、【ファイルの転送(MTP)】を選択する。

    device-2016-12-12-093801.png

  4. 接続した状態で、PC Windows10 のエクスプローラーを開くと、下の画面のように、Xperia X が表示され、その下には、PHONE CARD というXperia の外部ストレージと内部ストレージのフォルダーが見える。右ボックスは、外部ストレージに含まれるフォルダーである。

    usb03.JPG

  5. 後は、通常の<ファイルを別のフォルダーにコピーする(移動する)方法>と同じである。
  6. Sony のスマホ Xperia では、PC companion (最新では、Xperia companion )というソフトをPCにインストールが勧められるが、このソフトが無くてもスマホとのファイルのやり取りはできる。
  7. スマホをPCから取り外す時は、一般的な<ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す>方法に従うことが勧められている。

 大量のファイルをやりとりする場合は、この方法が最も便利である。

クラウド(Google drive) を介して、PC とスマホでファイルを共有する方法。

  1. Google アカウントを取得する。大抵は、gmail アドレスがアカウント名である。
  2. PCにも、スマホにもGoogle drive をインストールする。インストールするときに、Google アカウントが必要である。登録すれば、15GBのフリーのストレージが使える。
  3. PC でも、スマホでも、見たいファイル(音楽、写真、PDFファイルなど)を、どちらからでも、自分が Google に登録したドライブ(ストレージ)にアップロードする。
  4. このようにしておけば、PC からでもスマホからでも Google ドライブにあずけているファイルにアクセスでき、実行することができる。
  5. スマホの Google drive には、スキャン機能があり、手書き文書などをスマホのカメラを使って写し、これをPDF 文書として Google ストレージにアップロードできる。
  6. クラウド コンピュータを利用するには、私の場合 X-plore というスマホアプリを利用している。方法については、<スマホのファイルを整理するソフト X-plore file manager>に詳しく記録している。


PC での Google drive の画面
クリックすると大きくなります
スマホXperia での Google drive の画面
クリックすると大きくなります
drive01.JPG device-2016-12-15-172320.png


 Google drive については、次のページに詳しい。
 https://tools.google.com/dlpage/drive/index.html?hl=ja#eula

 Google のストレージを Google アカウントを持つ人に特定のフォルダーを共有する許可を与えることによって、ファイルを転送できる。 

Bluetooth を使って、PC とスマホを接続する方法。

  1. PC(Windows10) とスマホ(Android 6.0.1)のペアリングをする。
    ペアリングを表示するスマホ(Android6.0)の画面
    (「設定」?「詳細設定」?「Bluetooth」)
    1CBM4W1 という機器がパソコンである。他の機器は、カーオーディオ、ワイアレス・イヤホン、オーディオである。
    ペアリングを表示するPC(Windows10)の画面
    (「設定」?「デバイス」?「Bluetooth」
    Xperia X Perfomance というのがスマホである。
    ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
  2. スマホ(Android 6.0.1)から、PC(Windows10)に、ファイルを送信するときは、次のようにする。スマホでとった写真をPCに送る場合を例にしたい。まず、スマホ側の操作。
    PCに送信したい写真
    アルバムから
    共有アイコンをタップする
    すると色々な共有ツールが表示される
    Bluetooth アイコンをタップする
    するとペアリングしている機器が表示される
    1CBM4W1 がPC である
    ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
  3. PC側の準備。スマホ側で送信先機器(この場合、PC:1CBM4W1)をタップする前に、PC の右下タスクバーにある Bluetooth アイコンsnp003.JPG(大抵の場合、インジケータに隠れている)を右くりっくする。表示されるポップアップ画面の<ファイルの受信>をクリックして、スマホ側で送信先機器(この場合、PC:1CBM4W1)をタップすると送信が始まる。
    タスクバーのBluetooth アイコンを右クリックする<ファイルの受信>をクリックした時の画面。
    クリックすると大きくなります。
    受信が成功した時の画面
    保存先のフォルダーは自由に選定できる。
    クリックすると大きくなります。
    ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
  4. PC からスマホにファイルを送信する時は、次のようにする。音楽ファイルをPC からスマホに送信する場合を例に説明する。
  5. PC のエクスプローラーを開いて、転送するファイル(フォルダーの転送はできない)を選択し右クリックする。表示されるリストから、<送る>をクリックすると表示されるリストから<Bluetooth デバイス>をクリックするとペアリングされている機器が表示される。
    エクスプローラの画面
    snp007.JPG
  6. ペアリングされている機器(ここの場合、Xperia X)をクリックすると転送が始まるが、mp3ファイル一曲でも、重たくて転送に失敗する。圧縮して送れば、なんとか転送できるが、これでは使えない。PC からスマホへの転送は、上記のUSB 接続や Google drive のようなクラウドサービスを使うのがいいだろう。


ネットワークHDD(NAS)を使って、PC とスマホをWiFi 接続する。

 この記事を書くために、私が使用しているNAS Synology DS115j を再度見直していると、知らないことがいっぱい出てきた。それで、NAS については、ページを改めて記録することにしたい。
 現在は、上記で説明しているスマホのアプリ X-plore を使って、PC に外部HDD的に接続している NAS DS115j を家庭内 LAN から専らファイル受信のために使用している。

2016年10月15日

隠居のパソコン備忘録:ヤマレコ掲載の山行き記録から Yahoo! 地図を印刷する

Walking が好きで、いろいろな街道などを歩き回っている友人から、「ヤマレコ」というサイトに掲載されている山行き記録から、Yahoo!地図をコピーし印刷できる良い方法がないかとの相談があった。
 このヤマレコには、全国山好きな人たちが登山記録を投稿しており、山行きの計画をする人は参考にしているようだ。この記録の中に、「地図/標高グラフ」という項があり、その中の<Yahoo! 地図>をトリミングして印刷したいという。このヤマレコには、「地図プリで印刷」というサービスが提供されているが、これではあまり役に立たないらしい。
 パソコンに表示される画面を切り取って印刷するには、Windows10 で提供されている OneNote を利用するのが便利と思う。従って、以下に記録する方法は、何もヤマレコの地図をトリミングし印刷することに特定しているわけではない。Web のページの一部を切り取って印刷する場合には、全て適用できる。

例示として、ヤマレコの記録ID:378410 で投稿されている阪急芦屋川駅から有馬温泉までのハイキング記録で表示される地図の印刷の手順を記録してみたい。

  1. Windows10 のブラウザ Microsoft Edge を立ち上げる。
  2. ヤマレコのサイトから、記録ID:378410 を開き、地図/標高グラフの項を表示する。
  3.   
  4. 地図から、Yahoo! 地図を選択する。
  5. 画面左上の縮尺バーを使って、好みの大きさに画面を拡大し、印刷したい部分を画面に表示する。
  6. Edge の画面右上にある、<Web ノートの作成>アイコンyamareko02.JPGをクリックして、OneNote を立ち上げる。
  7. すると左上に、クリップ・アイコンyamareko01.JPGが表示されるので、これをクリックすると、画面が半透明に黒く反転し、「コピーする範囲をドラッグする」と大きく表示される。
  8. 画面上で十字のカーソルキーをマウスでドラッグして印刷したい部分をトリミングする。その状態で、右上の<Web ノートへ保存>アイコンyamareko05.JPGをクリックする。
  9. すると、下のようなポップアップ画面がでるので、保存ボタンをクリックする。このとき、デフォールトでは、保存するページは「クイックノート」になっている。もし、ページがすでに作成されている場合には、そのページを選択してもよい。

    yamareko07.JPG

  10. 保存ボタンをクリックすると「ノートが保存されました。<ノートを表示>」というポップアップがでるので、<ノートを表示>ボタンをクリックする。
  11. すると、下のように OneNote の<ホーム>に、印刷したいページが表示される。

    yamareko11.JPG

  12. ここで、画面左上のナビゲーション・アイコンyamareko12.JPGをクリックすると、 下の画面のように、印刷ボタンが表示されるので、これをクリックすれば、設定しているプリンター で印刷することができる。

    yamareko10.JPG

     map の異なる部分を印刷するには、上の順序を繰り返せばよい。
  13. 上記のように、ホームページから印刷はできるのであるが、できれば<fromYAMAREKO>というようなページ(フォルダー)を作っておいて、そのページに保存しておきたい。
 なお、例示に取り上げたハイキングのルート表示は、スマホの「山旅ロガー」というアプリをつかっているようだ。
 ヤマレコの有料サイト プレミアム(月額360円)を使えば、スマホに目的とする地図が見られるようだ。

2016年7月22日

隠居のパソコン備忘録:Windows10 で、Windows Media Player が機能しなくなった時の対処

Windows10 にアップグレードしてから、Windows Media Player (WMP)が機能しなくなったという話をよく聞く。今までは、Windows で普通の設定をしておれば、音楽ファイル(殆どは、拡張子に .mp3 がついたファイルと思うが。)をダブルクリックするだけで、WMP が立ち上がり音が聞こえてきた。
 だが、Windows10 ではデフォルトの音楽プレイヤーソフトに「Grooveミュージック」という新しいアプリが設定されており、mp3 などの音楽ファイルをダブルクリックすると、Grooveミュージックが立ち上がり音が聞こえてくる。これでも音楽を聴くには困らないのだが、従来から WMP で聴いてきたし、 音楽CDから曲を mp3 ファイルとして取り込むことや、mp3 ファイルから音楽CDを作成することなどはGrooveミュージックではできない。
 既定の音楽プレーヤーを WMP にすることは、比較的簡単である。
 再生しようとする音楽ファイルを右クリックすると表示されるポップアップの一番下「プロパティ」をクリックすると表示されるポップアップ画面では、<プログラム>は初期ではGrooveミュージックとなっている。
この画面の、「全般」タブ→<プログラム>の項で「変更」ボタンをクリックすると表示されるポップアップ画面で「その他のオプション」→<Windows Media Player>を選択して「OK」する。
すると、<プログラム>は Windows Media Player に変わるのでので、画面右下の「適用」→「OK」で終了すると、すべての音楽ファイル再生プログラムは、WMP に変わる。

WMP.2?10.JPG? WMP.2?12.JPG? WMP.2?11.JPG

 

これで、Windows7 のときのように、音楽ファイルをダブルクリックすると、WMP で再生されるようになったので喜んでいると、、何の拍子かクリックしても2?3分反応がなく、次のような画面が出て、再生しなくなった。

WMP.2?01.JPG


 "Windows10 WindowsmediaPlayer サーバーの実行に失敗しました" というような検索語で、ネットでググってみたが、幾つかのページはヒットするものの、なかなか的確な解決策は得られなかった。
 その中で、ベガサイトというサイトに、「windows 8.1 media player サーバの実行に失敗しました」というページがあり、この方法を試みてみることにした。
 ここに書いてある「Windowsの機能の有効化または無効化」は、Windows10では、「コントロールパネル」?「プログラム」?「プログラムと機能」の一項目としてある。

WMP.2?03.JPG

 <Windowsの機能の有効化または無効化>をクリックし、表示される画面を下のほうにスクロールすると下の画面のように、「メディア機能」という項目が表示される。

WMP.2?05.JPG

 これを見ると、「メディア機能」→<Windows Media Player> にはチェックが入っているのだが、これを外して無効化して、再起動をかけてみた。再起動後、同じ画面を開いて、「メディア機能」→<Windows Media Player>にチェックを入れて有効化してみると、今度は音楽ファイルが再生できるようになった。
 ただ、「Windowsの機能の有効化または無効化」を開いて、メディア機能を、無効→再起動→有効→再起動 としてみてもうまくいかなかったという報告もあるので、万全の対応策ではないかもしれない。

2016年7月19日

隠居のパソコン備忘録:パスワードを省略して、Windows10にログインする

Microsoftアカウントを登録してWindows10へサインインすると、必ずログイン時にパスワード(アカウントの登録には、8桁以上のパスワードが求められる)を求められて煩わしい。パスワードが求められる前の初期画面は、アクセスするたびに変わる美しい画面(全画面写真)で楽しいのであるが。
 初期設定では、Windows10 へのサインインは、前回パソコンを閉じるときに、シャットダウンしたか、あるいはスリープで閉じたたかのどちらかでもパスワードを求められる。使っているパソコンは、自分だけしか使わないデスクトップ・パソコンだから、そこまでの厳密なセキュリティは必要ない。 

 これらのパスワードを省略する方法は異なるので、二つの方法について、備忘録として記録しておきたい。

シャットダウンした次のサインインでパスワードを省略する設定

  1. 画面下のツールバー左にある検索アイコンlogin-01.JPGをクリックすると出てくるボックス下の「WebとWindowsを検索」の枠に、「netplwiz」と入力し、検索結果上部に出てきた「netplwiz」を選択する。

    login-04.JPG

  2. すると下のように、「ユーザーアカウント」ウィンドウが表示されるので、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックをはずす。

    login-02.JPG

  3. チェックを外して「OK」を選択すると、下のような「自動サインイン」というポップアップが出るので、指定された枠に、Microsftアカウントの「ユーザー名・パスワード」を入力する。

    login-03.JPG

  4. 「OK」を選択して、再起動をかけるとパスワード無しに、Windows10 が立ち上がる。

スリープで閉じた時の次のサインインでパスワードを省略する設定

  1. 画面下のツールバー左にある windows アイコンlogin-12.JPGを右クリックすると出てくるポップアップから「コントロールパネル」を選択する。(このポップアップ画面には、今まで実行した操作の履歴も出てくるようだ。例えば、ここでは「プログラムと機能」「電源オプション」)

    login-11.JPG

  2. コントロールパネルをクリックすると、出てくる画面から、「ハードウエアとサウンド」を選択すると下のような画面が出てくるので、ここで「電源オプション」の<スリープ解除時のパスワードの要求>を選択する。

    login-13.JPG

  3. 出てくる下のようなシステム設定画面で、<現在利用可能でない設定を変更します>をクリックする。

    login-14.JPG

  4. 出てくる画面で、<スリープ解除時のパスワード保護>の項で<パスワードを必要としない>を選択する。

    login-15.JPG

    このように設定しておくと、スリープ解除時にパスワードを求められることはない。


2016年7月18日

隠居のパソコン備忘録:Windows10 を使う:新しいブラウザ Microsft Edge で Google IME ユーザ辞書を使う

6月になって、しばらく無視していた Windows10 へのアップグレードへの誘いで、無料アップグレードは7月一杯で打ち切ると言ってきた。パソコンのOSは、Windows にしているから、いずれアップグレードはしなければと思っていたので、暇を見てアップグレードを実行した。なにやかやと支障は出るだろうと覚悟はしていたが、今回はいつものアップグレード(例えば、XP から 7 に)に比べて、何事も無くすんなりと終わった。
 Windows10 には、Windows7 にはない(ちなみに私は、Windows8 は経験していない)機能が多くあるが、Windows7 でしていたことは、少々手順は異なるもののできるようだった。
 例えば、見失ったファイルの検索は、Win7 では、スタートメニューの下に表示される検索ボックスにファイル名(フォルダー名)の一部を入れて探していたが、Win10 では検索ボックスはパソコン画面下にツールバーに表示され、検索対象も Web も含まれる広範囲になっている。自分のPC内を検索するには、エクスプローラを開いて、目指す場所(例えば PC ドライブ ) を選択して、画面右上部に表示される検索枠にファイル名(フォルダー名)の一部を入力しすると検索を始めてくれる。実は、Win10にアップグレード時に見失ったフォルダーはこのようにして発見した。(実は、Win7 でも同様の方法で検索できることを今になって知ったのだが。)
詳細な方法については、「Windows 10で、フォルダー内のファイルを検索する方法について教えてください。」を参照。

 Win10 になって最も大きな変化は、インターネットのブラウザが、従来の Internet Explorer に変わる Microsoft Edge が出現したことである。もちろん、InternetExplorer(11) も動くのであるが、どうやら Microsoft は Edge に移行していこうとしているようだ。
  早速、Microsoft Edge でネットサーフィンを始めた。操作方法は、Google Chrome とほぼ同じである。新しいタグページを開くと、Chrome と同じように画面中央に検索ボックスが表示される。検索エンジンは、マイクロソフトのBingということである。(新しいタブページでの検索エンジンを Google に変更することを試みたが、現在のところ上手くいっていない。)
 ネットサーチするときには、この検索ボックスに検索ワードを入力して目標とするページを探すのであるが、 MS Edge では Google IME による日本語入力ができない。
 Movable Type でのブログ記事作成は、ブラウザ Chrome で行う。 Chrome の作成画面の方が、Internet Explorer より何かと便利がいいからだ。それに、メールは専ら Gmail をつかっている。その結果として、Google IME のユーザー辞書にかなりの単語登録がされている。例えば、"さんくす"と入力し変換すると"ありがとうございます。"と表示される。また、ブログ作成では、しばしば HTML コードを入力するが、あまり使わないコード、例えば、フォントを青色にするときに使うコード "<font color="#0000ff">" は、"あお"と入力して変換すれば出てくるようにしておけば、6桁の番号を覚えていなくてもいい。だが、Microsoft Edge ではこの辞書が使えない。
 Google IME には、MS IME のユーザ辞書をインポートする機能はあるのだが、その逆はない。それで、ネットで方法を探ってみると次の方法で、できることが分かったので備忘録として記録しておきたい。

Google IME ユーザ辞書をMS IME にインポートする方法

  1. Google日本語入力の辞書をエクスポートする
    • Google Chrome を開き、使用辞書をGoogle IME にすると下のように画面下段ツールバー右に、Google IME のアイコンと文字種(ここでは"あ")が表示される。

      IME-01.JPG

    • この文字種"あ"(小文字の場合は"A")を右クリックして出るセレクトボックスから「辞書ツール」を選択すると出る画面で、上の「管理」タブをクリックすると、下のような画面になる。

      IME-02.JPG

    • このセレクトボックスから、ユーザ辞書1を選んで「選択した辞書をエクスポート」をクリックすると名前をつけて保存することを要求してくるので、デスクトップにでも、"Google-IME" とでも名前をつけて保存する。

  2. 辞書の文字コードを変更する
        
    • Google-IMEの辞書コードは、UTF-8 なので、MS IME の辞書コードである ANSI に変換する必要がある。この変換方法は、このエントリーを書くにあたって参考にさせてもらったTanweb.net というサイトの「Google日本語入力の辞書をMicrosoft IMEへ引き継ぐ方法」では、辞書保存の画面下部には、文字コードを示すボックスがあるが、私の環境では表示されない。表示する何か方法があるのかもしれないが、見つけられなかった。
       それで、愛用しているテキストエディターの「秀丸」で、UTF-8 を Shift-JIS に変換した。Microsoft の ANSI というコードは、Shift-JIS をベースにMicrsoft 独自の加工をしている。
    • Shift-JIS に変換したファイルは、同じくデスクトップに保存する。

  3. Microsoft IME ユーザー辞書へインポートする
    • 今度は、MS Edge を開いて、日本語入力を Microsft IME にすると下のように画面下段ツールバー右に、Microsoft IME のアイコンと文字種(ここでは"あ")が表示される。

      IME-03.JPG

    • この文字種"あ"(小文字の場合は"A")を右クリックして出るセレクトボックスから「ユーザ辞書ツール」を選択すると出る画面で、上の「ツール」タブをクリックすると、下のような画面になる。

      IME-04.JPG

    • ここで、「テキストファイルからの登録」をクリックし、さきほどコード変換したテキストファイルを読み込むとユーザ辞書に Google IME の辞書が読み込まれている。


このように、Microsft IME と Google IME に同じユーザ辞書を登録しておけば、ブラウザが Google Chrome でも、Microsft Edge でも同じユーザ辞書を使うことができる。 ただし、MicrosoftEdge では、Google IME 日本語入力はできない。 

2015年11月29日

隠居のパソコン備忘録:Googleドライブを使って、友人とファイルを共有する

私はラジオ深夜便などで録音した楽曲などを編集したファイルをGoogle drive に収納している。これらのファイルを友人と共有することがある。この共有する方法をパソコン初心者でも理解できるように、そして自分自身の備忘録として記録しておきたいと思う。なお、この記録は、Windows7 のパソコンで録音・編集したMP3ファイルを友人と共有することを前提としている。確認はしていないが、Windows8、10でもほぼ同じ動きをすると思う。

  1. Google ドライブとは、Google が提供するサービスのひとつである。
  2. Google はたくさんのクラウド・サービスを提供しているが、その中のひとつである。
  3. クラウドサービスとは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するものである。詳しくは、次のページが参考になる。
     クラウドサービスとは?
  4. Googleドライブは、インターネット上のストレージサーバーにユーザーのファイルを格納できるオンラインストレージサービスである。つまり、パソコンのハードディスクと同じように、インターネット上に、自分のハードディスクを持っているようなものである。このディスク(キャビネットと考えれば理解しやすい)は、インターネット上にあるから、インターネットにアクセスできる環境にあれば、そして、そのキャビネットの持ち主が許可をしてくれれば、その中のホルダーやファイルを覗いたり、コピーしたりすることができる。
  5. 他人のGoogle ドライブにあるフォルダーを共有するには、自分自身もGoogle ドライブを登録しておいたほうがいい。Google ドライブは、容量に制限(15GBまでフリー)はあるが、だれでも無料でもつことができる。 Google ドライブを利用するには、Google のアカウントを登録しておく必要がある。
  6. Google アカウントの作成は、次のページからできる。
      https://accounts.google.com/signup
    Google アカウントをもっておれば、Google が提供するWeb メールである Gmail などを利用することができる。
  7. Google ドライブを利用するには、Google が開発し進展するブラウザー chrome をインストールしておきたい。Microsoft が開発したものが、Internet Explorer で、Google が開発したものが Google chrome である。私のブログ・サイトへのアクセスでは、最近は Google chrome からの方が圧倒的に多い。(これは、多分タブレットからの訪問が多いことも原因していると思う。その証拠に、 Safari(Apple社(Mac)が開発したブラウザー)が一番おおい。iPad からのアクセスだろう)
     Google chrome のインストールは、google でも、Yahoo でも、「chrome インストール」で検索すると出てくる 「Google Chrome のダウンロードとインストール - Chrome ヘルプ」のページで容易にインストールすることができる。
  8. インストールした Google chrome 開く。開くと画面の右上に並ぶアイコンからGoogle アプリ アイコンdrive02.JPGをクリックすると次のようなアイコン一覧が表示される。
    (この一覧でわかるように、Gmail や You Tube、Google map、スケジュール帳(カレンダー)など色々なアプリへのアクセスが、この一覧からできる。)

    drive03.JPG

  9. 上の一覧から、Google ドライブのアイコンdrive04.JPGをクリックすると、次のようなGoogle ドライブの画面となる。

    drive05.JPG

  10. 一方、ファイルを共有させてくれる友人(Aとする)に、自分(Bとする)の Google アカウント(=gmail アドレス)を通知しておくと、A が B にファイルの共有を許可する(許可するのに B のアドレスが必要)ことができる。許可すると、B の Gmail に、例えば、下のようなメールが届く。この例では、A=Sxxxx Nxxxxx が、B=自分に、Rxxxxtic Cxxxxxt というキャビネットの閲覧を許可してくれている。

    drive060.JPG

  11. このようなメールをもらったら、Google ドライブを開き、画面左メニューの「共有アイテム」をクリックする。すると、以下のような画面となる。ここでは、ギャラリー表示になっているが、リスト表示にすることもできる。

    drive071.jpg

  12. この例では、Rxxxtic Cxxxxxt というフォルダ(キャビネット)をダブルクリックすると、次のようにその中身(フォルダ)が表示される。ここでも、ギャラリー表示になっているが、リスト表示にすることもできる。

    drive081.JPG

  13. 中身を知りたいフォルダをダブルクリックすると、次のようにフォルダの中身ファイルが表示される。ここでも、ギャラリー表示になっているが、リスト表示にすることもできる。

    drive091.jpg

  14. どれかファイル(曲)をクリックすると、次のような画面が出て、MP3 ファイルの再生が始まる。(このプレーヤーは、WindowsMediaPlayer ではない。)

    drive10.JPG


    Google ドライブの画面右上にある設定アイコンdrive11.JPGをクリックして表示されるポップ画面から「設定」をクリックすると表示される画面の左メニューの「アプリの管理」を選択して表示される次の画面の下の方にある「Music Player for Google Drive」の デフォールトで使用 のチェックを入れておくと、再生は Music Player で行われる。だが、無理に「Music Player for Google Drive」にすることはない。

    drive12.JPG

  15. このようにして気に入った曲をダウンロードして、車で聴くなど、何らかのメディア(CDやSD、スマホなど)に転送したいことが多い。
    複数曲をまとめてダウンロードするには、ダウンロードしたい曲をクリックして文字を反転させ、右クリックすると表示されるポップ画面から「ダウンロード」を選択する。
     フォルダ(=アルバム)ごとダウンロードするには、12. の画面で表示されているようなフォルダ名を右クリックすると表示されるポップ画面から「ダウンロード」を選択する。
     すると画面右下に、下のようなポップ画面がでて、ファイルの圧縮作業が始まり、少し時間がかかる場合もあるが、画面エクスプローラーの「User」フォルダー下の「ダウンロード」にある個人名のフォルダーにダウンロードされる。

    drive13.JPG

    drive14.JPG

    drive161.jpg

  16. ダウンロードした曲をスマホ・タブレットやそれを通じて(bluetooth で)車のオーディオで聴く方法については、【隠居のスマホ備忘録:スマホのファイルを整理するソフト X-plore file manager】に記録しているので、参考にして欲しい。この方法では、Google ドライブからダウンロードする必要はない。


 昨年12月からほぼ毎日、らじる★らじるを通じて録音・編集したラジオ深夜便のアルバム(フォルダ)を Google ドライブにアップロードしてきた。その数は数えたことはないが、200以上になるだろう。著作権の問題は多少あるのだろうが、親しい友達に開示することは、商売にしているわけではないので、問題ないと思っている。どうぞ、楽しんで頂きたい。

2015年9月13日

隠居のパソコン備忘録:ラジオ深夜便を録音・編集したフォルダーにレーベルを付加する

隠居のスマホ備忘録:スマホのファイルを整理するソフト X-plore file managerで、記録したように、NHK FM 深夜便の Romantic Concert 及び にほんの歌こころの歌 を録音し編集したフォルダーをスマホに転送している。(参照:スマホのファイルを整理するソフト X-plore file manager

スマホに転送したファイル(フォルダー)は、Google Play Music で再生する(スマホのSDカードに収容したファルダーは Play Music で表示される)のだが、このときファルダーはアルバムとして表示される。このアルバムは、当然ながら市販のものではないので、下のような図柄で表示され、内容が判別しがたい。

NHKFM-031.png

例えば、Amazon デジタルミュージックで、高橋真梨子の Clachic というアルバムをダウンロード購入すると曲と同時に下のように、Folder.jpg と AlbumArtSmall.jpg というファイルがついてくる。

Amazon01.JPG

ネットでいろいろとサーチしてみると、どうやら mp3 ファイルを集めたフォルダーに、アルバムのカバーとする画像を Folder.jpg として置いておくと Windows Media Player などのミュージックプレーヤーで再生するときに、その画像が表示される。

ラジオ深夜便の Romantic Concertでは、年別にヒットした pops を特集したような番組がある。この特集はその年のできごと(アンカーがアナウンスしてくれる)やその時に流行った曲などを思い出して懐かしい。このような特集では、その時のアンカーの写真をアルバムカバーとしておけば、スマホのX-plore では,下のスクリーンショットのように表示される。これをスマホの SD にコピーしたあと、Google Play Music のアルバムリストを表示すると下の右のような表示となり、例えばアンカーの須磨佳津江さんの写真が表示されるから選択する時に区分しやすい。

NHKFM-02.png     NHKFM-033.png

このように、ラジオ深夜便を録音・編集した mp3 ファイルを集めたフォルダー(アルバム)に、区分しやすい画像を置いておけば、選別がしやすくなる。

2015年8月23日

隠居のパソコン備忘録:キーボードで安全にパソコンをシャットダウンする方法


先日、突如パソコンの画面上からカーソルが消えてなくなり、マウスを動かしても全く反応しなくなった。こうなるとお手上げである。仕方なく、電源をコンセントの部分から切った。
 電源を入れ直すと通常通り起動ができたが、やりかけの文書作成は保存されておらず、作成作業のやり直しになった。それでは困るので、ネットでそのような場合の対処法をサーチしてみると、以下の方法があることが分かった。備忘録として記録しておきたいと思う

環境はDELL XPS、マウスUSB接続、 Windows7 の環境での実験であるが簡単である。

  1. 画面上からカーソルが消えた時、キーボード下段にある Windowボタンkey-window.JPG(【Ctrl】と【Altl】キーの間にある)をクリックする。

    DSC00657.JPG

  2. すると、下のように、スタートボタンをクリックした時のポップアップが出てくるので、キーボードの矢じるしボタン → ↓ ↑ ← を使って、【スリープ】まで辿り着きクリックすれば、パソコンはスリープ状態になる。

    shutdown-01.JPG

  3. 実験では、Enter キーをクリックするなどして、スリープ状態を解除すると、スリープ前の状態に戻り、やりかけの作業が残っていた。
    ただし、マウスの機能が失われるのは原因は一つではないだろうから、必ずしもこの方法でうまくいくという保証はない。

  4. もしこれでうまくいかなければ、電源を切るしかないが、たいていの場合は電源のスイッチを長押しすればいいようだ。電源コンセントからコンセントを引きぬきことはない。



 

2015年8月12日

隠居のパソコン備忘録:DVD movie から音声のみを取り出す

落語好きの友人がいる。落語百選といったDVD(Digital Video Desk)をたくさん持っているらしい。これらのDVDから音声のみを取り出すことはできないかと相談を受けた。車で音楽を聞くように聞きたいという。
 DVDというものはほとんど持っていないので、これらから音を取り出すというような試みは、今までしたことがなかった。一度トライしてみることにした。

"DVD 音声を取り出す" でググってみると DVD Decrepter というオープンソースがヒットした。これを使って、試しにどこかで格安で買っていた音楽DVD 「ニューオーリンズ」からルイ・アームストロングの演奏を取り出すことを試みた。うまくいったので、友人から落語のDVDを送ってもらって、音声をとりだし、MP3ファイルとしてCDに焼いて提供した。方法について備忘録として記録しておきたい。

友人に送り返してしまったので、手元に落語のDVDはないが、アカデミー賞受賞作品「明日に向かって撃て!」のDVDがある。この映画の音楽を担当しているバート・バカラック作品の曲の取り出してみた。例として、方法を記したい。PCの環境は、Windows7(64bit) である。

DVD から音声を取り出す方法

  1. DVD Decrypter を起動する。Decrypter は、V3.5.4.0 で開発中止となっているようだ。日本語化ファイルもあるようだが、Windows7 64bit ではうまく動かなかったので、英語版のまま使った。
  2. 音声を取り出すDVD を再生ドライブに入れると、DVDのタイトルが認識される。Decrypter の設定は、下のスクリーンショットのように、Mode は IFO に、右フレームでは、 StreamProcessing を選択する。
     EnableStreamProcessing にチェックを入れ、下のリストから Audio の項目中から音声を取り出そうとする項目を選択する。下のラジオボタンでは、Demux をチェックする。
     左の Destination で保存したいホルダーを表示する。右のホルダー アイコンをクリックするとエクスプローラが表示される。

    decrypter-001.jpg

  3. 上の DVD⇒HDD アイコンをクリックすると下のスクリーンショットのように音声の取り出しが始まる。

    decrypter-002.jpg

  4. 取り出した音声ファイルは、「VTS_01_1 - 0x81 - Audio - AC3 - 2ch - 48kHz - DRC - Japanese - DELAY -85ms.AC3」と言うような名前で拡張子が .AC3 と付いている。このままでは、一般的に使えないので、mp3 に変換する。
     私は、音声ファイルの変換は、フリーの Switch Sound File Converter というソフトを使っている。このソフトを使えば、ほとんどの音声ファイルは変換してくれる。変換したファイルは、適宜名前を変更した。

    decrypter-003.jpg

  5. 落語など、始めから終わりまで続けて聞くファイルは、そのまま使用できるが、 ファイルの一部を取り出すには、Roxio Sound Editor を使えば良い。方法については、【隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(2)】に記録している。

取り出した音声ファイルの例として、DVD「明日に向って撃て!」 の中で流れるバート・バカラックの曲をアップした。DVD 中の soundtrack を抜き出すのは、いささか time consuming の作業ではあるが。
日本語台詞入りRaindrops Keep Fallin'on My Head
上の再生マークをクリックすると音が聞こえてきます。ただし、MP3 Player が必要です。

2015年3月 6日

隠居のブログ備忘録:stereaming file の設置方法


 パソコンで音楽を聞くときは、Radio Senbokuが専らであるが、たまには Jazz 以外も聞きたくなる。そんなときのために、ブログの掲載に使っているレンタルサーバーに、classical, pops, country などのストリーミングファイルをおいて、これにアクセスして聴いている。著作権に問題があるので公開することはできないが、自分用にはID とパスワードを入力すれば、音が流れる仕掛けにしている。
 この方法は、2009年の春に【隠居のHP備忘録:mp3 streaming file(.wax) をウェブ・ページからリンクさせる】に書いたように、Internet Explorer の環境下で Windows Media Player でしか再生できない。自分用の streaming file だから、それで問題ないのだが、最近使用者が増えている Google Chrome の環境下でも(私が導入しているアクセス解析ツールの Research Artisan Lite によれば、ブログに訪ねて来られる方の半数以上は、Chrome である。それに、iPad からのアクセスも多いのか、 browser は Safari も多い。) 、音が流れるようにしたいと思い、最近の情勢を探ってみると、IT の世界の進化は激しく、Hellium Audio Joiner というフリーソフトが出ていることが分かった。これで、手持ちの mp3 ファイルから streaming file を作成して、レンタルサーバーにアップロードして、Google Chrome でアクセスしてみると、聴くことができるのが分かった。

 このソフトを使って、従来の streaming file も、.wax ファイルから、新しい joined file(拡張子も.mp3 となる)に置き換えた。方法について、備忘録として記録しておきたい。

 Hellium Audio Joiner(HAJ) を使って、streaming file を作成するのは、極めて簡単である。【隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(3)】に記載した方法で、NHK らじる★らじるの深夜便で録音し、切り出した Farank Sinatra & His Friend の曲(mp3ファイル)を、streaming file にする手順を例に記録しておきたい。

  1. まず、HAJ を立ち上げ、ツールバーの左端にある「フォルダーの追加」ボタンをクリックすると表示されるポップアップ画面で、streaming file にする曲の入ったフォルダー(FrankSinatra&HisFriend)を選択する。

    AudioJoin-01.JPG

  2. 選択して、OKボタンをクリックすると、次のように結合するファイルが表示される。

    AudioJoin-02.JPG

  3. ツールバーの「オプション」をクリックすると表示される画面で、曲間の無音部分の秒数を指定できる。

    AudioJoin-03.JPG

  4. このような設定をして、先の画面の右下にある「ファイルの・・」AudioJoin-08.JPGボタンをクリックすると下のように、結合ファイルを保存する場所の指定画面が表示されるので、適切なフォルダーを指定し、好きなファイル名を入力する。

    AudioJoin-05.JPG

  5. ここで、「保存」ボタンをクリックすると、結合ファイルの作成が始まる。この結合ファイルを作成する時は、時間がかかるが、進行状況を表示してくれる。

    AudioJoin-06.JPG

  6. 次のような画面が出て、結合ファイル(streaming file) の完了を知らせてくれる。

    AudioJoin-07.JPG

  7. 保存された streaming file を再生するには、普通の mp3 file を再生するのと同じであり、私の場合には Windows Media Player で再生される。


 このようにして作成したNHK らじる★らじるの深夜便で録音し、切り出した mp3 file の streaming file をアングラの web ページに配して、ブログ ページから音が流れるようにした。著作権の都合で、公開できないのが残念である。

2015年1月10日

隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(3)


 このシリーズの最後のエントリーとして、録音から切り出した曲のファイルに、MP3タグ(ID3タグ)を付加する方法を記録しておきたいと思う。

 前回記録したようにらじる★らじるのラジオ深夜便などから切り出したファイルには、ラジオ深夜便のブログのようなページを参考にしてファイル名をつけることができる。
 ただ、このようにして切り出したMP3ファイルには、ID3タグを付けて置いたほうがいい。私はパソコン内に収納している音楽のデータベースとして、WindowsMediaPlayer(WMP) のライブラリーを使っているが、収納している曲にアーティストやアルバム名などが付加されていると検索しやすい。音楽CDなどを取り込んだ場合には、そのCD に付加されている ID3タグが自動的に記録されるので、検索はほとんど問題はない。
 だが、今回のように、ラジオ番組を録音して取り出した曲にも、面倒でも ID3タグをつける作業をしておきたい。
 2014年12月26日のラジオ深夜便で放送されたチャプリン映画のテーマ曲特集の切り出しを例として、記録しておきたい。
 ファイル名は、前回利用させてもらったラジオ深夜便のブログを使ってもいいのだが、曲名などの英語表記がない。それで、もう少し検索してみると、次のようなページ放送済み「ラジオ深夜便」 曲目・演目リストがヒットしたので、使わしてもらった。ネットには、色々な情報があふれている。
 ファイル名は、ID3タグをつけるソフトMp3tagで有用なように次のような形式にした。
    Smile(Modern Times)_Michel Villard et son orchestre.mp3
_ (アンダースコア)の前は、曲名(かっこ内は映画の名前であるが)、後ろは、アーティスト(ミッシェル・ヴィラール・オーケストラ)のように形式を統一した。

ID3タグを編集しない前のリスト(エクスプローラ)

 この状態では、タイトルもアーティストも同じになっている。

SoundEdit-08.JPG

   ID3タグをつけるソフトも色々とあるが、私は Mp3tag という donation は求められるがフリーのソフトを使っている。

Mp3tag にフォルダーを読み込んだ当初の画面:エクスプローラと同様の表示である。
SoundEdit-09.JPG


ここで、すべての曲を選んで(反転させて)メニューバーの【変換】を選び、「ファイル名→タグ」を選択する。ALT+2 キーでも良い。 

SoundEdit-11.JPG

すると、下のような編集ボックスが出てくるので、入力欄に、、%title%_%artist% と指定すると、ファイル名での入力に従ってすべてのファイルのタイトルとアーティストが、ID3タグとして変更される。

SoundEdit-10.JPG

アルバム名など全曲に共通するタグを変更する場合には、全曲を選択し(反転させて)メニューバーの【表示】で「タグパネル」にチェックを入れると画面左にパネルが表示されるので、ここの「アルバム」入力欄に、適切なアルバム名(ここの例では、" Chaplin Movie's Theme" とした。)を入力すると、全曲のアルバム名が変更される。

SoundEdit-15.JPG

  このようにしておくと、私のMP3ファイルのデータベースである WMP のライブラリーでは、アルバム "Chaplin Movie's Theme" は次のような表示になる。

SoundEdit-16.JPG

 再生するときの曲の表示は、例えば、Chaplin Movie's Theme(アルバム名) Smile(Modern Times)(タイトル名) Michel Villard et son orchestre(アーティスト名) と順に表示される。
 このMP3 アルバム(フォルダー)をCD にコピーして、カーナビで再生(最近のカーナビ・オーディオは、MP3でも再生する)してみると、下のように表示され、アルバムにはフォルダーの名前(Chaplin)が、曲名にはファイル名(Bonjour Madame(A Countess from Hong Kong)_Thomas Beckmann(chello))が表示される。しかし、下に ID3タグであるアーティスト(Thomas Beckmann(chello))が表示されるので、ID3タグを付加することは必要だ。

カーナビでの画面 DSC_0087.jpg



参考エントリー:
隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(2)
隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(1)

 

2014年12月29日

隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(1)


 齢を重ねるにつれて、夜中に目が覚めて寝られなくなることがしばしばある。こんな時のために、枕元にイヤホンをつけたスマホに置いておき、NHK のらじる★らじるなどを聞くことが多い。ご存知のとおり、らじる★らじるは、NHKが提供するIPサイマル放送で、いわゆるネットラジオである。インターネットにつながっている限り、音質は安定している。もちろんパソコンでも聞くことができる。オーディオをつないでおけばいい音で聞くことができる。
 民放のIPサイマルラジオ放送は、radiko.jpという会社が提供している。地元のラジオ局を聞くのは無料であるが、全国の民放局を聞くには有料(月額税抜き¥350)のプレミアム登録をする必要がある。例えば、東京に住む阪神ファンが大阪のABCラジオを聞きたいというようなときは便利かもしれない。
 眠れない夜中に聞くのは、らじる★らじるの深夜1時10分(25:10と書いたりする)から朝5時までを、一人のキャスターで放送しているラジオ深夜便である。この番組は、ニュースを挟んで 2時台は海外の歌曲(洋楽)、3時台は日本の歌曲がいろいろな特集を組んで流される。NHK第一放送も、FM放送も同内容である。
 放送内容によっては、なんとか録音したいと思うような良い特集がある。若かりし頃に aircheck したように録音がしたい。これらのIPサイマルラジオ放送は、デジタル放送であるから、録音できれば曲目を取り出すなど編集できるはずである。
 ただ、夜中にパソコンの前に座って、聴きながら録音するはつらい。それで、予約録音できるソフトがないかとネットで探してみると、有料・無料の色々がある。海外版もある。
 いろいろ調べてみると、無料のRadika というアプリケーションが、日本では定番だったようだが、今年になってサービスが中止されたようだ。(何か難しい理由があるようだが。)無料の海外版もあるが、日本の放送には向いていない。
 他にソフトがないかと、Amazon で調べてみると ラジ録3というソフトが、ダウンロード版で比較的リーズナブルに手に入ることが分かった。早速、ダウンロードしてインストールしてみた。

radiroku-04.JPG  インストールに、特別の条件はなく、すんなりと完了した。
ディスクトップ上に、作成された右のような「ラジ録3」のアイコンをクリックするとラジ録3が立ち上がる。
 夜中に録音するときなどはパソコンはスリープ状態にしておき、初期画面の一番下の行にある「録音前スリープ解除」と「録音後スリープ移行」にチェックを入れておくといいようだ。

ラジ録3の初期画面(スクリーンショット)

予約したい局名のボタンをオンにする(例:NHK-FM)

radiroku-01.JPG

上で「番組予約」をクリックすると番組予約画面が表示される。

「出力フォルダー」を指定していなければ、デスクトップに保存される。例では、NHKFM用の専用フォルダを指定した。また、ラジオ深夜便のように、番組名(ファイル名)が同じの場合には上書きされるので、末尾に P とか J をつけるなどして区分しておく必要がある。

radiroku-02.JPG

上で「番組表予約」バーをクリックすると番組表が表示される radiroku-031.JPG

番組表から録音したい番組を選択し、「追加」ボタンをクリックする

連続した番組や同時録音も問題はないようだ。録音予約した番組は、下の画面のように表示される。

radiroku-05.JPG

録音が首尾よく実行されると、指定したフォルダーに収納される。
radiroku-06.JPG


 なお、このラジ録3では、radikoのプレミアム登録した人が、全国の民放曲の番組を録音できるような配慮もされている。
 また、MP3切り出しツールという機能が提供されていて、録音の部分部分を切り出すことができるようになったいるが、録音からMP3ファイルを作成するには次回に記録する ROXIO Creator NXT2(有料)での作業の方が、簡単である。
 6年前 Windows XP 時代に、【アナログ音源(LP, FM, Live365 etc.)からMP3ファイルを作る】ときに、roxio Easy Media Creator 10 というソフトを使った。ROXIO Creator NXT2は、この後継版である。

 このラジ録3を使っていて、"休止/スリープ状態からの復帰の予約に失敗しました。" というメッセージが出たので、「サポート」にメールで問い合わせる(メールでのみヘルプしてくれる)と、すぐに適切な指示をもらった。有料のソフトでは、このようなサポートがありがたい。また、PDF で作成されたユーザマニュアルも丁寧である。  

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2014年10月20日

隠居のパソコン備忘録:mp3ファイルをWebページ内で再生する


 以前は、同じページ内で、Yahoo! のMedia Playerを使って、mp3ファイルをコントロールすることができた。
 ところが、最近になって、再生ボタンをクリックすると、QuickTime Player が別ページ(別ウインドウ)に立ち上がり再生が始まるようになった。(Windows Media Playerでも再生できるようにできるんだろうが、設定方法がわからない。)

 なんとか、同一ページ内で MP3ファイルを再生できるようにできないかとネットサーチをしてみると、いくつかの方法がみつかった。いずれもFlash Player を使う。
 その中で、Flash-mp3-player.net が提供している MP3 Player は、いくつかのパターンが用意されており、ページの body 部に下のような数行のコードを挿入することで、実現することができる。
 例えば、ツクツクボウシの鳴き声を録音した MP3 ファイルを配置すると次のようになり、再生ボタンをクリックすると、鳴き声が聞こえるようになる。再生中に表示されているポーズ・ボタンをクリックすると、再生が停止する。

  sample
  ツクツクボウシの鳴き声
sample の Flash MP3 player のコード

<object type="application/x-shockwave-flash" data="http://flash-mp3-player.net/medias/player_mp3_maxi.swf" width="25" height="20">
                    <param name="movie" value="http://flash-mp3-player.net/medias/player_mp3_maxi.swf" />
                    <param name="FlashVars" value="mp3=http%3A//n-shuhei.net/atelier/photo_insects/110923_tukutukuhousi.mp3&amp;showslider=0&amp;width=25" />
</object> ツクツクボウシの鳴き声
 再生をしたい MP3 ファイルは、青色文字で表示している。
 このコードは、Flash-mp3-player.net が提供している mini の MP3 Player の Generator で作成したコードを、一部修正したものである。今後は、少々面倒であるが、その都度記載することにしたいと思う。

 先日の和泉の国ジャズストリートで録音した飯田宗雪のライブ録音 MP3 ファイルを、同じように、ページ内で再生できるようにしてみた。

2014年4月20日

隠居のJazz:Radio Senboku の曲目(Piano Trio)を更新

 
 Webradio の Live365 に2007年2月から開設しているRadio Senbokuも、今年の2月で7年目を迎えた。2011年11月からは、曲目を Piano Trio Jazz に特化して流しているが、今年の正月に、曲目を更新してから4ヶ月経った。Live365 のJazz ジャンルでのアクセス時間の順位は311局中で50位台を維持しているが、パソコンに向かっている時や車を運転しているときなどずっと聞いいている自分自身のために更新することにした。

 新しい Playlist を作成するためには、アメリカのDMCA と呼ばれる著作権をクリアするLive365 のルールを守るために、Excel で作成したPiano Trio 別のアルバムリストから同じアルバムの2曲を選択し、WindowsMediaPlayer のライブラリデータベース機能を利用して、Playlist を作成している。リストしている Piano Trio Artist は49組あるから、一巡するには3時間以上となり、3時間以内に同じアルバムから3曲以上続けて流してはいけないというルール違反になることはない。ただ、このようにして、170曲くらい選択する作業は、時間のかかる作業ではある。
 このように作成した Playlist は、私の場合 MP3Gain というソフトで音量を調整し、Live365 が提供している Studio365 というユティリティを使って、Live365 のサーバーにアップロードしている。

最近30日間でのジャズ・ジャンル内ランク
140420-01.JPG




 Radio Senbokuを聴いてくれている人たちを国別で見ると、やはり日本とアメリカが多いが、最近では南米のチリとかブラジルにファンが増えているようだ。
最近30日間での国別の試聴時間
140420-02.JPG


 なお、Radio Senbokuで流している曲の playlist はExcel の表にして、ブログ画面の右メニューに表示しているが、この作成方法は、 【フォルダー内のMP3ファイル一覧をコピーしてテキストにする方法】のエントリーで表示したMP3Tag というソフトを使った。 Studio365 にも、 playlist を csv で export できる機能はあるのだが、原因がはっきりしないが、うまく機能しなかった。

2014年4月 1日

隠居の野鳥撮影:シジュウカラが巣作りを始めた


 一昨年の春先に、装飾用としてシジュウカラを対象とした小鳥用の巣箱を作った。我が家の庭で、巣箱を取り付けるところは、枝垂れ梅の木ぐらいしかない。道路に面しているので、小鳥が巣作りをすることはないだろうと思っていた。予想通り、一昨年も昨年も、シジュウカラは同じ梅の木に吊るしたバードフィーダーには、餌であるひまわりの種の補給が頻繁になるほどやってくるが、隣の巣箱で巣作りを始める気配はなかった。

 桜が咲くようになって、庭仕事をしていた家内が巣箱の中で木をつつくような音がするのに気がついた。そして、シジュウカラが巣箱を出入りするのを見つけた。そのことを聞いて、しばらく観察してみると、苔のようなものをくわえたシジュウカラが、巣箱に入り1分ほどして出てくるのが分かった。
 巣箱が見渡せるウッドデッキの上に、三脚を立て Finepix HS50EXR の望遠で巣箱に照準を当てた。三脚で固定しているので動画をとってもブレはなさそうだ。何ショットか撮ったが、巣箱に入る時と出るときには姿が見えるが、箱の中ではどのような作業をしているのかは分からない。
 ネットで調べてみると、苔などを運んでいるようだ。もう1羽が梅の木に留まってさえずっているので、これは雄だろう。



 この動画を撮ってから、2日目になるが、シジュウカラの出入りがなくなった。巣作りを諦めたかもしれない。もう少し、そっとしておくつもりである。

 なお、この動画の編集は、Windows7 でfree で使用できる Movie Maker を使用した。シジュウカラは、巣箱に入って1分くらいは出てこないので、撮影した動画は連結し、タイトルをつけ、トリムして短くした。
 Windows7 での Movie Maker は、XP では編集できなかった拡張子が .mov のファイルでも編集することが出来るようになっている。FUJIFILM Finepix HS50 で撮影した動画は、形式が mov ファイルである。
 また、ブログへのアップロードは、Youtube にアップロードしたものを使った。
   

2014年3月18日

隠居の自然散策:ウグイスと ヒバリさえずり 春はきぬ


 24節気72候の九候になって、春めいてきた。風は少し強いが、頬を刺すほどではない。天候もまあまあなので、しばらく行っていない鉢ヶ峯と松尾寺に出かけた。
 鳥の姿は少なかったが、オオイヌノフグリ・ホトケノザ・ヒメオドリコソウ・コハコベなど野の花の数が増えてきたように思う。タンポポもあちこちで目立つようになってきた。このタンポポは、西洋タンポポと日本タンポポとがあるが、上からの目線では判別が難しい。それで今回は Finepix HS50 のチルトモニターを使用して、カメラを地べたに置いて撮ってみた。松尾寺谷戸で撮ったタンポポは、日本タンポポのようだ。
 松尾寺谷戸の奥にある内田池脇の農道を歩くと、落ち葉の上に蝶が飛んできて開翅して留まった。テングチョウである。今年はじめて蝶との出会いである。

松尾寺 早春の草花
日本タンポポ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 ムスカリ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 オオイヌノフグリ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。
日本タンポポ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/3/16
FUJIFILM Finepix HS50EXR
8.1mm(35mm換算46mm)
絞り優先オート 1/1800 F3.6 ISO200 
ムスカリ:松尾寺谷戸(和泉)
ピンぼけです。
2014/3/16
FUJIFILM Finepix HS50EXR
68.5mm(35mm換算384mm)
絞り優先オート 1/300 F5.6 ISO200
オオイヌノフグリ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/3/16
FUJIFILM Finepix HS50EXR
66.0mm(35mm換算370mm)
絞り優先オート 1/500 F5.6 ISO200
トリミング
ヒメオドリコソウ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 コハコベ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 テングチョウ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。
ヒメオドリコソウ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/3/16
FUJIFILM Finepix HS50EXR
49.1mm(35mm換算275mm)
絞り優先オート 1/500 F5.0 ISO200 
コハコベ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/3/16
FUJIFILM Finepix HS50EXR
61.3mm(35mm換算344mm)
絞り優先オート 1/500 F5.6 ISO200 
テングチョウ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/3/16
FUJIFILM Finepix HS50EXR
95.6mm(35mm換算536mm)
絞り優先オート 1/340 F5.6 ISO200 


 鉢ヶ峯では、ウグイスがさえずっていた。ヒバリも縄張りを主張を始めた。これらのさえずりを久しぶりに、Sanyo(今はPanasonicになっているが)のPCMレコーダーで録音してみた。これらの録音を調整していた Sound Engine free というソフトは、Windows7 にしてから使っていなかった。新たにダウンロードして使ってみると様相が少し変わっている。MP3 ファイルへの変換ができない。この辺りのことについては別エントリーで記録したい。

啓蟄時候の鳥たち
ホオジロ;クリックすると大きな写真になります。 ホオジロ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります。 ツグミ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります。
ホオジロ:鉢ヶ峯(堺)
2014/3/15
FUJIFILM Finepix HS50EXR
185.0mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート 1/1400 F8.0 ISO800
ホオジロ:鉢ヶ峯(堺)
2014/3/15
FUJIFILM Finepix HS50EXR
166.6mm(35mm換算933mm)
シャッター優先オート 1/640 F8.0 ISO800
ツグミ:鉢ヶ峯(堺)
2014/3/15
FUJIFILM Finepix HS50EXR
172.8mm(35mm換算968mm)
プログラオート 1/1300 F8.0 ISO800
カシラダカ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 メジロ:松尾寺谷戸;クリックすると大きな写真になります。 オオバン:内田池;クリックすると大きな写真になります。
カシラダカ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/3/16
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
プログラムオート 1/500 F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe PE11 で現像、トリミング
メジロ:松尾寺谷戸(和泉)
2014/3/16
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
プログラムオート 1/800 F6.3 ISO200
RAW画像をAdobe PE11 で現像、トリミング
オオバン:内田池(和泉)
2014/3/16
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
290mm(35mm換算435mm)
プログラムオート 1/800 F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe PE11 で現像、トリミング
 

2014年2月12日

隠居のスマホ備忘録:USBテザリング機能を使う


  友人が使っていたDELLのパソコン Inspiron 531s の調子が悪くなって、DELL といろいろとやりあった(ヘルプデスクは中国にあるようで、中国人がたどたどしい日本語で応対する)がラチがあかず、ついに新しい日本製のパソコンに乗り換えた。それで、そのDELLのパソコンを廃棄するというので、それはもったいないともらってきた。
 DELL での工場修理をして送り返されたものをそのまま置いてあったという。セットアップして使ってみると、確かに動きがおかしい。
 いろいろと探ってみると、OSは Windows Vista Home Premium だが、Service Pack が 1 のままである。これを 2 にあげるとほぼ動くようになった。
 インターネット接続は、一番慣れている有線LANの接続をすると、Google Chrome では問題なく表示されるが、Internet Explorer では動きがおかしい。バージョンを調べてみると IE7 である。IE8 へのバージョンアップを試みるとほぼ動くようになった。だが、まだ動きがおかしい。どうやら、抗ウィルスソフトがインストールされていないのが、原因のようなので、ウィルスバスターの2ヶ月体験版をインストールしてみると正常に動くようになった。
 デバイス・マネージャーを覗いてみると、Broadcom 無線LAN用のボードが入っている。それで、無線LANを試みたが、つながらない。ドライバーのバージョンが低いらしい。新しいドライバーをサーチしたが、的確にヒットしない。それで、現在使っている 無線LANルータ Buffalo の子機が使わずに置いてあった(最近のPCには、無線LAN用のボードが内蔵している)のを思い出し、それを使って接続することが出来るようになった。
 

 これで、PCとしては、ほぼ完全に機能するようになった。だが、もらったPCの使用目的は、ISP 接続ではもったいない山小屋で、インターネット接続して使ってみることである。たまにしか使わないのだから、スマホを使ったテザリングが最適である。私のスマホ XperiaA(SO-04E)は、LTE(Xi) 接続であるが、スキー場でもある山小屋でも接続できている。LTE を使って(3GでもOKのようだが)デザリングができれば、インターネットに接続することができる。
 それで家庭内では、全く必要ないのだが、テザリング(Tethering)を試してみた。ISPを介さずに、ネットにつながるようなので、方法を備忘録として記録しておきたい。

 テザリングには2つの方法があり、その概念は、次の図で良く理解できる。今回はどちらも試してみた。
スマホを使ったテザリングの概念図
desering-02.JPG


 使ったのは、
  • PCは DELL Insprion531S Windows Vista SP2
  • Smartphone は、XperiaA (SO-04E)
である。
 結論的にいえば、WiFiデザリングはうまくいかなかった。原因ははっきりしないが、やはり Broadcom ネットワークアダプターが機能していないように思われる。Broadcom ネットワークアダプターは、Insprion531Sに組み込まれており、簡単にはボードを外すことは困難であった。 そこに、Buffalo の子機をとりつけると競合を起こしているらしい。原因は他にあるかもしれない。これはあくまで推定である。
 USBテザリングは、スマホとPCをUSBケーブルで直接つなぐ方法である。テザリングを実行するためには、PC側にテザリング用のドライバーのインストールが必要であるが、Xperia では、Sony PC Companion というソフトをPC にインストールする仕組みになっている。USB 接続するとPC側でインストールするように促される。このソフトにUSBドライバーが入っている。一度、インストールすると次回からはインストールを促されることはない。
 PC側にこのような手当をしておいて、USB接続をしてスマホの設定を行う。

USBテザリング:Xperia Aの設定

設定で無線・ネットワークの「その他の設定」をタップ   無線・ネットワークの「テザリング」をタップ   注意書きが表示されるので「OK」をタップ   USBテザリングを選択しタップ
USBtethe-02;クリックすると大きな写真になります。 USBrethe-03;クリックすると大きな写真になります。 UBS-tethe-05;クリックすると大きな写真になります。 USBtethe-06;クリックすると大きな写真になります。


追記(2014/4/26)::この時、スマホ(SC-04E)側では、【無線とネットワーク】の WiFi 接続をオフにしておかないとうまくつながらない。

 スマホにこのような設定をしておくと、PC では何をしなくてもインターネットに接続できるようになる。確認は、InternetExplorer や Google Chrome を開いてみればよい。
 この時、PC の【コントロールパネル】⇒【ネットワークとインターネット】でネットワークと共有センターを開いてみると、下のスクリーンショットのように、USB接続でインターネットに接続されているのが確認できる。ここで表示されているネットワーク 18 の数字 18 はあまり意味が無さそうだ。ここでは、無線LAN子機は外している状態を示している。

Network-011.JPG

 通信状態を自宅で使っているワイアレスLANと比較してみたが、それほど遅いという感じではない。使うところの電波状況が影響するであろうが。スマホ1台とPC1台を有線で接続しているからセキュリティ上の問題もない。
 ここまで到達するには、試行錯誤の連続であったが、出来上がってみるとそんなに難しいはなしではない。
 これで、兵庫県の奥にある山小屋へパソコンを運んでおけば、インターネット接続は簡便にできるはずである。メールなど、ほとんどはスマホですんでしまうが、名前の分からない山野草や蝶などの名前を調べるには、ネットサーチができるのはありがたい。Web は巨大な百科事典である。
 ITの世界はまだまだ進化しそうである。

   

2014年1月31日

年金生活者の e-Tax: 平成25年度分


 2008年2月に始めた e-Tax での所得税申告は、今年で7回目になる。今年も、国民健康保険料 納付証明書が、1月27日に配達をされたのを最後に、e-Tax のための書類が整ったので、作業をすることにした。年に一回の作業なので、色々とつまづく。
 昨年の作業では、使っていたパソコンのWindows のバージョンが XP で Sevicepack 3 をインストールできていなかったために、やむなく家内専用の Windows VISTA のパソコンで作業をした。

 今年は、春に新調した Windows7 のパソコンで作業を始めた。入力方法は年々改善されている。今年度については、初期の画面からの設問に答えていくと、所得・所得控除・税額控除について入力しなければならない画面に導いてくれるようになっている。例を示すと、以下の様なものである。

所得についての質問例
e-Tax2014-01.JPG


所得控除についての質問例
e-Tax2014-03.JPG


 このような設問に答えていくと、入力すべき項目について、次のような整理をシてくれる。私の場合、年金所得以外に、わずかばかり持っている株式の売買所得と配当があるのと、メタボや歯科の治療費がかさんでの医療費控除を受けるための入力である。
所得・所得控除について入力ガイド
e-Tax2014-1.JPG


 それぞれの画面で、保存ができるようになっているので、入力途中でも中断することができる。 入力の再開や修正は、上の画面から各項目ついて再入力すればよい。当初の e-Tax 作業に比べればずいぶん楽になった。
医療費の所得控除の入力は、昨年同様に、個人別(家内と私)、医療機関(科)ごとに金額を集計して入力した。昨年もその方法で問題がないようなので、今年も踏襲した。

 ところが、入力データを送信するとこで引っかかった。公的個人認証サービス(JPKI)がうまくいかない。 昨年は、住民基本台帳カード(このカードに公的個人認証サービスが記録されている)の読み込みを、家内のパソコンVaio の Felica ランチャーにかざすだけでうまくいっていた。今年は、昨年買っていた SONY PaSoRi を使うことにしたのが原因と思ったが、送信できないのは、いろいろとサーチしてみると2つの問題があることが分かった。
  • PaSoRi で公的個人認証サービスが記録を読み取るには、ソフト【PC/SC アクティベーター for Type B】のインストールが必要である。
  • 公的個人認証サービスの有効期限(3年)が切れていた。事前準備での確認が十分でなかった。
 公的個人認証サービスの有効かどうかを確認する方法は、以下のページに有る。
http://www.jpki.go.jp/download/howto_win/certificate_p03.html
 区役所に行って、更新手続きをとった。15分ほど、500円の手数料であった。3年前にも同じことをしているのに、学習ができていなかった。
 少々つまづいたが、1月29日にデータを送信することができた。ただし、何故か今回は、「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」の郵送が求められたので、ファミマでコピーして郵送しておいた。例年還付金は、2月の中旬ころに、振り込まれる。

追記(2015/2/21):還付金が、2014年2月19日に振り込まれた。
DSC02826.JPG

 還付金の処理状況を確認するには、e?Taxホームページのトップページにある「メッセージボックスの確認」をクリックすると出る画面で、利用者識別番号と暗証番号を入力して出る画面「国税電子申告・納税システム(e-Tax)メインメニュー」の
 5 還付金処理状況確認
を選択すれば、次のような画面が表示される。
e-Tax-01.jpg


2014年1月 2日

隠居のJazz:Radio Senboku の曲目(Piano Trio)を更新

 私がWebradio の Live365 に2007年2月から開設しているRadio Senbokuでは、一昨年の11月から、Piano Trio Jazz ばかり流してきているが1年以上になった。  今年の10月の終わりに、7回目の更新して以来3ヶ月ほど同じ曲目を流してきたが、自分自身もそろそろ耳につくようにとなってきたし、Live365 のJazz ジャンルでもアクセス時間の順位が324局ある中で40位台から60位の前半くらいまで下がってきたので、更新することにした。

 新しい Playlist を作成するためには、アメリカのDMCA と呼ばれる著作権をクリアするLive365 の次のようなルールを守らなければならない。
  1. No more than 4 tracks by the same featured artist (or from a compilation album) may be transmitted to the same listener within a 3 hour period (and no more than 3 of those tracks may be transmitted consecutively).
  2. No more than 3 tracks from the same album may be transmitted to the same listener within a 3 hour period (and no more than 2 of those tracks may be transmitted consecutively).

 英語の素養のない私にとっては、この英語の解釈はいささかしんどいが、3時間以内に同じアルバムから3曲以上続けて流してはいけないと解釈して、Excel で作成したPiano Trio 別のアルバムリストから同じアルバムの2曲を選択し、WindowsMediaPlayer のライブラリデータベース機能を利用して、Playlist を作成している。リストしている Piano Trio は49組あるから、一巡するには3時間以上となり、ルール違反になることはない。ただ、このようにして、170曲くらい選択する作業は、時間のかかる作業ではある。
 このように作成した Playlist は、私の場合 MP3Gain というソフトで音量を調整し、Live365 が提供している Studio365 というユティリティを使って、Live365 のサーバーにアップロードしている。

2013年12月度におけるジャズ・ジャンル内ランク
140102-1.JPG


2013年12月度における国別リスニング時間
140102-2.JPG


 なお、Radio Senbokuで流している曲の playlist はExcel の表にして、ブログ画面の右メニューに表示しているが、この作成方法は、 【フォルダー内のMP3ファイル一覧をコピーしてテキストにする方法】のエントリーで表示した方法を使った。 Studio365 にも、 playlist を csv で export できる機能はあるのだが、上の方法の方が簡単である。

2014年1月 1日

2014年 元旦



頌春



   昨年末に思い立って、太陽光発電を設置しました。陽の光が射すのが楽しみになりました。
 そんな日には、自宅近くの鳥・蝶・野の花などの小さな自然を見つけては喜んでいます。


 下の写真をクリックすると、Internet Explorer でご覧の方は、Windows Media Playerが立ち上がり、昨年一年の間に撮った野鳥の写真スライドショーが始まるはずです。
 Google Chrome でご覧の方は、一度保存して立ち上げてください。 Safari の実証はしていません。
少々、重たいですし、拙い写真ばかりですが、屠蘇ざましにどうぞ。
BGM として流れている曲は、The World is waiting Sunrise. というデキシーランドジャズです。

クリックするとスライドショーがはじまります


2013年10月22日

隠居のパソコン備忘録: Windows7 でのWindowsMediaPlayer の使い方

 【DELL ディスクトップPCの修理 顛末記】に書いたように、DELLから修理を終わって帰ってきたパソコンは、工場出荷状態になっている。
 普段、音楽は Web Radio の Radio Senbokuを聞いているから、WMP にお世話になることがなかった。そろそろ、Radio Senbokuの Playlist を変えたいとすべてのプログラムから、Windows Media Player(WMP) を開いてみると、mp3ファイルをゴマンと入れていたのに WMP のライブラリーに全く表示されない。音楽ファイルを収納している外付けHDDは、きちんと接続されている。焦った。

 慌ててネットサーチしてみると、Windows7 では、従来の WMP が同梱されている。これを見落としていた。Windows7 のシステムの一部になっているのだ。
 さらに調べてみると、Windows XP でお馴染みだったWMP のライブラリーは、Windows7の(ファイル)エクスプローラに、初期に設定されているライブラリ⇒ミュージックに表示されるフォルダー(ファイル)が、対象なのである。したがって、私のように外付けHDDに音楽ファイル(mp3ファイル)を収納していると WMP ライブラリの対象となっていなかったのだ。

エクスプローラで表示されるライブラリ⇒ミュージック表示
Explorer-01.JPG


 自分のPC 内にある音楽ファイルを 音楽ファイルのデータベースともいえる Windows Media Player(WMP) のライブラリに登録するには、ライブラリ⇒ミュージック フォルダー(新しいフォルダーをつくることもできる)で表示される「対象フォルダー」の右にある X カ所(当初は2カ所)をクリックした時に出る次のような画面で、音楽ファイルを収納しているドライブのフォルダーを追加すれば良い。

ライブラリにフォルダーを追加する画面
 Explorer-03.JPG


 このようにすれば、例えば外付けHDD(ドライブM:Audio)に収納している「Recording」⇒「fromCD-R」⇒「Keith Jarrett」⇒「Life Between the Exit Sings」のファイルは、下の2枚目のスクリーンショットのように WMP のライブラリには、例えば、アーティストの index にある Keith Jarret を開くと確認できる。

ドライブM:に収納されている音楽ファイル
Explorer-04.JPG


WMP ライブラリの index で表示される音楽ファイル
Explorer-05.JPG


 前回のエントリー「隠居のパソコン備忘録: フォルダー内のMP3ファイル一覧をコピーしてテキストにする方法」で記載したように自分が持っている音楽ファイルから、好みに合った音楽CDを作成するような作業には、WMP ライブラリは非常に有用である。

追記(2014/4/20):Windows7 でのミュージックフォルダーに新しいファイル(Album)追加したのに、WMP Libraly のindex に反映されない事象が起こった。このような場合には、WMP のライブラリー画面の上部にある【整理】のリストから「メディア情報への変更を適用」を選択すると最新のデータベースに更新してくれるようである。

2013年10月20日

隠居のパソコン備忘録: フォルダー内のMP3ファイル一覧をコピーしてテキストにする方法


 PCにライブラリとして収納しているMP3ファイルから、車で聞くためなどに音楽CDを作成することは結構多い。(最近の車には、車のオーディオHDDにmp3ファイルを保存できるようであるが)
このようなときには、インクジェット対応の白色CDに、音楽CDを作成し、CDにラベル印刷をしたり、CDケースにCDの内容を印刷したラベルを挿入したい。そのようなときに、例えば次のようなことができれば簡便である。

フォルダー内のファイル一覧
List-02.JPG

????
上の情報を下のような表にしたい。(表?1)

List-01.JPG


このようなとき、プリンターメーカーのソフトで上のファイル一覧を見ながら20曲以上の曲名を1つずつ入力するのは、めんどくさい作業である。パソコンには対象とするファイルに、曲名が表示されているのに、これをCopy&Pasteする手立てがない。
 ファイル名だけでもコピーできれば、CDに直接、曲名をプリントする時にも随分楽である。

 それで、何か手立てはないのかとググってみると、Yahoo!知恵袋に次のような方法が紹介されていた。
  1. テキストエディター ( メモ帳等 ) を開く
  2. dir /b > List.TXT の1行を記述
  3. 名前をつけて保存で、一覧を作りたいフォルダーへ、X.BAT のファイル名で保存
  4. X.BAT をダブルクリック


これを応用して、上で例として表示した K: ドライブにある WriteCD フォルダーにある mp3 ファイルの一覧をコピーしてみた。
  1. テキストエディター ( 私の場合「秀丸」 ) を開く
  2. 「秀丸」の一行目に、dir /b > List.TXT と入力する
  3. 秀丸の「ファイル」⇒「名前をつけて保存」で、WriteCD フォルダーへ album.BAT のファイル名で保存する。
  4. エクスプローラでK: ドライブにあるフォルダー WriteCD を開くとalbum.BATというファイルがあるので、これををダブルクリックする。

 すると、次のようにファイル名一覧をテキストにすることができるので、CD に曲名を直接プリントするときの文字入力は随分楽となった。

ファイル名一覧のテキスト「秀丸」
List-03.JPG


 ただ、上の方法では、フォルダー内のファイル名一覧だけしかテキスト化できない。ファイル名だけではなく、ファイルの属性(この例でいえば、Artists、Album や長さなど)もテキスト化できなければ、表?1のような表にするにはめんどくさい入力作業が必要である。
 それでもっと簡便内方法はないのかと、いろいろと探っているうちに、MP3などの音楽ファイルを含むフォルダーに特化しているが、Windows7 用に最近導入したMP3 ファイルのタグ編集ソフトの Mp3tag が、そのような機能を持っていることを見つけた。

 このMp3tag は様々な機能をもっているが、テキスト化したいフォルダーを【ファイル】⇒【ディレクトリ追加】で、選択(例の場合:k:WriteCD)すると、下のような表示になる。(属性として表示する項目は選択できる)

Mp3tag の画面
クリックすると大きくなります。


 このとき、【ファイル】⇒【出力】で出てくるセレクトボックスから、csv を選択するとExcel 用のcsvテキストファイルとなり、デフォールトでは、MP3ファイルがあったフォルダー(例の場合:k:WriteCD)に保存される。Excel を立ち上げ、このcsvテキストファイルを読み込み、Excel 作業をすれば、表?1のような表を作成することができる。
 ただし、曲の長さは、例えば 219 のように トータル秒数表示となっており、次のような関数【 =TEXT(D2/86400,"m:ss") 】(D2は計算対象のセル)で、3:39に表示を変える必要がある。まあこれも Excel 操作の一つではあるが。
 なお、この作業は、Google ドキュメントのスプレッドシートでも同様なのことができる。

 

2013年8月 4日

隠居のパソコン備忘録: Phtoshop Element 11で、画像を連結する


 2月にパソコンを新しくして(Windows XP ⇒Windows 7)から、画像を結合するような作業はしていなかった。
 以前、スマホで提供されている【暦(くらしこよみ)】をキャプチャーして、PCに保存することをしていた。これをブログに掲載していたのだが、著作権に問題があるようなのでやめた。だが、一過性で見るだけではもったいないので、個人的に保存しておくことは、問題はないのではないかと思い、PCに記録していくことにした。
 だが、OSを変えたこともあって、以前に使っていた Photoshop Element 5 は動かない。この用途ばかりでなく、写真の高度な編集・整理には使えるので、少々高いが、最新の Phtoshop Element 11(以下、PE11)を思い切って購入した。
 このようなソフトは、どんどん進化するので以前の学習では追いつけない。なんとか新しいバージョンでの画像連結方法を学習したので、備忘録として残しておきたい。
ネットをサーチするといろいろな方法が紹介されているが、ぴったりの方法がないので、自分なりのやり方を工夫?したのだ。これらを記録しておくことは、後で役に立つことが多い。何しろ歳をとって、学習したことをすぐに忘れてしまう。
 【スマホの画面をキャプチャーする方法】については、先月記録している。その後、パソコンのトラブルで、プログラムなどは初期状態になったので、再度、必要なソフトをインストールした。その時には、7月の記録通りに行かなかった部分もあるが、なんとかインストールすることができた。これも、ブログへの記録が役に立った。
 今回の記録は、キャプチャーしたスマホ画面を、PE11 で結合する方法である。

 PE11 で画像を結合する方法
スマホ・アプリ 暦(くらしこよみ)をPCにコピーする を例として

  1. 上の【スマホの画面をキャプチャーする方法】でキャプチャーしたスマホ画面は、次のような画像ファイルとして保存する。(スマホでの【暦(くらしこよみ)】全体では、25枚くらいのキャプチャー画像となる。)
    taisho-3-12.png taisho-3-11.png taisho-3-10.png taisho-3-09.png

  2. 次に、PE11 を立ち上げる。【写真の編集】を選択して、でてきた初期の画面上部で【エキスパート】を選ぶ。右下のアイコンでは、【レイヤー】を選ぶ。
  3. メニューバーから、【ファイル】⇒【新規】⇒【白紙ファイル】を選択する。ポップアップ画面で、下のような設定をする。
    ファイル名はなんでも良い。キャンバスの大きさは、キャプチャーしたスマホ画面のひとつのファイルが、480x854 pixel となっているので、それを5枚横に連結できるように設定した。
    koyomi-04.JPG
  4. メニューバーの【表示】で、【画面サイズに合わせる】を選択しておくと、白紙キャンバスが、画面の中に収まる。このキャンバスに、キャプチャーした画像を挿入する。方法は、【ファイル】で【配置】を選択することである。
    【配置】をクリックすると、配置する画像ファイルを指定する画面となるので、挿入する画像を選択する。すると、下のスクリーンショットのように、縦サイズを合わせて、取り込んでくれる。(これがわかるまで、サイズ合わせのためにいろいろな試行錯誤をした。)
    koyomi-06.JPG
  5. 取り込んだ画像は、画像の中心点をドラッグすれば、適切な位置に移動できる。微妙な移動は、キーボードの矢じるし(→←↑↓)キーを使えば、細かい動きができる。もちろん画像を重ね合わせることも可能。
    連結した画像は、レイヤーを示すアイコンをシフトキーで選択して、表示されるセレクトボックスから、【レイヤーを統合】を選択すると一枚の画像となる。
    koyomi-08.JPG
  6. このようにして連結した画像を、一枚の連結画像として保存するには、画面左のツールアイコン「変更」から、切り取りアイコンkoyomi-09.JPGを選択して、必要な画像をキャンバスから切り取ればよい。このときにもキーボードの矢じるし(→←↑↓)キーが使える。

  7. 切り取った画像は、「ファイル」⇒「別名で保存」でいろいろなファイル形式で保存することができる。下は、上に表示したスマホのキャプチャー画面を連結し、jpegとして保存した画像である。
    taisho-3-ts.jpg

  8. このようにして、キャプチャー画像5枚をワンセットとして作成し、それらを更に横に連結すれば、スマホの【暦(くらしこよみ)】のような横長画像を作成することが出来る。


 作成したサンプルを以下に表示する。このような表示は、Windows8 では、スマホのように表示できるのだろうか。
くらしのこよみ:大暑[大雨時行(たいうときどきふる)]
スクロールバーを右端から左へ動かしてください。

2013年7月25日

隠居のパソコン備忘録: DELL ディスクトップPCの修理 顛末記


 トラブルは、ひょんなことから始まった。音楽編集ソフトをダウンロードして、ドライブC:の Program Files フォルダーに保存しようとすると、管理者権限がないので保存できなないと言う。(保存できないのは、そのせいではないようだが) 
 それで、コントロールパネル⇒ユーザーアカウントを見ると、自分自身のアカウントが Administartor になっているのに、なぜか管理者権限がない。管理者権限を得ようとあまり良くわかっていないまま、ネットでサーチした記事を参考に弄り回しているうちに、ブルー画面が現れ、stop: 0X0000007Bというエラーコードが出て、Windows の起動ができなくなった。
 強制終了して(電源ボタンの長押し)、再起動時に、F12キーを押すなどして、起動画面を止めると、起動するOSが Windows setup と Windows 7 が表示され、このとき Windows 7 を選択すると Windows が起動するが、何もしないと Windows setup で起動が続き、先のブルー画面になってしまう。
 ネットサーチなどで対処方法を探してやってみたが、うまくいかない。ついに、DELL にサポートを求めることにした。
 Dell のテクニカルサポートには、テクニカルチャットサポートというのがあって、ここへアクセスするとチャットが始まって、Q&A 形式でサポート支援をしてくれる。相手をしてくれるのは、日本語のわかる(日本語が読める?)中国人である。
 かなりの時間をかけて、チャットをしたが、解決しない。うまくいかないので、電話サポートに切り替えて欲しいとの要請である。どうも、ギブアップして他のヘルプに回したようだ。
 相手が変わっても、今までのログは継承される(少々、引き継ぎがうまく行ってないことがあったが)。電話ヘルプの相手も、日本語は堪能だが中国人らしい。かなりの時間やり取りをしたが、解決しない。ヘルパーは、このような現象の経験がないという。
 最後の手段で、Dell がコレクト&リターンサービスという引き取り修理を行うことになった。宅配業者の佐川急便が、梱包材を持ってきて、引き取って行き、修理が終われば送ってくれるという。電話が終わった時点で翌日と言っていたのに、佐川急便に何時頃来てくれるかと確認すると連絡がきていないという。再度、Dell に電話して確認すると電話相手だった中国人(?)の手配がうまくいっていなかったらしい。結果、引き取りは一日遅れた。(引取り:7月19日11:00)

 まだ、使えるとおいてあった WindowsXP マシーンは、どうやらデバイスがやられたようで、うんともすんとも言わない。仕方なく、家内が使用しているパソコンを使わせてもらうことにした。
 メールはもっぱらGmailで、写真や音楽ファイルは外付けにHDD に収納していたので、このようなときには、極めて少ない手当(ネットでGmail を呼び出し、写真は外付けHDDを使う)で、ブログのアップなどの作業をすることができる。
 23日の夜、DELL から電話があり、1両日中に送付するという。きっと安全を見ていっていた修理予定10日間ぐらいよりは大分早い。佐川急便での追跡番号を教えてもらって 、配送状況を確認すると24日には着くことになっている。7月24日の15:20も配送されてきた。

 開梱して、修理報告書を確認すると次のように書いてある。
  • システム回復オプション表示されOS 起動しない現象を確認致しました。
  • ダイアグテストにて問題ないことを確認致しました。
  • イメージリカバリ試行致しましたが、改善は見られませんでした。
  • OS再インストール実施後、OS起動終了出来る事を確認致しました。
  • OS上のシステム不具合により、OS起動しない現象が発生いたしておりました。

  • BIOSを最新のバージョンに更新致しました。
  • OSインストール致しました。
  • デル診断プログラムを実施し、エラーのないことを確認致しました。
  • Officeをインストール致しました。
  • OSの起動検査を行いPCが正常に起動し、動作することを確認致しました。
  • エージングテストを1時間実施し、問題ないことを確認致しました。


 原因はあまりはっきりしないが、OS上のシステム不具合ってなんだろう。

 開梱して、新品のときに入っていた Quick Start ガイドを参考に、
  1. マウスとキーボードを接続し、
  2. ディスプレイを接続し、
  3. 電源コードをつないで、オンにするとゴミ箱アイコンだけが表示された画面がでてきた
  4. 画面右下のタスクバーで、インターネット アクセスボタンをクリックして、無線LANの設定(WiFi のキーコードを設定)をすると IE のアイコンがタスクバーで現れた。
  5. 最初に、ウィルスチェックのMcAfee をインストールせよとの指示通り、McAfee に接続して、登録してあるアカウントからインストールした。
  6. 次に、慣れている Google chrome をインストールし、Gmail とスケジュールを復活した。 Gmail は google が預かってくれているから、元の状態がすぐに現れる。また、Google chrome では、自分のアカウントに以前のブックマークが残っているので助かる。
    ついでに、googleの日本語入力もインストールした。当然のことながら、登録辞書は初めから作り直しである。
  7. 次に、2台の外付けのHDD を接続した。これらは、すぐに認識してくれた。


 これで以前の通り、ブログを編集ソフトする環境は整ったが、圧縮ファイルの解凍(LHA)とか、ファイル名を一括変換するようなソフトはインストールしなければならない。
 ところが、Windows7 では、市販のソフトを使わなくても、解凍できることが分かった。

 写真の整理に Picasa3 を使っていたので、これを導入して展開すると、パソコン上の画像ファイルをすべて読み込んだ。(設定をそのようにしたのだが) 外付けHDD にゴマンと写真ファイルがあったので、読み込む(データベースを作る?)のに長時間を要してしまった。

 また、修理の際に、インストールされたOS は最新のものではなかったようで、シャットダウンするときに、更新プログラムのインストールが始まり、多大の時間がかかった。
 次回、起動すると「Windows 更新プログラムの構成中」というメーッセージがでて、その下に 0%完了 とでたまま変化がない。しばらくすると 「Windows 更新プログラムの構成に失敗しました 変更を元に戻します」と表示され、Windows が起動された。またまた、トラブルである。
 今回は、それほど深刻ではなさそうなので、「テクニカルチャットサポート」に助けを求めた。指示通り、セーフモードで起動したり、「すべてのプログラム」にある Windows Updateで更新プログラムをインストールしたりすると、ようやくまともに起動するようになった。

 今回のトラブルを経験して得た教訓は、トラブルが起こった時、自分の頼りない知識でいじりまわさずに、専門家にヘルプを求めたほうがいいといいということだ。いままで、パソコンは自分でアセンブリしてきたので、自分で解決する習慣が身についていたのだ。幸い、DELL では、「テクニカルチャットサポート」というサービスがあるので、今後はこれを利用して行きたいと思う。

   

2013年7月10日

隠居のPC備忘録:スマホの画面をキャプチャーする Windows7、android


 2011年11月のブログ【Xperia acro の画面をキャプチャーする】で、スマホの画面をキャプチャーする方法を記録したが、その方法を紹介したページがリンク切れになっていた。
 それに、その当時のパソコンはWindowsXP であった。それで、今の環境(Windows7 64bit版)でキャプチャーする方法について、キーワード android SDK ddms でサーチしてみる(スマホの画面をキャプチャーするためには、スマホのアプリを開発するための Android SDK というソフトとそこで使ったユティリティの ddms.bat が必要であることは先のブログに記録していた。)と、いろいろなページがヒットするが、【初心者向け】Android SDKインストール手順 2011年1月版!(windows版) 分かりやすそうであった。これを参考にして、Windows7 環境下でスマホの画面をキャプチャーすることができた。 今回も、設定方法を記録しておきたいと思う。

Windows7 で、android スマホの画面をキャプチャーする方法
  1. Android SDK は、http://developer.android.com/sdk/index.html からダウンロードする。
    確かに、このサイトにダウンロードするファイルはあるのだが、判別が難しい。目的とするファイルは、【Develop】(上部タグ)⇒【Tools】(上部タグ)⇒【download】(左メニュー)⇒【DOWNLOAD FOR OTHER PLATFORMS】(Get The Android SDK ページの下の部分)⇒【SDK Tools Only】⇒【installer_r22.0.1-windows.exe】である。
    これを見つけるのに随分時間を使った。
  2. このファイルのダウンロード先は、どのドライブのどのフォルダーでもいいようだが、私の場合、C:\Users\xxxxxxxx\SDK(Users にSDKというフォルダーを作って)に収納した。
    このファイルをダブル・クリックして展開すると、上のフォルダーに、圧縮ファイルが展開され、C:\Users\xxxxxxxx\SDK\platform-tools というフォルダーと C:\Users\shuhei\SDK\tools というフォルダーが設置される。
  3. 次に「パスを通す」という作業をしなければならない。その方法は、上記の「Android SDKインストール手順」にあるように、
    1. 画面左下の「スタート(windowsマーク)」をクリック
    2. 「マイコンピュータ(コンピューター)」を右クリック→「プロパティ」をクリック
    3. 「詳細設定」タブ(システム詳細設定)をクリック→「環境変数」をクリック
    4. 「システム環境変数」の上段リストの中から「Path」か「PATH」を探して選択、ない場合は「新規」をクリック。
    5. 上記を選択した状態で「編集」をクリック
    6. すでに入っている文字列の末尾に「C:\Users\shuhei\SDK\tools;C:\Users\xxxxxxxx\SDK\platform-tools;」と追記し「OK」をクリック。
      新規の場合は、変数名に 「PATH」、変数値に、「 C:\Users\shuhei\SDK\tools;C:\Users\xxxxxxxx\SDK\platform-tools; 」と入力する。変数値は、; でつなぐ。
  4. 次に、キャプチャーに必要なファイルをインストールする。
    SDK を展開したフォルダー(私の場合:C:\Users\xxxxxxxx\SDK\) ルートにあるSDK Manager.exe をダブル・クリックすると、下のようなポッピアップ画面が表示されるので、「Tools] と「Extras」を選択して、右下の「Install ・・・・」をクリックしてインストールする。(この図は、事後にキャプチャーしたので、実際の画面とは異なる)
    SDK-4.JPG
  5. 次に動作を確認する。
    1. androidスマホ(私の場合、XPERIA を USB 接続しておく。
    2. C:\Users\xxxxxxxx\SDK\platform-tools フォルダールートにある ddms.bat を実行する。すると、立て続けに、次の2画面が現れる。
      SDK-5.JPG
      SDK-6.JPG
    3. 上の画面での ツールタグの「Device」をクリックすると下のように、セレクトボックスが出てくるので、「Screen capture」を選択すると、USB で接続しているスマホに表示されている画面が、PCのモニターに表示される。
      SDK-7.JPG
      SDK-8.JPG

  6. PC モニターに表示される上の画面で、「Save」タグをクリックすると、下のようなスマホのキャプチャー画面を保存することができる。
    device-2013-07-10-151854.png


  •  
  • 2013年6月28日

    隠居のJazz:Webradio Radio-Senboku の曲目更新


     私がWebradio の Live365 に開設しているRadio Senbokuでは、一昨年の11月から、Piano Trio Jazz ばかり流してきた。
     今年の3月初めに5回目の更新して以来4ヶ月ほど同じ曲目を流してきたが、自分自身もそろそろ耳につくようにとなってきたので、更新することにした。
     Live365 サイトのジャンル Jazz station でのアクセス時間順位も50位の前半ぐらいから60台の後半ぐらいに落ちてきた。私と同じように、Jazz Piano Trio の曲目は好きだが飽きてきたリスナーが増えてきたのかもしれない。が、世界には同じような嗜好を持つ固定リスナーもいるようで、その人たちのためにもと更新した。180曲もの playlist を作るのは時間がいる仕事なのだが。

    Radio Senboku への最近のアクセス時間 130627_01.JPG


    Genre Jazz でのアクセス時間ランク
    130627_02.JPG


    Radio Senboku の最近の世界リスナー
    130627_03.JPG


     ところで、この更新作業で、3月のはじめに味わったことと同じ苦労をした。
    Live365 のファイルサーバーに、WindowsMediaPlayer のライブラリーに収納しているMP3ファイルをアップロードするときに、属性として持っている ID3 tag(曲のtrack name ・artist・album) をうまく受け入れてくれる曲と受け入れてくれない曲目があるのだ。原因はよくわからないが、推測するに著作権保護のためのルールDMCA で各曲目のID3 tag の審査を厳しくしているのではないかと思う。そのために、少々 time consuming な作業が増えた。
      また、3月のときと同じように、エクセルで作成したRadio Senboku Playlist を右メニューに掲載するにも苦労した。3ヶ月以上も経つと学習したことを忘れてしまうようだ。加齢現象は、いろいろなところに現れる。

    2013年3月10日

    隠居のパソコン備忘録:Windows 7 パソコンから、Windows XP パソコンをリモートに動かす


     新しいPC にして、OS が Windows XP から Windows 7 に変わった。いろいろと改良されているのだが、古い周辺機器には Windows 7 用のドライバーがない場合がある。
     私も本などのページの文書を引用するときなど、Epson GT8700 というスキャナーを使ってきたが、Windows 7 にはこのスキャナーのドライバーが提供されていない。

     新しい Windows 7 のパソコンは、DELL に頼んだのだが、発注してから配達されるまでの期間が長かったことについては、2月13日のブログで記録した。この間に、「XPユーザーのための Windows 7 乗り換えガイド」という本を Amazon で買って、パソコンが到着したらスムーズに動くようにと少々学習した。
     この参考書には、Windows XP マシーンを Windows 7 マシーンからリモートで動かす方法が書かれている。これを使えば、古いスキャナーも使えるようだ。
     参考書通り実行してみたがうまくいかず少々てこづったが、いろいろといじっているうちにほぼ諦めかけていた古いスキャナーも無事動くようになったので、備忘録を残しておきたい。
    <cfbr /> 構築したいのは、先の参考書に載っていた下の図のようなものである。なお、この図は WinXP 上で動く GT8700 でスキャンしたものである。
    図?1:一台のモニターで XP マシンを管理
    win7 001.jpg
    1. 準備:
      • モニターへの接続ケーブル
        新しいパソコンは、本体だけ買った(マウスとキーボードは付属している)ので、モニターは今まで使っていた iiyama の液晶モニター1台である。XP マシンとつなぐケーブルが必要である。幸い、Win 7マシンに変えた時に、MIDI ー DVI ケーブルを買ったので、DVI ー DVI ケーブルが残っていた。
         ただ、モニターへのケーブルを差し替えるのが手間である。軽量の液晶モニターにしておいてよかった。
      • XP マシーン用のマウスとキーボードはつないでおく。最終構築が終わるまでは必要である。
      • ルータとの接続は保持しておく。私の場合、Win7マシンは無線接続で、XPマシンはイーサネット・ケーブル接続だが、問題はない。
    2. Window XP マシーンでのセットアップなど。
      • この設定をするためには、XPは home edtion ではだめで XP professional 版ででなければならない。幸い、professional をインストールしていた。
      • パソコン名とログイン・ユーザー名が必要である。ログインをパスワードなしで設定していた場合は、「アカウントの制限によってログインできません」というエラーになる。改めて、XP 上でのコントロールパネル⇒ユーザーアカウントで、ログイン・パスワードを設定しておく必要がある。これらは、必ずメモをしておいたほうがよい。
      • XP マシンで、「コントロールパネル」⇒「システム」⇒「リモート」タブ「リモートデスクトップ」で、「このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する」にチェックを入れておく。
      • XPマシンの電源は入れたまま、ログイン画面をたちあげておく。
    3. Window 7 マシンでの設定
      • 「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「アクセサリー」⇒「リモートデスクトップ接続」を選択。
      • 下のスクリーンショットのようなダイアログが表示されるので、メモしていたコンピュター名を入力して接続ボタンをクリックする。

        RemoteXP-1.JPG
      • 接続がうまくいくと、パスワードを求められるので、先に設定しメモしていたパスワードを入力する。すると、下のスクリーンショットのように、Windows 7 の画面上に Windows XP の画面が表示される。

        RemoteXP-43.JPG
    4. この Windows 7 の画面にある Windows XP の画面で、今まで XP でしていた作業が行える。例えば、GT8700 で参考書のページをスキャンし、画像を XP マシンのフォルダーに保存しておく。
      Windows 7 画面のエクスプローラの「ネットワーク」に表示される XP マシン名をクリックすると展開されるフォルダーの下に先ほど保存した画像ファイルがある。これをコピーして(または切り取って)、Win 7 のフォルダーに貼り付ければ、Win 7 で動くソフトで処理することができる。
      図?1は、このようにして処理した画像ファイルでである。


     なお、スキャナー GT8700 とセットで、よく使っていた OCR ソフト「読んdeココ!!」は、作っていた Aiソフトという会社が EPSON に合併されたせいか、Windows 7 で動くという Ver.13 が販売中止となってしまった。Windows XP なら、古いバージョンで機能するので重宝している。
     今回、このような設定を構築したので、古いスキャナーともども、まだまだ使えそうである。今後、XP でないと動かないデバイスやソフトも出てきそうであるが、そんなに慌てなくて済むだろう。ただし、机上に大きなデスクトップ本体が2台乗っているので、家内にはなかなか片付かないと不評であるが。

    参考書
    XPユーザーのためのWindows 7乗り換えガイド
    橋本 和則
    翔泳社
    売り上げランキング: 59,958
     

    2013年3月 6日

    隠居のJazz:Radio Senboku (Live365) の曲目一新でトラブル発生

     
     昨年の11月中旬に改定した、Radio Senbokuで流しているピアノトリオによるジャズ曲目も3ヶ月以上になってきたので、一新することにした。
     この3ヶ月の間に、パソコンを新しくした。それにともなって、OS は Windows XP から Windows 7 に、Internet Explorer は8から9に、それぞれバージョンアップした。そのせいもあって、11月には簡易にできた Playlist を改訂する作業が、うまくいかない。

     この3ヶ月の間に、Radio Senbokuを流している Live365 が提供する Broadcaster 向けの Studio365 というソフトもバージョンアップしたようだ。このような Broadcaster を日本でされている方はいないだろうが、新しい環境での曲目を改定する時間を随分とられたので自分自身のために、備忘録を残しておきたいと思う。なにしろすぐにやり方を忘れてしまう。

     Live365 での Playlist 変更は次のように行う。
    1. まず、Playlist にアップロードする曲目を Live365 が著作権違反にならないように決めている DMCA というルールにしたがって、曲目の順序を決めてリストアップする。
       リストする曲目は、音楽ファイルのデータベースとなっている Windows Media Player のライブラリーから、別に作成している Jazz Piano Trio のリストをもとに順番にピックアップし、ひとつのフォルダーにファイルごとに番号をつけて収納していく。DMCA ルールを守るためには、番号をつけることが重要である。 
    2. これらのファイルを Playlist にアップロードするには、Live365 が用意している Studio365 というソフトを使う。このソフトのバージョンが、この3ヶ月の間に、1.2から1.3にアップしていた。
       Studio365のTrack Library にMP3ファイルを収納したフォルダーから、10曲ぐらいづつ選んで upload する。すると、指定したFile format(私の場合、64kbps/44kHz stereo MP3pro) に変換しながら、Live365 のサーバー(Locker といっている)にアップロードしてくれる。この時、MP3ファイルが属性として持っている ID3 tag(曲のtrack name ・artist・album) もアップロードしてくれることになっている。ところが、当初、この機能が働いていなかった。Locker にあるファイルを見ると、ID3 tagが "missing" となっている。最終的には、機能が回復したが、それまでは一曲づつ ID3 tag を付加する作業が必要であった。たどたどしい英語で、Tech Support にメールを出したが要領を得ないままであった。
       そうこうするうちに、原因ははっきりしないが、Studio365 の機能が修復し、ID3 tag も、そのアルバムのレーベルも表示されるようになった。(Live365 側で、ID3 tag を元に、レーベル(Lavel)を判断してくれる)
    3. Live365 と契約しているデスクスペースは 500MB である。Studio365 では、ファイルをアップロードするたびに、どれだけ(%)のスペースを使ったかが表示される。これを確認しながらファイルをアップロードする。今回は、180曲をアップロードすることができた。Piano Trio曲では、160~180 曲くらいがアップロードできる。


      What is the DMCA?
    The Digital Millennium Copyright Act ("DMCA") was passed by Congress and details the rules regarding Internet broadcasts that are eligible for compulsory licenses.

    If your station is in non-compliance with the DMCA regulations, your station will be taken off-air and removed from our directory.

    Below is a partial list of the rules that broadcasters need to pay attention to. We have abbreviated these rules to include only those that likely would be relevant given the manner in which you are able to use the Live365 system. The relevant rules which you must carefully review are as follows:

    Your program must not be part of an "interactive service." For your purposes, this means that you cannot perform sound recordings within one hour of a request by a listener or at a time designated by the listener.

    In any three-hour period, you should not intentionally program more than three songs (and not more than two songs in a row) from the same recording; you should not intentionally program more than four songs (and not more than three songs in a row) from the same recording artist or anthology/box set.

    Continuous looped programs may not be less than three hours long.

    Rebroadcasts of programs may be performed at scheduled times as follows:
    • Programs of less than one-hour: no more than three times in a two-week period;
    • Programs longer than one hour: no more than four times in any two-week period.
    • You should not publish advance program guides or use other means to pre-announce when particular sound recordings will be played.
    • You should only broadcast sound recordings that are authorized for performance in the United States.
    • You should pass through (and not disable or remove) identification or technological protection information included in the sound recording (if any).

    For more information about these rules, along with some hints and tools to help make your station compliant with the DMCA regulations, click here.


     このようにして、3ヶ月ぶりに、Radio Senbokuの曲目を一新することができた。世界の26カ国でチャネルを合わせてくれる人たちがいるのであるが、道楽として続けたいと思う。
     流している Playlist(Radio Senboku Playlist) をブログに掲載しているのであるが、そのための Excel の表をブログにけいさいするのにも、Excel2000 から Excel2010 となったので、少々苦労した。このいきさつについては、ページを変えて記録したい。

     

    2013年2月26日

    隠居のパソコン備忘録:Windows7 でのSoundEngineにおけるMP3ファイルの取扱い


     Windows 7にしてから、音声ファイル(特にMP3ファイル)の取り扱いが、WindowsXPと同じようには操作できないことが分かった。従来と同じように、録音したMP3ファイルの音量調整やカットなどをSoundEngine でやりたかったが、Windows 7ではうまく操作できないことが分かった。

     ネットでサーチしてみるといろいろと方法が書かれているが、Windows 7 でのピッタリの方法がない。いろいろと試行してみて、もっとも簡単と思える方法が分かったので、備忘録として記録しておきたい。

    1. Test 版であるが、SoundEngine Free (5.10 nightry build 2) が今年(2013)の2月22日にリリースされている。これをインストールした。ただし、読み込める音楽ファイルは、.wav.ogg ファイルである。oggファイルというのは聞いたことがないが、どうやら、MP3ファイルは有料化され、それに代わるものらしい。
       従来、SoundEngine では、gogo.dll VBMP3.dll という汎用ソフトをインストールすれば、MP3ファイルを操作することができたが、上記のバージョンではダメだった。
    2. したがって、MP3ファイルは .wav に変換する必要がある。iTune でも変換することができるが、Free Audio Converter というソフトが便利である。ただし、このフリーのソフトのダウンロードとか、実行する時に、余計なソフトをインストールを促してくるが、一切無視して問題ない。このソフト、MP3⇒WAV WAV⇒MP3 の両方ができるので便利である。
    3. ただ、MP3レコーダーは、設定としてPCM(wav)録音ができるので、はじめからPCM(wav)で録音すれば、ファイル変換の手間は省ける。


     なお、SoundEngine の詳しい使い方は、【SoundEngine ヘルプ】に詳しい。 

    2013年2月18日

    隠居のブログ備忘録:InternetExplorer 9 で MovableType4 の記事編集ができないを修復する


     順調に動き始めた新しいパソコンの Windows 7 であったが、ブログに新しい記事を投稿しようとしてつまづいた。
     私が使っているMovable Type 4.1(MT4.1)のブログ管理画面で記事の本文を入力しようとしたが、どうしても入力することができない。このブログ記事の投稿作業は、ある意味ではクラウド型で、レンタルしているサーバー(私の場合、XSERVER )にネットからアクセスして、ブログ管理画面を開くことになっている。このアクセスの方法が間違っていたのかと思い、URL を再確認するなど何度もトライしてみたが、うまくいかない。

     "なんでやねん?" と思いを廻らしてみたが、原因が検討もつかない。きっとまた単純なミスをしているに違いない。こういうときは、早く休んで頭をスッキリさせるにかぎると、ベッドに入ってみたが、気になって寝付けない。

     よく早朝、リビングのこたつの上に置いているタブレット(XPERIA)で、ブログ管理画面に入ってみた。ブログの少しぐらいの修正なら、タブレットでもできるようにと設定してあったのを思い出した。そうすると、なんのことはない Android タブレットからすんなりと管理画面に入ることができ、記事の本文修正も問題なくできる。

     どうやら、新しいパソコンだけの問題のようだ。新しいパソコンでネットワークに関係するのは、Internet Explorer(IE) である。新しいパソコンでは、IE は version9になっている。"MT4.1" "IE9" でネットサーチしてみると、ヒットした。どうやら、IE9 では、MT4 や MT5 の管理画面が正常に機能しないらしい。

     ブラウザの問題であることが分かったので、新しいパソコンで、Gmail などのために設定している Google chrome からアクセスしてみると、問題なくブログ管理画面が表示された。結果論ではあるが、それなら焦る必要はなかったのである。

     IE9 での解決法をネットで探っていくと、いつもお世話になっている小粋空間さんから、対処のための「IE9でMovable Typeの管理画面を操作できるようにする「EmulateIEプラグイン」」というプラグインが用意されていることが分かった。
     新しいパソコンでのファイル転送ソフト:FFFTPの設定に、少々手間取ったが、早速、インストールした。ブログ管理画面は、問題なく機能するようになった。

     どうやら、市場占有率の高い IE だけの問題のようだ。CSS などでも微妙に異なるブラウザ間の互換性は早く統一してほしいものだ。

    2013年2月17日

    隠居のパソコン備忘録:メインのPCをWindows7 のDELL ディスクトップに変える


     マザーボードを変え、システム・デスクATX電源も入れ替えるなどして10年以上にもわたって使ってきた自作パソコンの動きが、おそくなってきていた。年初の e-Tax の作業では、Windows XP の Service Pack 3 へのグレードアップを求められたが、長年のゴミが溜まっていたせいか、インストールができなかった。それで、毎日長時間使う道具でストレスが溜まるのも嫌なので、思い切って新しいパソコンに変えることにした。

     部品を買ってきて、自分で組み上げる楽しみ(苦しみ)を感じる歳でもなくなったきたので、DELL にディスクトップ本体を発注した。DELL は、部品を自分で選べるところがいいところである。それに一般メーカー製のように、余計なソフトが入っていないのがいい。
     ところが、発注した時期が悪かった。2月1日に、DELL のウェブページから発注したのであるが、当初配送予定日が 2月9日となっていたのが、2月9日になって諸般の事情により配送が遅れる見込みであるとのメッセージが現れた。(DELL では、発注毎の進捗状況が表示される) 
     1日、2日たっても、メッセージは変わらない。どうやら、春節休暇にかかってしまったらしい。(DELL は、日本向け製品を中国東南部の福建省・厦門の工場で製品を組み上げている) 製品は春節明けの16日土曜日に配送されてきた。

       新しいパソコンは、私のブログ・サイトを訪問される方の多くが使われているOS の Windows7(35%) 、ブラウザは Internet Explorer 9 (45% IE53%中)にした。(アクセス解析サービスResearch Artizan での結果) 早速、立ち上げた。
     新しいパソコンには、無線LANのカードが組み込まれているので、自動的に無線LAN ルーターを探しに行き、ルーターに記載されている keyコードを入力するだけで、インターネットに繋がった。インターネットに繋ぐのに、四苦八苦した昔のことを思えば夢のようである。
     Microsoft の更新プログラムのインストールに少々の時間(2時間ほど)を要したが、まことにサクサクと動くようになった。

     旧のパソコンでは、システム・ディスク以外は、外付けのHDDにしていた。(1TB(テラバイト)でも、一万円を切っている。)これらの外付けHDDにあらたにパーティションを切って、C:ドライブにあったプログラム・ファイルなどを、事前にコピーしておいた。これらの外付けHDDのデータはほとんど写真と音楽であり、ファイルシステムは NTFS なので、Windows7 64bit でも問題なく読み込むことができた。

     このごろパソコンに向かって作業するアプリケーションのほとんどは、クラウド型である。メールは、Gmail を使っているので、Google Chrome をダウンロードして、自分のアカウントでログインすれば、Gmail を立ち上げるだけで表示してくれるし、ブックマークの表示なども、旧のパソコンと同じように表示される。
     パソコンで音楽を聴くのは、専ら Web Radio であるから、インターネットにつながっておれば問題はない。オーディオにつないでいるケーブルを古いPCから、つなぎ変えて、Radio Senbokuを聴くとなかなかいい音がするし、途中で息をつくというようなことはない。
     音楽を聞きながらのウェブページの表示もはやく、リンクもスムースに動くので、ストレスは感じなくなり、パソコンに向かうのがますます楽しくなってきた。

    2013年1月26日

    年金生活者のe-Tax 備忘録:平成24年度分、古いパソコンでは要注意

     
     今回で6回目となる e-Tax(国税電子申告・納税システム)を、確定申告に必要な書類が国民健康保険の支払い証明を最後に揃ったので、作業を行い 1月24日に送信した。
     昨年の手続きと変わらないだろうとタカをくくっていた e-Tax に、今回は(平成24年度分)は手こずったので、備忘録として記録しておきたい。

     手こずったのは、次の2点である。
    1. Windows XP は、Srvice Pack 3 でないと申告書作成画面がでない。 下のスクリーンショットのようになり、前に進めない。 e-tax10.JPG
      SP2 は、2010年7月14日でサポートが期限切れになっているためのようだ。SP3 のバージョンアップしようとして上手く行かなかったが、あまり支障もなかったので、ずっと SP2 を使い続けてきたが、初めて障害がでた。 
      再度、SP3のインストールを試みた(かなりの時間がかかる)が、結局、「アクセスが拒否されました」とのウォーニングが出て、駄目だった。仕方なしに、家内が専ら使っている Windows Vista のパソコンですることにした。
    2. Internet Explorer 7 (IE7)では、電子申請はできない。書類郵送を求められる。
      セキュリティの弱さのせいのようだ。無償サポートが終了している。Windows Vista のパソコンは、まだIE7 だったので、IE8 にアップグレードした。これは、問題なく作業ができた。


     無事下のスクリーンショットような申告書作成画面が出てきて、ようやく昨年のように申告書作成を始めることができるようになった。ただし、昨年の順序の 2. に書いた、?e-Taxを行う際の確認事項(準備編)?は、今年は申告書作成画面(コーナー)を表示する前に、【事前準備】として求められる。
    e-tax_102.JPG
     昨年度(23年度)は、「昨年メモしておいたファイル(22年所得申告データ.data)」を使ったが、今回は、パソコンを変えたので新たに、申告書を作成することにした。昨年のブログに「USB メモリにバックアップしておいた方がいい」と書いているのに、してなかった。まあ、環境設定に費やした時間を考えれば、新たに入力しても大した手間ではない。

    その他は、ほぼ昨年と同じ順序である。今年から、医療費控除の入力方法が下のスクリーンショットのように少し変更になっている。
    e-tax_103.JPG

     私は、「医療費の領収書を治療ごとに入力する」を選んで、昨年と同じように、事前に医療機関毎に金額を計算しておき、医療機関ごとの合計額を入力した。厳密には、もっと詳細に入力しなければならないのかもしれない。いままで、税務署から指摘を受けたことはないが。

     出来上がった申告書は、昨年と同じように確認し、送信した。受信されたかどうかは、一日ほどして「税務署からのお知らせ」というメールが届くが、送信してすぐには、【メッセージボックス一覧表示】で確認することができる。

    (追記:20130/2/14):国税還付金振込通知書が、バレンタイン・デーの2月14日届いた。
    【メッセージボックス一覧表示】で表示される「還付金処理状況確認」ボタンをクリックすると、2月8日に通知されてきている。
    気にしていた医療費控除の入力には問題無さそうだ。大した金額ではないので、多めに見ているかもしれない。

    国税還付金振込通知書 hagaki.jpg
    【メッセージボックス一覧表示】で表示される「還付金処理状況確認」 kanpu-web.JPG

    2013年1月16日

    隠居のDIY:メジロ用のバードフィーダー


     シジュウカラのバードフィーダーを吊るすようになって、メジロやスズメがやってくることがあるが、餌のヒマワリの種には手を(嘴を)出さない。スズメは別にして、メジロも庭にやってきてくれると賑やかになる。
    メジロ用餌台;クリックすると大きな写真になります メジロ用の餌台をネットでサーチしてみると、作るのはそれほど難しくなさそうな簡易餌台がヒットした。これをヒントに、右の写真のようなメジロ用の餌台を作ってみた。
     中心にしている緑の棒は園芸用の支柱である。この支柱は、家内が花を育てるために買っていたものだが、中に少し太めの針金が入っており、回りはプラスティックで被い竹のように節まで作ってある。この支柱の先のプラスティック部分を剥がし、金ノコで斜めに切った。みかんを突き刺しやすくするためである。みかんが下にずり落ちないように、先のネットで紹介されているように、針金を螺旋状にして、受け皿のようにつけた。針金は、手持ちの細い針金を、ドリルを使って撚り合わせて太くした。螺旋状にするには、殺虫剤の缶に巻きつける方法で作り、下に少し真っ直ぐにして、これを先の支柱に結束バンドで取り付けた。
     みかんばかりでなく、バナナのかけらなどを置いておけるように、ペットボトルの上部部分を切り取り、先の螺旋状の針金の中においた。

     メジロは、シジュウカラがバードフィーダーを見つけるよりも早くやってきた。みかんを横半分にして、支柱に差して置くと支柱に留まったり、螺旋状の針金に留まったりして、長い時間みかんをつついている。同じ餌台を2つ作って、土に突き刺して置いたが、すぐに平らげられてしまった。食べたあとは、人間でもここまではきれいにほじくることは難しいほど、きれいに皮の部分だけ残っている。
     バナナの端っこを3cmぐらいに切って、みかんと同じように支柱に突き刺しておいてみた。みかんとおいてある時にはみかんに行くが、バナナしか置かないときにはバナナをついばんでいる。食べた後は、見事に薄皮一枚になっている。メジロにずっと給餌するには、シジュウカラのヒマワリの種に比べて、ずっと割高だ。
     試しに、すだちを突き刺してみたたが、見向きもしなかった。

    下の画像をクリックするとWindows Media Playerが立ち上がり、動画が始まります。 メジロの餌台;クリックすると動画が始まります。

    2013年1月 1日

    2013年元旦



    頌春



      6まわり目の巳年を迎えました。
     相変わらず、鳥との出会いを楽しみにウロウロしています。撮った写真は、行動記録のつもりで、一人よがりのこのブログに掲載しています。
     こんな遊びを続けられることに感謝です。


     下の写真をクリックすると、Windows Media Playerが立ち上がり、スライドショーが始まるはずです。少々、重たいと思いますが、屠蘇ざましにどうぞ。
     スライドショーを作った後、鳥の名前を間違っているのがわかりましたが、目をつぶってください。

    クリックするとスライドショーがはじまります

    2012年12月10日

    (続)バードフィーダーにやってきたシジュウカラ(動画)


     前回に続けてバードフィーダーにやってくる小鳥たちの動画をアップした。
     ヤマガラは一羽で来ることが多いが、シジュウカラは大抵2羽以上である。シジュウカラの繁殖期は、3月?4月とされているので、番ではないと思われる。
     このフィーダーをぶら下げている梅の木には、その他にヒヨドリ、メジロ、スズメもやってくるが、餌のヒマワリの種には手をださない。シジュウカラは、牛脂にも手をだすそうだが、牛脂を餌にするとあまり来てほしくないヒヨドリがやってきそうだ。

     
    バードフィーダーにやってきたシジュウカラ
    121114_001.jpg
    写真の再生ボタンをクリックすると、You Tube が立ち上がります。
    You Tubeの画面右下のYoutube07.JPGをクリックしていただくと大きな画面となります。


     今回で、デジカメで撮影した動画をブログ(MT4)にアップロードする方法が、私なりに(私の環境で)ほぼ定着したので、備忘録として記録しておきたい。

    1. Coolpix P510 の場合、VGA(640x480)で撮影する。後で AVI ファイルに変換するときに時間が短い。ただ、もう少し機種や条件を変えて学習する必要がある。
    2. FREESTUDIO の Free AVI Video Converter で、AVI ファイルに変換する。
      変換せずに、MOV ファイル(Nikon の場合、録画は MOV ファイルとして記録される)のまま、Apple Quick Time Pro で編集できるが、タイトルの挿入など少々難しい。
      また、You Tubeにも編集機能があるが、Movie Makerのように編集はできない。慣れないせいもあるかもしれないが。
    3. Microsoft の Movie Maker を立ち上げる。Movie Maker の使い方については、【MovieMaker でデジカメ AVI ファイルを編集してブログに載せてみる】に詳しいが、今回のような大きなファイルを読み込むと下のスクリーンショットのように、自動的に多くのクリップに分割するようだが、何を基準に分割されるのか不明である。ただ、細かに分割してクリップにしてもらうほうが、編集はやりやすい。

      Youtube08.JPG

    4. Movie Maker で編集したファイル(拡張子が wmv というファイルになる)を You Tube にアップロードする。上の記事で紹介したように、wmvファイルをそのままサーバーにアップロードすることもできるが、You Tube にアップロードしておけば、Yahoo Webplayer を使って、ブログの中に、You Tube の機能を持ち込むことができる。これらの方法については、【ブログ(MT4)に、動画(You tube)をアップロードする】に記録している。
    5. Yahoo Webplayer は、Windows Media Playerが存在しないタブレット(Android tablet で確認)でも機能するので、タブレットでも動画が確認できる。

    2012年9月30日

    隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4)に、動画(You tube)をアップロードする


     ブログに動画を載せたい場合がある。Jazz street での楽団演奏の録画や水鳥の動きなどである。このごろのデジタルカメラは、動画撮影機能がついているのが普通である。
     今年も開催された和泉の国ジャズストリートでは、Nikon Coolpix P510 で、SLMC(泉陽高校軽音楽部)の演奏を録画した。設定は、初期設定のままである。初期設定では、HD 1080p(1920x1080) となっている。それ以外のファイルに関する情報は取説には記載されていない。
     デジカメで撮った写真や動画は、Picasa3 でパソコンにとり込む。取り込んだファイルの拡張子は、写真の場合 .jpg であるが、動画は .MOV となっている。ファイルの種類は、Quick Time ムービーとなっている。
     これでは、Microsoft のWindows Media Player では再生できない。Quick Time ムービーは、Apple が開発したソフトだから無理もない。撮影した動画をタイトルをつけたりして編集するのは、フリーのソフト(Windows XP service pack2 に付属している)である moviemaker を使っている。
     デジカメで撮った動画の最初は、Canon IXY900IS であった。これでの動画の形式は、Microsoft の AVI ファイルだったので、moviemaker で編集することができた
    どうやら、Canon と Nikon はこんなところでも張り合っているらしい。

     使い慣れた moviemaker で編集するためには、MOV を AVI に形式変換しなければならない。今年の冬に、ハシビロガモの集団採餌行動を NikonD7000 で録画編集した時には、ファイルの形式変換は、AVS video converter を使用した。今回も、AVI に形式変換し、moviemaker に読み込んで見ると、次のようなメッセージが出てファイルを読み込めない。
    ファイルの再生に必要なコーデックがコンピュータにインストールされていないため、aviファイルを読み込むことができません。必要なコーデックを既にダウンロードしてインストールしている場合は、Windows ムービー メーカーを閉じてから再度開始し、もう一度ファイルを読み込んでください。

     必要なコーデックというのを探すソフトを導入して、探してみたが要領がよく分からない。AVS video converter の最新バージョンをインストールして動かそうとしたが、確か以前は無料(お試し期間中?)だったのが有料になっている。しかも、結構高い。それで、試行錯誤してみると FREESTUDIO というパッケージの中に、Free AVI Video Converterというソフトがあるのがわかった。
     このソフトで MOV を AVI に形式変換してみると、今度は moviemaker で変換後のファイルを読み込むことができた。タイトルをつけるなどの簡単な編集をして、レンタルサーバーにアップロードし、ブログ本文からリンクすると再生するようになった。

     和泉の国ジャズストリートでのランブリンフェローズという楽団のデキシーを、Sanyo(現在、この会社名はなくなっている) の PCM レコーダーで録音した .mp3ファイル を Yahoo Media Playerを使ってブログに記載しようと再調査していると、Yahoo Media Player は Yahoo webplayer と名前が変わって、動画(You Tube)も簡単にアップロードできるようになっている。
    アップロードの方法は簡単である。Yahoo が提供するつぎのような JavaScript を、ブログのHTML <head> 部に置く。Instruction では、<body>部の下部におけとあるが、Movable Typeでは、 上手くいかなかった。 
    <script type="text/javascript"> var YWPParams = { theme: "silver" }; </script>
    <script type="text/javascript" src="http://webplayer.yahooapis.com/player.js"></script> 
    
    上の行は、ブログで表示するときに、枠を黒ではなく、灰色にするために入れたスクリプトである。なくても問題はない。
     YouTubeの動画をブログで表示するには、次のようなコードを挿入したい場所に、記述するだけでよい。
    <a href="http://www.youtube.com/watch?v=elg9OjDJIB8&feature=youtu.be"><img alt="DSCN0641.jpg" src="http://n-shuhei.net/atelier/photo_senboku/DSCN0641.jpg" width="200" height="133" /></a>
    

    イメージファイル部分をテキストにしても問題はない。イメージ写真にすると、真ん中に再生アイコンが表示される。

     ブログ上にYouTube の動画を表示するには、もちろんYouTube に動画をアップロードしておく必要がある。今まで、YouTube に動画をアップロードした経験はないが、それほど難しい作業ではない。
      YouTube にアクセスすると YouTube は Google の一部になっているので、すでにGoogle にアカウント(普通は、gmailのアドレスがID )を持っておれば、マイチャネル(登録チャネル)が表示されるようだ。

    upload00.JPG


     右上のツールタグの【アップロード】をクリックすると下のスクリーンショットようになる。
    upload01.JPG

     PC にある動画(この場合、hashibiro.wmv というファイル:形式は、ほとんどOK のようだ)を選んで、アップロードすると、下のような画面となり、YouTube のファイル名(URL)が右上に表示される。
    upload03.JPG
     下の Sample画像は、ブログの中に、次のように上のURL 組み込んで表記している。
    <a href="http://www.youtube.com/watch?v=v4kdwpAnmGM&feature=context-gau"><img alt="ハシビロガモ動画" src="http://n-shuhei.net/atelier/photo_birds/120208_0181-thumb-150x100.jpg" width="200" height="133" /></a>

    Sample 動画(YouTube)
    ハシビロガモ動画

    2012年6月15日

    隠居のパソコン備忘録:有線ルーターを無線ルータに変えて、TV につなぐ


     最近、別々の部屋においているPC2台とも、インターネットへのつながりが悪くなった。設定に問題があるのかもしれないが、使っているブロードバンド・ルータは2004年に設置したもので、8年も使ってきた。そろそろくたびれてきているのかもしれない。前から変えたいと思っていたので無線ルータに変えることにした。将来的に、ノートブックPCも持ちたいと思っていることもあるし、最近はTV をインターネットにつないで受けられるサービスも充実してきている。

     8年前に、NEC Aterm BR1500H という有線ルータを設定した時には随分苦労したことを思い出した。その時に家の壁の中に、LAN ケーブルを這わせて、1F リビングと 2F の二部屋に LAN ケーブルのソケットを配置している。無線ルータが、まだあまり一般的でなかった時代である。
     今回ネットで購入した無線ルータは、BUffalo の WZR-HP-AG300H とイーサーネット・コンバーター WLAE-AG300N とがセットとなった製品である。
    ブロードバンドルータ・光電話アダプター・回線終端装置の3台;クリックすると大きな写真になります 私の家では、インターネットへの接続、TV の視聴、固定電話の三つとも、eo 光で統一している。だから、光ファイバーが入り込んでいる 2F の部屋の片隅には、回線終端装置・光電話アダプター・ブロードバンドルータの3台が並んで、その後ろにはケーブル類がとぐろを巻いている。このブロードバンドルータを今回有線ルータから無線ルータに変更したのだ。
     無線ルータというのは、有線ルータに無線機能を付加したものと考えると理解しやすい。だから当然LAN ケーブルを差し込むソケットがあり、このルータの場合 4 つある。壁中を通してつないでいる隣の部屋PC(Windows XP SP2) とは、この有線LAN ケーブルでつないだ。 PC を起動し、付属のCD をセットするとナビゲーターが起動するので、後はナビゲータの指示のまますすめるだけである。8年前に苦労して設定したのが嘘のようである。

     ところが、2台目のPC(Windows Vista:家内のPC ) でつまづいた。2台目のPC も、今まで有線でつないでいたので、おなじように、付属のCD をセットして、CD のナビゲータの言うとおりに作業すると、うまく立ち上がったように見えた。再起動をかけてみると、こんどはインターネットにつながらない。何回か繰り返したが同じである。ではと、イーサーネット・コンバーターをつないでやってみたが、うまくいかない。うまくいかない時に出る 接続診断 を見ると、どうやら IP アドレスがうまく自動的に取得できていないようだ。そこで、接続を有線に切り替えて、あまり familiar ではないが、 IP アドレスアドレスを手動で設定してみた。ずいぶん時間がかかったが、それで安定してインターネットにつながるようになった。ただ、無線ルータに変えた理由の一つは、部屋の隅のルータからPCまでカーペットに這っているケーブルをなくすことであったから、納得がいかない。
     もともとイーサネットコンバータは、次の記事のように、TVをインターネットにつなぐことを意図していると思われる。
    TVをインターネットにつなぐイーサネットコンバータ

    USB につなぐ無線子機 WLI-UC-G300HP ;クリックすると大きな写真になります それで、2F の1台のPC(Windows Vista ) には、Baffalo のUSB につなぐ無線子機 WLI-UC-G300HP を購入してつけることにした。こちらは、付属CD のガイド通り作業をすると問題なくインターネットに安定して接続できた。接続も家内の言葉を借りると、"サクサクと"つながるようになったということである。

    イーサーネット・コンバーター WLAE-AG300N を接続;クリックすると大きな写真になります 1F リヴィングに置いている液晶TV には、もともと有線のLANケーブルをつないでいたが、データ放送の天気予報で、地域のメッシュ情報を得るぐらいしか使っていなかったが、ちょっと調べてみると アクトビラ(acTVila) というサービスが、かなり前から提供されているようだ。ビデオをよくレンタルされているような映画好きには、家に居ながらにしてレンタルできるので、便利であろう。私には、映画を好んで見る習慣はないので、宝の持ち腐れかもしれない。 が、NHK オンデマンドも、この acTVila からつながるので、定期的に録画している「さわやか自然百景」や「新日本風土記」なども、お金を少しだせ(30分もので¥105?:一ヶ月見放題945円)ば、好きなときに見ることができる。
    それで、2F 寝室に置いているTV に、イーサーネット・コンバーター WLAE-AG300N を接続した。LAN ケーブルでつないでいる1F リビングのTVと同様に、 acTVila が表示される。パソコンの小さい画面で見ていたダウンロード画面が、ベッドの上から、リモコンで見ることができるのでなかなか快適である。

    acTVila でのNHK オンデマンド
    acTVila の画面;クリックすると大きな写真になります NHK オンデマンド画面 ジャンル紀行画面;クリックすると大きな写真になります さわやか自然百景 選択画面;クリックすると大きな写真になります 個別番組購入画面;クリックすると大きな写真になります
    アクトビラ(acTVila) の画面 NHK オンデマンド ジャンル紀行画面 さわやか自然百景 選択画面 さわやか自然百景 個別番組購入画面

    2012年2月11日

    隠居の探鳥ウォーク:ぐるぐると ハシビロガモが 餌を食み 


     立春が過ぎたあと2日間ほどかなりの雨が降ったが、そのあとまた寒くなった。2月8日、散策出かけるときには気温が低いだけでなく風も強いので、いつも携行している携帯気象計 Kestrel4000 で Wind chill (体感温度)を確認すると、氷点下マイナス0.2℃を示していた。

     それでも、鳥たちは元気だった。先日、カシラダカを観察した葦の茂みには、こんどはホオジロが群れていた。カシラダカはお腹が白いが、ホオジロはオレンジぽいというのが判別のポイントらしい。

     ヘラブナを養殖している尾美濃池では、カワウ避けに池の上1mくらい張り巡らせてある透明の網の下で泳いでいたアオサギが低空飛行で脱出をを試みていた。網には、昨秋にこの罠に引っかかっていて息絶えていたハシビロガモの亡骸がぶら下がったままである。

     この時期もムクドリは元気である。元気であると言うより強靭である。子供が6?8個食べれば死に至るという実がたわわに実っているセンダンの大木が、三木閉地区に2本ある。このセンダンの実に、ムクドリが群がって啄んでいた。彼ら彼女らは、どのような解毒機能を持っているのだろうか。

    クリックすると動画が始まります 摺鉢池にいってみると、池が氷結していて場所を変えていたハシビロガモが帰ってきていた。集団になって、かなりのスピードでぐるぐる回りながら、藻かなにかを幅の広い嘴で掬うように食していた。数も多いし、回転のスピードが早いので、羽数はカウント出来なかった。
    ?鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑?によると、餌はプランクトンで、「集団で水面をぐるぐる回って渦を作り、その中心に食べ物を集めて採食することから、「クルマガモ(車鴨)」とも呼ばれている。」とある。
    (右の写真をクリックすると、Windows Media Player が立ち上がり、動画が始まるはずです。再生されない場合は、ルールバー【ツール】⇒【オプション】⇒【ファイルの種類】で、?Windows Media ビデオファイル?にチェックが入っているかどうか確認ください。)
     Nikon D7000 で初めて動画を撮った。このような野鳥の動きには、なかなか有用だと思うが、記録とするにはもう少し習熟が必要だ。編集は、Microsoft の Movie maker というソフトを使った。 

    ホオジロ;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ;クリックすると大きな写真になります アオサギ;クリックすると大きな写真になります ムクドリ;クリックすると大きな写真になります
    ホオジロ:野々井(堺)
    2012/2/8
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO1250 F5.6)
    露出補正 なし
    トリミング
    カワラヒワ:堺西高校(堺)
    2012/2/8
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO200 F9.0)
    露出補正 -2/3
    トリミング、レタッチ
    アオサギの低空飛行:尾美濃池(堺)
    2012/2/8
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO800 F5.6)
    露出補正 なし
    トリミング
    センダンの実を咥えるムクドリ:三木閉(堺)
    2012/2/8
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO200 F9.0)
    露出補正 -2/3
    トリミング


     2月10日金曜日、気温は低いが風もなく晴れたので、小鳥を求めて光明池地区の新檜尾台公園・甲斐田川を目指した。期待した小鳥たちとは、あまり巡り合えなかったが、新檜尾台公園の樹々の間をメジロが数多く動き回っていた。

    モズ コゲラ;クリックすると大きな写真になります メジロ;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になります
    モズ:大森(堺)
    2012/2/10
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO1250 F5.6)
    露出補正 なし
    トリミング
    コゲラ:赤坂台(堺)
    2012/2/10
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO360 F5.6)
    露出補正 +2/3
    トリミング
    メジロ:新檜尾台公園(堺)
    2012/2/10
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO3200 F5.6)
    露出補正 なし
    トリミング
    セグロセキレイ:和田川・大森(堺)
    2012/2/10
    Nikon D7000
    ΣAPO120-400mm 400mm
    (35mm相当600mm)
    シャッター優先オート
    (1/1000s ISO400 F5.6)
    露出補正 なし
    トリミング

    詳細は、探鳥日誌(current)を参照ください。

    kestrel
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    2011年11月25日

    隠居のJazz:Live365 RadioSenboku のプログラムを Piano Trio ばかりにする


     2011年7月に、ジャズ・ジャーナリストの杉田宏樹さんという方の【ジャズと言えばピアノトリオ】いう本が、光文社新書で発刊された。読み進むと、ファミリアな名前のピアニストの名前が次々と出てくる。それらのピアニストが結成したピアノトリオの有名なアルバムも細かに紹介されている。ジャズと聞くと節操無く集めたジャズ曲の中にも、それらのアルバムに収められているナンバーが、mp3 file として Windows Media Library に収納されている。

     これらのナンバーを上の本に紹介されている順に整理して(ヨーロッパの Trio を除外した 53 Trio)、Internet Radio のサイトである Live 365 に開設している私の放送局Radio Senboku に、アップロードすることにした。そのために作成したリストは、Jazz Piano Trio List として右メニュに置いている。

     この7月に、更新アップロードしていたのは、bebop の曲特集だった。11月のはじめには、250局ほどある Jazz ジャンルの中で、アクセス時間が50位を切るほどになったが、最近は少し下降気味である。自分自身も、少し聴き飽きてきた。
     この本に記載されているアルバムは、私のコレクションに該当するものはあまりなかったので、少々物入りであったが Amazon で集めることにした。希少盤で手を出すのをためらったいくらかは除いて、mp3 ダウンロードか、ダウンロード出来ないものは輸入盤などで集めた。そのようにして集めたナンバーを、Live 365 の DMCA(The Digital Millenium Copyright Act)というルールに(放送時間の3時間以内で同じアルバムから3曲以上続けて放送してはならない)則って、ファイル・リストをつくりアップロードした。

     そのようにして聴いてみると、流石にジャズ・ジャーナリストが選択している Trio とその代表的なアルバムだけあって、耳に心地よい。アルバムが揃っているので、当分は Piano Trio 一辺倒で、Radio Senboku にアップロードすることにしたい。アップロードできる容量と DMCA の制限があるので、190曲弱が精一杯である。だが、17時間36分にわたって、Piano Trio ばかりの曲が流れるので、一度チャネルを合わせて欲しい。
     現在、流れている曲のリストは、右メニュウの Radio Senboku Playlist に掲載している。

    ジャズと言えばピアノトリオ (光文社新書)
    杉田 宏樹
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    2011年11月11日

    Jazz: Piano Trio List


     2011年7月に、ジャズ・ジャーナリストの杉田宏樹さんという方の【ジャズと言えばピアノトリオ】いう本が、光文社新書で発刊された。読み進むと、ファミリアな名前のピアニストの名前が次々と出てくる。それらのピアニストが結成したピアノトリオの有名なアルバムも細かに紹介されている。ジャズと聞くと節操無く集めたジャズ曲の中にも、それらのアルバムに収められているナンバーが、mp3 file として Windows Media Library に収納されている。

     これらのナンバーを上の本に紹介されている順に整理して、Internet Radio のサイトである Live 365 に開設している私の放送局Radio Senboku に、アップロードすることにした。
     そのために、この本に紹介されている Piano Trio と代表的なアルバムを整理してみた。Trio であるから、該当アルバムで共演しているベースとドラムスの奏者も合わせて記載して、一覧にしたのが下の表である。

     その後、Radio Senboku にアップロードするために、上の本に紹介されている以外のレコードも使ったので、それらも該当する Trio の欄に追記した。

    Jazz Piano Trios
    Pianists representative Albumrecordedbassdrums
    Revised on Oct 2nd, 2012
    Bill Evans
    1929 - 1980
    Portrait In Jazz 1959 Scott LaFaro Paul Motian
    Waltz For Debby 1961
    Sunday At The Village Vanguard 1961
    How my heart sings! 1962 Charles Israels
    At Shelly's Manne-Hole 1963 Larry Bunker
    Bud Powell
    1924 - 1960
    Bud Powell Trio Plays 1947 Curly Russell Max Roach
    A Portrait of Thelonious 1961 Pierre Michelot Kenny Clarke
    Thelonious Monk
    1917 - 1982
    Thelonious Monk Trio 1952,54 Gary Mapp
    Percy Heath
    Art Blakey
    Max Roach
    Plays Duke Ellington 1955 Oscar Pettiford Connie Kay
    The Unique 1956 Art Blakey
    Oscar Peterson
    1925 - 2007
    We Get Requests 1964 Ray Brown Ed Thigpen
    The Trio 1961
    Girl Talk 1965-67 Ray Brown
    Sam Jones
    Louis Hayes
    Bobby Durham
    Wynton Kelly
    1931 - 1971
    Kelly at Midnite 1960 Paul Chambers Philly Joe Jones
    The Best Of Wynton Kelly ----
    Sonny Clark
    1931 - 1963
    Cool Struttin'
      Art Farmer(trp)
      Jackie McLean
    1958 Paul Chamberrs Philly Joe Jones
    Sonny ClarkTrio 1965
    Tommy Flanagan
    1930 - 2001
    Overseas 1958 Wilbur Little Elvin Jones
    Eclypso 1977 George Mraz
    Kenny Drew
    1928 - 1993
    Kenny Drew Trio 1956 Paul Chamberrs Philly Joe Jones
    Red Garland
    1923 - 1984
    Groovy 1956 Paul Chamberrs Art Taylor
    At The Plerude 1959 Jimmy Rowser Specs Wright
    Barry Harris
    1929 -
    Breakin' It Up 1958 Bob Cranshaw Clifford Jarvis
    At The Jazz Workshop 1960 Sam Jones Louis Hayes
    Phineas Newborn, Jr
    1931 - 1989
    World of piano 1961 Paul Chamberrs
    Sam Jones
    Philly Joe Jones
    Louis Hayes
    Here is Phineas 1958 Oscar Pettiford Kenny Clarke
    Hank Jones
    1918- 2010
    Great Jazz Trio: At the Village Vanguard 1978 Ron Carter Tony Williams
    Hank Jones Trio 1979 George Duviver Alan Dawson
    Al Haig
    1924- 1982
    Invitation 1974 Rovere Gilbert Kenny Clarke
    Al Haig Trio 1954 Bill Crow Lee Abrahams
    Duke Jordan
    1924- 1982
    Flight To Denmark 1973 Mads Vinding Edmund Leonard Thigpen
    Ray Bryant
    1922- 2006
    Ray Bryant Trio [1957] 1957 Ike Isaacs Specs Wright
    Ray Bryant Plays 1959 Tommy Bryant Oliver Jackson
    Hampton Hawes
    1922- 2006
    Hampton Hawes The Trio Vol. 1 1955 Red Mitchell Chuck Thompson
    Andre Previn
    1929 -
    My Fair Lady 1964 Leroy Vinnegar Shelly Manne
    Horace Parlan
    1929 -
    Us Three 1960 George Tucker Al Harewood
    Duke Pearson
    1932 - 1980
    Tender Feelin's 1959 Gene Taylor Lex Humphries
    Profile 1959
    Herbie Nichols
    1919 - 1963
    Herbie Nichols Trio 1956 Teddy Kotick (tracks 6-8 & 10)
    Al McKibbon (tracks 1-4 & 9)
    Max Roach
    Duke Ellington
    1899 - 1974
    Money Jungle 1962 Charles Mingus Max Roach
    Art Tatum
    1909 - 1956
    Art Tatum Trio 1956 Red Callender Jo Jones
    Ahmad Jamal
    1930 -
    Portfolio Of Ahmad Jamal 1958 Israel Crosby Vernell Fournier
    Ramsey Lewis
    1935 -
    The In Crowed 1965 Eldee Young Isaac Holt
    An hour with the Ramsey Lewis Trio 1959
    Erroll Garner
    1921 - 1977
    Concert By The Sea 1955 Eddie Calhoun Denzil Best
    Billy Taylor
    1921 - 2010
    Sleeping Bee 1969 BenTucker Grady Tate
    A Touch Of Taylor 1955 Earl May Percy Brice
    Junior Mance
    1928 -
    JUNIOR 1959 Ray Brown Lex Humphries
    Ceder Walton
    1928 -
    Something For Lester
      as Ray Brown Trio
    1977 Ray Brown Elvin Jones
    Manhattan Afternoon 2009 David Williams Billy Higgins
    Marian McPartland
    1918 -
    Marian McPartland At The London House 1958 Bill Britto Joe Cusatis
    At The Hickory House 1955 Bill Crow Joe Morello
    Claude Williamson
    1926 -
    Round Midnight 1958 Red Mitchell Mel Lewis
    Salute to Bud 1954 Curtis Counce Stan Levey
    Mal Waldron
    1926 - 2002
    Free At Last 1966 Isla Eckinger Clarence Becton
    Set Me Free 1969 Barre Phillips Philly Joe Jones
    Don Friedman
    1935 -
    Circle Waltz 1962 Chuck Israels Pete(La Roca)Sims
    Bobby Timmons
    1935 - 1974
    This Here Is Bobby Timmons 1960 Sam Jones
    (tr 1, 2 & 4-9)
    Jimmy Cobb
    (tr 1, 2 & 4-9)
    Hugh Lawson
    1935 - 1997
    Prime Time 1977 Bob Cranshaw Ben Riley
    Richard Wyands
    1928 -
    Then, Here And Now 1978 Lisle Atkinson David Lee
    Harold Mabern
    1936 -
    Straight Street (yet) 1991 Ron Carter Jack DeJohnette
    Monty Alexander
    1944 -
    Montreux Alexander  1976 John Clayton Jeff Hamilton
    Walter Bishop Jr.
    1927 - 1998
    Speak Low 1976 JImmy Garrison G.T.Hogan
    Walter Davis Jr.
    1932 - 1990
    Scorpio Rising 1989 Santi Debriano Ralph Peterson Jr.
    Paul Bley
    1932 -
    Touching 1965 Kent Carter Barry Altschuk
    Chick Corea
    1941 -
    Now He Sings, Now He Sobs 1968 Miroslav Vitous Roy Haynes
    Herbie Hancock
    1940 -
    Maiden Voyage (The Rudy Van Gelder Edition) 1965 Ron Carter Tony Williams
    Speak Like A Child 1968 Mickey Roker
    McCoy Tyner
    1938 -
    Inception 1962 Art Davis Elvin Jones
    Remembering John 1991 Avery Sharpe Aaron Scott
    Steve Kuhn
    1938 -
    Watch What Happens 1968 Palle Danielsson Jon Christensen
    Remembering Tomorrow 1968 David Finck Joey Baron
    Richie Beirach
    1947 -
    Elegy For Bill Evans 1981 George Mraz Al Foster
    Fred Hersch
    1955 -
    Heartsongs 1989 Michael Formanek Jeff Hirshfied
    Kenny Barron
    1943 -
    Scratch 1985 Dave Holland Daniel Humair
    People Time(Disc1,2) 1991 Sax: Stan Gets   
    Benny Green
    1963 -
    Testifyin! Live At The Village Vanguard 1991 Christian McBride Carl Allen
    FUNKY! 1997 Ben Wolfe Karriem Riggins
    Cyrus Chestnut
    1963 -
    Dark Before The Dawn 1995 Steve Kirby Clarence Penn
    Bill Charlap
    1966 -
    written in the stars 2000 Peter Washington Kenny Washington
    'S Wonderful 1999
    Geri Allen
    1957 -
    in the year of the dragon 1989 Charlie Haden Paul Motion
    The Printmakers 1984 Anthony Cox Andrew Cyrille
    Brad Mehldau
    1970 -
    the Art of the Trio volume one 1998 Larry Grenadier Jordi Rossy
    introducing BRAD MEHLDAU 1995 track 1-5
    Larry Grenadier
    track 6-9
    Christian McBride
    track 1-5
    Jordi Rossy
    track 6-9
    Brian Blade
    Keith Jarrett
    1970 -
    Somewhere Before 1968 Charlie Haden Paul Motion
    Life Between The Exit Sings 1967
    Changeless 1987 Gary Peacock Jack Dejohnette

    2011年11月 5日

    隠居のスマートフォン備忘録:(16) Xperia acro のアプリ TrackId を使って、聞こえている音楽の曲名を検索する


     家内の徹底した断捨離作戦で、いずれ何とかしなければならないと思っていたカセットテープの処分を迫られた。中身を見てみると、英語学習用のテープもかなりある。もう少し若い時には、それでも英語を再度勉強したいと思っていたらしい。しかし、古希を越えて今更あがいても仕方ないと処分することにした。

     その他のテープは、まだカセットテープが全盛のときに、NHK のFM放送から、その頃好きだった dixieland Jazz を aircheck したものや Pops, Country song などのテープが結構ある。処分するのは忍びないので、mp3 化して、音楽ライブラリーに残すことにした。アナログのテープをデジタル化するのは time-consuming な作業であるが、これらの音楽を聞いた若い時に却ってテープを聴きながら PC に向かうことにした。

     テープをデジタル化して困ることは、デジタル化した曲の情報が少ないことである。アーティストぐらいはカセットテープのケースに書いてあるが、録音している曲名まで記録していることはめったにない。音楽データーベースとしている Windows Media Player Library に収納するには、せめて Attist と Title ぐらいが欲しい。

     音楽を音声の波形から、曲名などを検索するサービスは、PC 本体にはいくらかあるようだが、以前に使っていた GraceNote などは使えなくなっている。
     スマホの Xperia acro には、初期の設定で TrackID というアプリ(これも、Gracenote の製品)が搭載されている。 Xperia acro を使い出した当初、このアプリが勝手に動き出し、削除しようと思ったくらいだが、今回このアプリを使ってみると、すごい検索力があることにびっくりした。以下、その使用方法を備忘録として記録しておきたい。
    1. カセットテープをプレーヤーにセットし、パソコンの SoundBord 入力につなぐ。
    2. パソコン本体の Sound Engine Free を立ち上げる。【隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする】に記載している方法で、MP3 化する。
    3. MP3 化したファイルは、ID3-TagIT を使ってAlbum 名、artist、title(曲名)などを付加するのであるが、title を入力するときに、TracID を使う。
    4. 曲名を検索したいファイルを選んで、ID3-TagIT 上部のツールアイコンで再生ボタンをクリックすると、itune (私の場合、普通は WindowsMediaPlayer が MP3 Player なのだが)が立ち上がり、再生が始まる。
      ID3-TagIT_1.JPG
    5. Xperia acro の TrackID をタップして立ち上げると【録音】ボタンが表示されるので、これをタップしてスピーカーに Xperia acro のマイクを近づけると音を取り込み検索が始まる。上手くヒットすると、Artist, Title(曲名), Album が表示される。
      device-111105-2.jpgdevice-111105-0.jpgdevice-111105-1.jpg


    6. 上の例は、 Donna Summer のテープをデジタル化した時の例である。この時、名前の分からなかった曲名は、TrackID で確認した結果、テープのA面の曲とダブっていることが判明したため削除した。ID3-TagIT の機能を使って、下のようにすっきりとファイルの情報を整理することができた。
      ID3-TagIT_2.JPG


     ただ、ABBA とか、Donna Summer では、検索率は100%であったが、FM放送を録音したものなどは、ヒット率は低い。それでも、曲の情報収集には強力な助けとなる。

    2011年10月15日

    隠居のスマートフォン備忘録:(14)Xperia acro の画面をキャプチャーする


     Xperia acro の使い方についての備忘録を 13 回にわたって記録してきた。このような記録には、 Xperia acro の画面を表示しなくては、説明がなかなか難しい。この記録のはじめのうち(第3回まで)は、三脚にカメラを固定して画面を撮影していた。

     PC で画面をキャプチャーするには、WinShot というソフトをインストールして使っている。これと同じように、Xperia の画面をキャプチャーする方法がないかとネットサーチしてみると、【Xperia 非公式マニュアル】に「Xperia acro&Xperia arcの画面キャプチャを撮る方法」というページが見つかった。このページに、導入方法などは詳しく説明がされている。

     ここで説明されている通りに、導入してみるとうまくいった。導入時にインストールする Android SDK というソフトは、どうやら OS android を使うスマホのアプリを開発するためのもののようである。この歳になって、アプリの開発をするままでの意欲はないが。

     ソフト類をうまく導入でき Xperia acro をPC本体とUSB接続し、導入の結果作られた "C:\Program Files\Sun\JDK\android-sdk_r12-windows\android-sdk-windows\tools\ddms.bat" を実行すると、次のように 【Dalvik Debug Monitor】という画面が立ち上がるので、ツールメニューの Device をクリックすると Screen capture という項目が現れる。 DBMS_01.JPG

     Screen capture をクリックすると、次のように Xperia acro の画面が表示されるので、上の【Save】ボタンをクリックして、適切なフォルダーに保存すればよい。なお、画像は .png ファイルである。ここに表示した画面は、WinShot でキャプチャーしたものである。 DBMS_02.JPG

    2011年10月 4日

    隠居のスマートフォン備忘録:(12) Xperia acro で動画を撮影する


     スマホ Xperia acro には、録画機能が付いている。普通のコンデジと同じように、カメラに動画を撮る機能が付いているのだ。
     操作は簡単である。
    1. カメラを起動したときに表示されるボタンbutton01s.jpgのフィルムマークをタップすると動画撮影モードとなる。
    2. このモードで、画面中央あたりをタッチ(長押し)すると撮影が始まる。
    3. 撮影が始まると、横向き画面の左下に、赤い丸印と撮影時間button02.jpgが表示される。
    4. 撮影を終了するには、再び画面中央あたりをタッチ(長押し)する。なお、そのためには下の画面でも表示されているタッチ機能を ON に設定しておく必要がある。
    5. 撮影した動画は、メモリーカードの /DCIM//100ANDRO フォルダーに保存される。動画の形式は、mp4 である。

     動画モードでは、メニューボタンを押すと現れる下の画面のように、色々な設定ができる。YouTube への投稿などでは、ムービーサイズを VGA または QVGA(VGA の 1/4 のサイズ) で撮影するのがいいようだ。
     ただし、Xperia acro の動画撮影では、ズームは効かない。総合点でいえば、コンデジ(私の場合、Canon IXY) の方が上である。
    111002-movie02s.png
     私は撮った動画を編集する場合は、従来 WindowsXP についている moviemaker というソフトで処理してきた。(詳しくは、【隠居、MovieMaker でデジカメ AVI ファイルを編集してブログに載せてみる】を参照)
     ところが、この moviemaker というソフトは、Xperia acro で動画として保存される mp4 ファイルを処理できない。(なにか、方法があるのかもしれないが見つからなかった。)それで、これを AVI ファイル( moviemaker で編集できる)に変換できるソフトを探してみると、いろいろとある中で、有料であるがオーディオに関連するソフトを集めた AVS4YOU software という suite 製品が使いやすそうなので、導入した。
    この製品のビデオソフトウエア⇒AVS Video Converter を使うと下のスクリーンショットのように、簡単にファイルの変換(mp4からAVI )ができる。
    VideoConverter_02.JPG
     Video ファイルを編集する(タイトルをつけたり、文字を挿入するなど)には、同じ suite の中の AVS Video Editor がいいようである。なお、Video ファイルをカットするには、Free Video Dub というソフトは、機能が " 特定場面の切り捨て " に絞られている分、余分な機能がなく使いやすい。
     下のスクリーンショットは、 AVS Video Editor を使って、前々回のエントリー【隠居、第6回 和泉の国ジャズストリートを楽しむ】に掲載している Video file の編集している画面である。慣れるには、少しトライ&エラーが必要であるが、さまざまな機能が用意されている。
    VideoEditor01s.jpg

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    2011年10月 1日

    隠居のMovable Type備忘録:ブログの記事に、MP3 Player を埋め込む 


     ブログの記事中に、小鳥のさえずりや虫の声などのMP3 ファイルを記載すると、小さな再生ボタンplay.JPGが表示されて、これをクリックすると音が聞こえてくるという JavaScript で作られた del.icio.us/js/playtagger を提供していたサービスページが閉じられてしまった。これは、URL のページHTML コードのどこかに(<head> 部分がリコメンドされているが)次のコードを挿入するだけでよかった。
    <script type="text/javascript" src="http://del.icio.us/js/playtagger">
    この playtagger という Javascript を運用してくれていたサイトが突如閉鎖したようでリンクが切れてしまった。非常に便利であったので残念である。
     それで、それに代るものをサーチしてみると【How to Embed MP3 Audio Files In Web Pages】というページがヒットした。
    ここでは、Google と Yahoo! が提供するサービスが紹介されている。

    Google Reader MP3 Player
     再生したい Mp3 ファイルを次のコードの中で指定すれば、ブログの中で MP3 が Windows Media Player などを介さずに再生される。
    <embed type="application/x-shockwave-flash" flashvars="audioUrl=http://n-shuhei.net/xxxxxx/photo_insects/110923_tukutukuhousi.mp3" src="http://www.google.com/reader/ui/3523697345-audio-player.swf" width="400" height="27" quality="best"></embed>

      sample


    Yahoo! Media Player
    次のコードを URL の<head> 部分にでも一行書き入れ、
    <script type="text/javascript" src="http://mediaplayer.yahoo.com/js"></script>

    ブログの文中に、次のように MP3 file を指定すれば良い。del.icio.us/js/playtagger と同じ方式である。ただし、再生ボタンをクリックすると、下のスクリーンショットのような再生画面が表示される。右端の縮小ボタンで折りたためるが。
    <a href="http://n-shuhei.net/xxxxx/photo_insects/110923_tukutukuhousi.mp3">ツクツクボウシ</a>

      sample
    ツクツクボウシ
    Yahoo_player.JPG

     上記以外にも、カスタマイズすることのできる Flash player を作成できる【MP3 Player】というサイトも見つかった。上の Google Rader MP3 Player とここで紹介されている Mp3 Player も Flash を使っている。
    flash-mp3-player.net
    コード例
    <object type="application/x-shockwave-flash" data="http://flash-mp3-player.net/medias/player_mp3_button.swf" width="200" height="20">
        <param name="movie" value="http://flash-mp3-player.net/medias/player_mp3_mini.swf" />
        <param name="bgcolor" value="#0000ff" />
        <param name="FlashVars" value="mp3=http%3A//n-shuhei.net/xxxxxx/photo_insects/110923_tukutukuhousi.mp3" />
    </object>

      sample

     Yahoo! の Javascript 方式を使えば、今までの記述を訂正しなくても良いので、これを使うことにした。Flash Player を使うとすべての MP3 file の記述を書き直す必要がある。Yahoo! なら、そう簡単に閉鎖をすることはあるまいと思っている。

    関連エントリー
    隠居のスマートフォン備忘録:(3)Xperia acro で音楽(mp3)を楽しむ

    2011年8月11日

    隠居のスマートフォン備忘録:(3)Xperia acro で音楽(mp3)を楽しむ


     今まで、自分が収集した音楽ファイル(mp3 ファイル) を戸外や車の中で楽しむには、初期の iPod shuffle や iriver portable mp3 player を長年使ってきた。

     スマートフォン Xperia acro は小さなノートパソコンみたいなものであるから、もちろん音楽ファイル(mp3 ファイルなど) を保存し、再生することができる。Xperia acro SC-02C の内蔵メモリー(RAM)は 512MB であるが、初期にインストールされているソフトなどで、空き容量は 255MB くらい(ホーム画面のメニューボタン⇒ストレージで確認できる)だそうだ。ただ、外部メモリーとして、microSDHC で最大 32GB をもつことができる。しかも、microSDHC 32GB が同梱されている。iPod や iriver では、1GB のものを使っていたから、それに比べれば、保存容量を気にしなくてすむ。ただ、microSDHC には、写真や動画も保存することになるのでむやみに大量に保存できるわけではない。

     私は音楽ファイルの処理は、パソコンで行っている。音源は様々である。古い LP レコードから mp3 ファイルを作ったりeMusic(現在、日本からはダウンロードできない)や Amazon から Net 購入した曲や CD をデジタル化した曲である。クラシック、カントリー、Jazz、Pops などの曲が、Windows Media Player のライブラリーにデータベース化されている。アーカイブの数は数えたことはないが、30GB程度になった。
     iPod やiriver portable mp3 player (車で mp3 ファイルを聞くときに使っている)は、パソコン本体とUSB 接続でファイルを入れ替えるが、iPod では iTunes というApple のソフトを、iriver では iriver Music Manager というソフトを使わなくてはならない。その点、Xperia acro では、USB メモリーと接続するのと同じように、パソコン本体でひとつのドライブとして(SC-02C というドライブ名で)に認識されるので、その下にある music というフォルダーに本体のフォルダーまたはファイルをコピペすればよい。極めて簡単である。
     コピペした mp3 ファイルは、music フォルダー の下に、たとえホルダーを作ってコピペしても、すべて一緒にアーカイブとして保存されるようだ。Xperia acro での「ミュージック」アプリでは、これらのアーカイブを「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」、「プレイリスト」と分類してくれる。「トラック」で表示される曲は、music フォルダー にアーカイブされているすべての曲である。「アーティスト」では、mp3 ファイルの ID3 タグに持っている情報の artists 別に、「アルバム」では ID3 タグに持っている情報の album 別に表示される。また、「トラック」を表示しているときに、例えば jazz で検索してみるとID3 タグのジャンルに持っている情報がjazz の曲もヒットするようである。これらをうまく使えば、自分で作成することになっている(Xperia acro の中で)「プレイリスト」にjazz というようなジャンルで曲を集めることができる。
     「プレイリスト」は、「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」のどの画面でも、トラックあるいは曲を選択(タッチ:長押し)すると出てくるポップアップ画面で表示される「プレイリストに追加」をタップすると出てくる「プレイリスト」の画面で、「新規プレイリストの作成」をタップして、新しい名前を入力する。すでにあるプレイリストに追加する場合は、プレイリストをタップすればよい。 
    アーティスト画面;クリックすると大きな写真になりますアルバム表示画面;クリックすると大きな写真になりますトラック表示画面;クリックすると大きな写真になりますプレイリスト表示画面;クリックすると大きな写真になります
    アーティスト表示画面
    アルファベット順に表示される
    ID3 タグにアーティスト名がないファイルは、不明なアーティストとして表示される
    アルバム表示画面
    アルファベット順に表示される
    アルバムジャケットの情報が得られる場合は表示される
    トラック表示画面
    アルファベット順に表示される
    microSDHCに保存されている全曲が表示される
    プレイリスト表示画面
    作成したプレイリストが表示される
    もちろん日本語にも対応している


    車載用のフォルダー;クリックすると大きな写真になります 私の乗っている古い車では、mp3 ファイルを再生するようなオーディオはついていない。従って、車で mp3 ファイルの音楽を聴くには、少々の工夫が必要である。下記のエントリー【車でMP3を聴く】で書いたように、カセットデッキ式のトランスミッター(私の古い車には、カセットデッキがついている)を iriver portable mp3 player につないで聴いていた。このデバイスを置くための適当なフォルダーがなかったので手作りのものを作っていた。今回、スマートフォンからも、同じようにカセットデッキ式のトランスミッターにつないで、聴いている。幸い、Xperia acro には、車載用のフォルダーが市販されている。
     なお、スマートフォンでの電話・メールの着信音に、ミュージックのトラックから選択できる。ケイタイでは、下のエントリー【隠居のケイタイ:録音した野鳥のさえずりを着信音にする】で書いたように、かなり難しい操作が必要である。Xperia acro では、例えば 小鳥のさえずりを mp3 化して、ミュージック・トラックに取り込めば簡単にできる。

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    2011年7月 1日

    隠居のパソコン備忘録:壁紙しか表示されなくなった


     今もっぱら使っているパソコンは、もう10年以上も前に部品を買ってきて作った、いわゆる自作パソコンである。現在までに、システムデスクの交換主電源の交換などもしている。外付けのUSBデバイスやアプリケーション・ソフトもいろいろと導入している。それで、いろいろと垢が溜まっていたのか、先日来WindowsXP(SP2) の立ち上げで、壁紙が表示されるのみで、ディスクトップ・アイコンやツールバーが表示されなくなった。

     原因をネットでサーチしてみると、このような症状が出ている人はかなり多いらしく、さまざまな Q&A がやり取りされている。これらの Q&A を参考に、私が実施してみた対処法は、以下のような項目である。OS とかレジストリに関しては詳しくはないので、とんちんかんな項目を挙げているかもしれない。
    1. 画面上で右クリックし、アイコン整列⇒ディスクトップアイコンの表示にチェックを入れる。
    2. ウイルス定義ファイルを更新して、ウイルス検査してみる。
    3. タスクマネージャーを起動(Ctrl+Alt+Delete キーを同時に押す)して、【シャットダウン】タブで再起動をしてみる。
    4. セーフモードで立ち上げる。(3. で再起動をするときに、【F8】キーを押し続ける。)
    5. システム構成ユーティリティを起動(スタート]?[ファイル名を指定して実行」をクリックし、[msconfig]と入力する)して、【全般】タブで、以下の画面のように、設定する。
      System_kousei_2.JPG
    6. 次に、【スタートアップ】タブで、スタートアップに最小限必要と思われる項目のみチェックをいれて、再起動する。私の場合、ウィルス関連の項目のみにチェックをいれた。¥windows¥Systeme32¥・・フォルダーにある項目(私の場合は、ezSP_Px.exe, ctfmon.exe という項目)は、無効にしないほうが良いという Q&A もあったが、良く調べてみると削除してもかまわない項目もあった。ezSP_Px.exe は、以下を参考に削除した。
      • ezSP_Px.exe:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2311654.html
      • ctfmon.exe:http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/630ctfmon/ctfmon.html
           この項目は言語バーを表示するものであり、削除しないほうがよい。
      このスタートアップにリストされている項目は、レジストリにパソコンの起動と共に起動するよう書かれているらしい。だから立ち上げ項目が多くなって、症状が出ていたのかもしれない。
      System_kousei_1.JPG
    7. 以上のように設定すると、壁紙しか表示されないという症状は解消された。ただ、、スタートアップ【全般】タブで、通常スタートアップを選択すると、もとの設定に戻るので、再起動して時にでる次の画面で、「Windows開始時にこのメッセージを表示しない、またはシステム構成ユーティリティを起動しない」にチェックを入れておいたほうがよい。 System_kousei_3.JPG
    8. さらに、もし、不都合が起こったときのために、【システムの復元】(「スタート」⇒「プログラム」⇒「アクセサリ」⇒「システムツール」⇒「システムの復元」) で、システムの復元ポイントを設定しておいたほうが良い。System_kousei_4.JPG


    修復するのに相当の時間がかかったが、お陰で【システム構成ユーティリティ】や、レジストリ・システムの復元など、いろいろと学習させてもらった。痴呆にならないために、パソコンはいろいろとトラブルを起こしてくれるようだ。
     ちなみに、私のパソコンのOSは、WindowsXP SP2 である。SP3 がどうしてもインストールできないという悩みもかかえているのだが。

    2011年4月27日

    隠居のジャズ: RadioSenboku で Jazz Standards 特集を組む


     ブログの原稿を作るとか何かでパソコンに向かっているときの BGM として、Jazz を流したいためにLive365 の一局として Radio Senboku を運営してきた。
     流している曲を昨年の大晦日に trumpet 特集に変えてから、5ケ月近くも経ってしまった。この trumpet 特集はあまり人気がなくて、200局ほどある Jazz ジャンルの順位が50位くらいから80位くらいまで落ちてしまった。まあ、自分用だから順位が落ちてもどうってことはないのだが、自分自身もチャネルを合わせることが少なくなっていた。

     Jazz のコレクションを始めた頃の方法に戻って、Jazz Standards 曲のタイトルで集めて Playlist を編集してみることにした。 ネットで Jazz Standards でググってみると、多くは Great American Songbook 由来の曲メロディを取り込んだ曲であることがわかった。Great American Songbook には、252 曲が網羅されている。Popular や Country のジャンルに入る曲も沢山あるから、すべてが Jazz musician によって演奏されているわけではない。

     以前にブログに投稿しているが、私はWindows Media Player(WMP) を音楽データベースとしている。収集している Jazz は、ほとんどが Net からダウンロードしたものであるが、手持ちのCD や LP から mp3 化したものも結構ある。このデータベースを使うとRadio Senboku の Playlist をJazz Standards 曲のタイトルで集めて編集するような作業は、極めて簡単である。

    1. 先の Wikipedia のGreat American Songbook に網羅されているタイトルから、今までに記憶のある 82タイトルをリスト・アップした。 WMP をライブラリ⇒曲 モードにして、このリストのタイトルを検索ボックスに入力する。
    2. すると、そのタイトルでヒットする曲が表示されるので、その曲を選択して、右クリックし、セレクトボックスから【ファイルの場所を開く】を選ぶと、その曲を収納しているフォルダー内容が表示されるので、該当曲をコピーする。
    3. たくさんの曲がヒットする場合は、曲をダブルクリックすると再生が始まるので、気にいった Artist の曲を選ぶことができる。今回は、ひとつのタイトルで2曲を選択してみた。
    4. コピーした曲は、あらかじめ作っておいた Playlist 用のフォルダー(例えば、standards )に、貼り付けた。そのようにして作成した Playlist は、ID3-TagIT でタイトルの形を整え、音量一括調整ソフト MP3Gain で曲の音量を均一となるように調整した。このリストは、Radio Senboku Playlist としてブログ右メニューにリンクボタンを置いている。
    5. あとは、Live365 が broadcaster 向けに用意してくれている Studio365-1.3 というソフトで従来放送している曲と置き換えればOK である。


     このブログを書きながら、新しいプログラムを聴いているが、なかなかいいじゃんと悦にいっている。

    2010年12月31日

    隠居のジャズ:Radio Senboku で trumpet artists 特集を組む


     Internet Radio サイトのLive365 には、Classical, Rock, Pop など23ジャンルに分かれて、8000あまりのInternet Radio 局がある。私が開設しているRadio Senboku は、それら全ジャンルの2000位くらいにランクしており、Jazz のジャンルでは 414 局中50位くらいの位置を上下している。そして、下のスクリーンショットのように、世界27ケ国からのアクセスがある。スロベニアあたりにも Jazz 好きはいるらしい。

    Jan_10_3.JPG
     Radio Senboku は、もともと自分がパソコンに向かうときの BGM として流しているが、この8月に それまでの bebop 曲から Jazz pianists 特集を組むことで更新していた。そろそろ耳慣れてきたので、何か新しい機軸で流す曲を変更しようと考えてきた。アイデアが浮かばないまま更新を怠ってきたが、新しい年を迎えるにあたって、少々賑やかになるかもしれないが、trumpet artists 特集を組んでみることにした。
     ネットで Jazz trumpet artists でググってみると、WAER(なんと発音するんでしょうね) というサイトの【The 30 Greatest Jazz Trumpet / Cornet Players!】というページがヒットした。どうやら、WAER というサイトは、ニューヨーク シラキュース市にある周波数 88.3 のFM ラジオ局らしい。30人のアーティストは、このFM ラジオ局のリスナーとスタッフが選んだものだ。
     この30人のアーティストの活動時期を Wikipedia または eMusic で検索して、活動を始めた時期の古い順にリストしてみた。 eMusic は現在日本から曲をダウンロードできないが、アーティストの情報は検索できる。
     このリストは、右メニューに置いている。私の知らないアーティストも4?5人いたが、ほとんどのアーティストの演奏が、私の音楽データベースである Windows Media Player(WMP) Library にある。WMP Library に収納されていないアーティストの演奏は、amazon の音楽配信サービスからダウンロードした。amazon は極めて多くのアーティストの曲を配信しているからすぐに収集できる。とりあえず、アーティスト一人につき3曲 計90曲を選んで、ワンクール 9時間39分のPlaylist を作ってみた。Live365 から与えられた容量にまだ少し余裕があるので、Live365 の broadcaster が守らねばならない DMCA ルールに違反しない範囲で曲数を追加していきたいと思っている。
    (追記:2010/12/31) 32曲を追加した。Playlist は右リストの【Radio Senboku Playlist】をクリックすると得ることができる。ワンクールは、13時間17分となっている。

    2010年9月27日

    隠居のJazz:今年も第5回和泉の国ジャズストリートを楽しんだ


     今年も、昨年に続いて9月の終わりの日曜日に「和泉の国ジャズストリート」が開催された。5年目になった。相変わらずの資金難のようだが、参加しているバンド数はジャンルをジャズ以外にも積極的に拡大したようで74に増えている。昨年寄付のつもりで買ったTシャツは、一度も着ずだったが、今年もささやかな援助のつもりで、サムライブルーのTシャツを求めた。
     泉北高速鉄道のターミナルである和泉中央駅周辺は、最近どんどん発展している。今年から駅近くに新しくできたステージのあるラムゼ広場でも演奏があるという。ここで、娘が高校生の頃クラリネットを吹いていた泉陽高校のジャズバンド(SLM)が初めて出演するというので、聴きに行くことにした。毎年ライブを聴いたあと酒を酌み交わす地元の友人ともそこで落ち合う約束である。
     その友人の奥さんが前夜祭で手に入れてくれたプログラム(いつもは、ホームページに載せているのだが、今年は間に合わなかったらしい)のイメージをメールで送ってくれていた。そのスケジュール表を見ると、SLM の前の時間に、どうやら New Orleans 4T's というディキシーのバンドが入る予定になっている。このようなストリート・ジャズには、ディキシーランドは楽しくていい。早めに行ってみた。

    JazzStreet_1.jpg このバンドはクラリネットを吹くリーダーの徳田浩二さんとピアノ(電子)、ドラムス、バンジョー、アコーステック・ベース、それにトランペットとトロンボーンという7人の構成である。トランペットとトロンボーンの奏者は若いが、後の5人は熟年である。
     久しぶりにライブで聴いたディキシーは、なかなか楽しかった。先日手に入れた Nikon D90 では、動画を撮ることができる。一度試してみることにした。このような演奏の場では、撮影も録音もOKである。
     三脚は持って行っていないので、手ぶれしているがわりと雰囲気はでているようである。ただ、動画と同時に録音する音は、モノラルなので、Sanyo PCM recorder で録った音の方がいいようだ。
    ( 注:上の写真をクリックするとWindowsMediaPlayer が立ち上がり動画をダウンロードします。動画が表示されるまで、いささか時間がかかります。環境にもよりますが、3?4分辛抱してください。)

    JazzStreet_2.jpgSLM の演奏者は、プログラムでは昔と変わらず女生徒が優勢だが、29名になっている。入れ替わり立ち替わりステージに上がる奏者は変わるので、もう少し多いような気がした。
     この動画では、男子生徒しかソロに出てこないが、女子生徒もなかなかのものだった。こんど、神戸で日野皓正と共演するんだそうだ。娘がやっていたころよりは、格段に進化しているように思われた。( 注:左の写真をクリックするとWindowsMediaPlayer が立ち上がり動画をダウンロードします。動画が表示されるまで、いささか時間がかかります。環境にもよりますが、3?4分辛抱してください。)

     その後、いずみ中央の駅広場で、昨年も聴いた宗雪&トミーズ・カルテットの演奏を聽いた。
     友人との酒盛りは、駅から5分ほど歩く全国チェーンの【つぼ八】で、よもやま話の花が咲いた。この店は、近くまでなら無料でタクシーを呼んでくれる。このようなところに車で来るお客は確実に減っているのだ。ありがたいサービスである。

    2010年9月16日

    隠居のパソコン備忘録:LP からデジタル(MP3)化したファイルにWMPでID3tagを附加する


       【隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする】での、6. ? 9. は、LP 1枚まるまるをデジタル(WAV)に変換録音し、これを1曲ごとに分割して、MP3に変換したあと、それらに、ID3tag という曲の情報を付加する方法を記載している。
     そこでは、英語版のフリー・ソフトの ID3Tag-IT を使用した方法を記載している。このフリーソフトは、付加した ID3tag からファイル名を作成してくれるなど、いろいろな城能がついていて慣れれば便利であるが、うまくダウンロード出来ないことがあるらしい。

     そこで、WindowsMediaPlayer(WMP) で ID3Tag を付加できないか試してみた。結論的にいえば、 ID3Tag-IT のように、ファイル名を変更する機能はないが、 ID3Tag を付加することはできる。日本語もOKである。その方法について、記録しておきたい。

    1. 上のエントリーで記載した方法で、1曲ごとに分割してMP3に変換したあとでのフォルダ表示(表示オプションを詳細にしている)は、例えば、フォルダ名を Pedro&Capricious としたフォルダの内容は、次のスクリーンショットのようになっている。アーティストやアルバム名が表示されていない。WMP_11.JPG
    2. アーティストやアルバム名を表示させたり、曲のタイトルを付加するためには、このフォルダ(ファイル)を WMP のライブラリーに追加しなければならない。
      追加の手順は、WMP を立ち上げ、ライブラリ タグを右クリックするとでてくるセレクトボックスで、【音楽】が選択しているのを確認の上、【ライブラリに追加】をクリックする。WMP_12.JPG
    3. クリックするとでてくる次のようなポップアップ画面で【監視するフォルダ】に先程のフォルダを追加し、【OK】ボタンをクリックするとライブラリへの登録作業が始まる。WMP_13.JPG
    4. 登録作業が完了すると、左フレームの【ライブラリ】⇒【最近追加】をクリックすると表示される下の方のアーティスト情報なしのところに、先程のファイル(曲)が表示されるはずである。WMP_14.JPG
    5. この画面で、すべてのファイルを選択し反転させた上で、ひとつのファイル行と上部のの【アーティスト】タグ列とが交差する部分をクリックすると出てくるポップアップ画面で、【編集】をクリックすると入力ボックスがでてくるので、アーティスト名(例えば、この場合 Pedro&Capricious )を入力すると全曲(ファイル)のアーティストが、 Pedro&Capricious と表示される。
      全曲で共通する【アルバム】、【ジャンル】などは、同じように入力する。すると、下のスクリーンショットのようになる。なお、上部のタグの位置は、タグをクリック&ドラッグで順序を入れ替えることができる。また、アーティスト名を入力した時点で、ファイルの場所が変更される。WMP_21.JPG
    6. 曲名やトラック番号を入力するには、1曲ずつの作業となる。オリジナルのLP ジャケットを見ながら入力をしてもいいが、ほとんどの LP は CD の復刻版がでているから、Amazon でアルバムを検索して収納されている曲名を検索することもできる。ただし、 CD の復刻版をだしたときに、順序や曲を入れ替えたりしていることもある。
      例では、ペドロ&カプリシャスの"華麗なるニューポップスの世界"というアルバムに収納されている曲名を表示させ、Copy&Paste で入力した。 WMP_23.JPG
      入力後はつぎのようになる。WMP_24.JPG
    7. このとき、Windows のフォルダー表示でも、WMP ライブラリでの編集が反映される。ただし、ファイルの詳細表示で、情報タグ行部分を右クリックするとでてくるセレクトボックスで表示させる項目を選択する必要がある。
      このとき、ファイルの名前は元のままである。WMP_25.JPG
    8. ID3Tag-IT を利用すれば、ファイル名も変換できる。WMP_26.JPG


    2010年9月 5日

    隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする

     前回備忘録として記録した方法は、roxio Easy Media Creator という結構高価な有料のソフトを使っている。その後 ネットでサーチしてみると、フリーウエアを何種類か使ってできることがわかった。

     フリーウェアのパソコン・ソフトを使って、LP をデジタル(WAV or MP3)化する方法については、パソコン夢工房というサイトのカセットテープ・LPレコードから音楽を取り込むというページに詳しいので、詳細はそちらを参考にしていただくことにして、注意すべきことがらだけ記載しておきたい。

    1. LPを再生する装置(オーディオ装置)とパソコンをつなぐ。
      ネットでの音をオーディオ装置で聴いている人は、その接続とは逆のパソコン(入力) オーディオ装置(出力)のラインをつくることである。LP を聴けるようなオーディオ装置には、たいてい出力のジャックがあると思う。
    2. Sound Engine Free というフリーソフトを使って、デジタル録音する。このソフトでのデジタル化は、.wavという形式のファイルとなる。
      Sound Engine Free のダウンロード・ページには、【AVS Audio Editor】 を「今すぐダウンロードする」というボタンが大きく表示されるが、それをダウンロードするのではなくて、上のリンクページの中程にあるアンダーラインつきの青い文字 【SoundEngineFree】をクリックすればダウンロード出来る。
    3. カセットテープ・LPレコードから音楽を取り込むのページでは、カセットテープからのデジタル化が例示されているが、これをLP と置き換えればよい。
      最近のターンテーブルは自動でレコード針をLPに落とすと思うので、ターンテーブルを動かしてから、録音開始ボタンをクリックすればよい。
      録音後波形を見ながら編集できるので、曲の切れ目を気にせず、レコードが終わるまで流しぱなしの方が処理がやりやすいと思う。
      パソコン夢工房での記載では触れていないが、録音先のフォルダーは、初期設定のままではなしに、自分で設定したほうが良いと思う。後ほどに、いろいろと使用するのでフォルダーを探す手間を省きたい。下のような設定画面は、Sound Engine Free の上段にある【録音】ボタンの横にある【フォルダー】ボタンをクリックすると出てくる。SoundE_05.JPG
    4. LP から録音し終わった WAV ファイル を、一曲ごとに分割する。
      分割するには、波形を見て分割する場所にマークを入れるが、マークを入れやすいように波形の長さは上段のツールアイコンにある【拡大】【縮小】で長さを調整できる。また、マークを入れる場所の確認のために、入れたい場所の前後を再生して確認できる。このとき、オーディオ装置との接続状態は パソコン【出力】 オーディオ装置【入力(大抵の場合は line )】である。
      また、LP レコード・ケースなどに一曲ごとの演奏時間を記載している場合が多いから、それを参考にして分割する部分は探せる。
    5. 分割保存すると WAV の形式で保存されるが、一曲ずつの容量は大きい。耳の肥えた人には WAV 形式の方がいいらしいが、10分の1くらい圧縮される MP3 形式で普通に聴くぶんには十分と思う。
      また、MP3 へ変換することで、後で記載するように曲の情報(ID3 タグ)を附加することができる。
      MP3 への形式変換には、午後のこ?だ】というフリーソフトを使う。設定は、初期設定のままで問題はないと思う。
      LP一枚分くらいの変換は、すぐに終了する。 wingogo_1.JPG
    6. 以上の作業を済ませると Windows Media Player を使って音楽CD に書き込むことができるが、できるなら曲の情報(ID3 タグ)を書き込んでおきたい。
      そのことによって、自分の音楽ファイル・データベースである Windows Media Player Libraly での活用範囲が増えてくる。
      ID3タグ情報を書き込むフリーのソフトはいろいろとあるようだが、英語版のID3-TagIT というソフトを使ってみた。ダウンロード・ページで、【Download Now(1.26MB)】をクリックすると ID3-TagIT-setup.exe というファイルがダウンロードされるので、これを実行すれば ID3-TagIT.exe という名前でインストールされる。
    7. この ID3-TagIT には、さまざまな機能が用意されているが、とりあえず Artist: Album: Genre: Track#: を附加することにしたい。
      ID3-TagIT を立ち上げると下の画面のように、左フレームにおなじみのフォルダー表示が出てくるので、ここから【午後のこ?だ】で保存したフォルダーを選択する。 すると、そのフォルダーに保存された MP3 ファイルが表示されるので、情報を附加するファイル(曲)を選択する。
      ID3-TagIT 画面;クリックすると大きな写真になります
    8. LP一枚分全曲の同じ情報(例えば、Album名、Artist名、Genre、レコード発刊年など)は、まとめて入力できる。Artist: Album: は右フレームの Quick Edit で入力できるが、その下の【More】ボタンをクリックすると下のような詳細入力画面がでてくるので、この画面で入力すればよい。このとき、Genre はリストから選択し、【Add Genre】をクリックすれば、タグ(情報)に附加される。
      ID3-Tag_2.JPG
    9. 曲名(Title)を入力するときは、個個に該当ファイルを選択して入力する。入力を完了して保存すれば、タグ情報が附加される。
      (追記:2010/9/9)ID3-TagITでは、これらのタグ情報を使って、ファイル名を一括変更することができる。 ID3-Tag_12.JPG
      変更するには、変更したいファイルを選択し、ツール・アイコンの右端にあるアイコン【TAG Ver. 2 to filename】をクリックするか、【Ctrl】+【R】キーを押すと、変更の設定画面がでてくるので、その指定にしたがい意図するファイル名を設定する。
      私の場合、一枚のLP分を一括変換しているので、【Format】に、< T > (Title)だけを設定した。するとファイル名は、曲名(Title)だけが表示されるようになる。
      ID3-Tag_6.JPG
      ↓   ↓   ↓

      ID3-Tag_9.JPG
      ↓   ↓   ↓
      ID3-Tag_7.JPG
    10. このように保存したファイルを Windows Media Player(WMP) Libraly に登録する(登録しないとWMP で音楽CD に取り込みができない)には、【Windows Media Player ライブラリに項目を追加する】を参照してください。先ほど保存したファイルを再生すれば、自動的に WMP Libraly に追加されるようです。
      MP3化した追加後のLPアルバムを表示すると下のような画面になる。
      ID3-Tag_3.JPG
    11. 音楽CD に焼き付ける前に、【MP3GainによるMP3ファイルの音量一括調整】に記載の方法で、音量調整をしておきたい。
      ただ、 WMP にも書き込みの設定で音量調整をする機能はあるようだ。
    12. 音量調整を終えたら、WMP でアルバムを表示させて、【書き込み】ボタンをクリックし、右フレームにファイルをドラッグアンドドロップして、【書き込み開始】ボタンをクリックすれば、書き込みが始まる。空CDは、1枚20円くらいで売っている普通のCD で大丈夫である。
      書き込み方法については、【隠居のパソコン備忘録:LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする(再)】のエントリーでもう少し詳しく記載している。


    2010年8月27日

    隠居のパソコン備忘録:LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする(再)


     広い一軒家から高級マンションに引越しされた老夫婦から、古いLP を引きとってくれないかという依頼があり、宅急便で送っていただいた。奥様がされていた仕事の関係で、レコード会社からもらった白盤のレコードも何枚かあるという。重い梱包をあけてみると、クラッシックやシャンソンのレコードに混じって、フォークソング、ラテンとジョーン・バエズ、アンディ・ウィリアムズの白盤が入っていた。これらのレコードを聴きながら、デジタル(MP3)化し、その後 音楽CD にしてお返しすることにした。それにMP3 化しておけば、いろいろと細工がしやすくなる。

     LP レコードをMP3化する方法については、以前にアナログ音源(LP, FM, Live365 etc.)からMP3ファイルを作る方法を備忘録として書いている。この備忘録にもとづいて、roxio Easy Media Creator 10 を用いてLPをMP3 化した。この作業を行うためには LP を再生する装置が必要だが、古くから使っているオーディオ・セットには、まだターンテーブルを置いている。どうやら、そのことじしんが珍しい時代になっているようだ。そのために、LP の引き取り手がなかったのかもしれない。

     LP の曲を MP3 化する方法は、上の備忘録通りで問題はないので、この備忘録にはMP3 ファイルを音楽CD(CDA ファイル)にして空CDにやきつける方法を記録しておきたいと思う。

     MP3 ファイルをCDプレーヤーで再生できる音楽CDに書き込む方法はいろいろとあるようだが、私は二つの方法を使っている。ひとつは、Windows Media Player(WMP) を使う方法である。もうひとつは、roxio Easy Media Creator 10 を使う方法である。

    Windows Media Player(WMP) 11 を使う方法
    1. WMP で空CD に書き込むためには、MP3 化したファイル(アルバム)をWMP のデータベースであるライブラリーに取り込む必要がある。この方法については、2009年1月のエントリー【PCにある音楽ファイルのデーターベース:WindowsMediaPlayer Library】に詳しく書いている。
      この時に、ファイルのタグにはアルバム名とトラック番号をきちんと入力しておきたい。あとでCDに取り込むときに役に立つ。
      また、MP3 化したファイル(アルバム)は、MP3Gain を使って音量を調整しておいたほうがよい。
    2. 書き込みの画面;クリックすると大きな図になりますWMP の画面;クリックすると大きな図になります
    3. MP3 のアルバムをCD に書き込むには、再生リストを作成しておかねばならない。(再生リストの作成方法については、Hitachi の文書番号104344 というページに詳しく載っている。)
    4. 音楽CD に書き込むには、【ライブラリー】ページでアルバム表示画面にしたまま、【書き込み】ボタンをクリックし、空CDをCD-R ドライブに挿入する。挿入すると、そのCD に書き込める分:秒が表示される。
      その下の枠に、書き込みをしようとするアルバムをドラッグアンドドロップする。
    5. 書き込みするファイル(トラック)を確認して、枠の下にある【書き込みの開始】ボタンをクリックするとっファイルの解析に続いて、ファイルがCD-Rドライブに転送され書き込みが始まる。WMP の【ツール】⇒【オプション】⇒【書き込み】のぺーじにある【書き込み後にディスクを自動的に取り出す】をチェックしておくと書き込みが終わるとCD-R ドライブが開いて、書き込み後のCD が取り出せる。
      書き込み後のCD は、オーディオ装置で再生できるかどうか確認しておいたほうがいいかもしれない。時に、うまく書き込みができていない時がある。


    roxio Easy Media Creator 10 を使う方法
    1. roxio Easy Media Creator 10 には、音楽CDを作成するソフトが2つ含まれている。Easy Audio CD と Music Disc Creator である。 Music Disc Creator の方が細かい設定ができるので、私はこちらの方を使っている。
    2. メディア・セレクタ画面;クリックすると大きな図になりますroxio Easy Media Creator の【オーディオ】⇒【Music Disc Creator 】 をクリックしてでてくる画面で、【プロジェクトの種類】⇒【オーディオCD】を選択し、【プロジェクトに追加】⇒【オーディオ・トラックを追加】をクリックすると【メディア セレクター】というページが現れる。
    3. この画面の左上のアイコンから真ん中の【フォルダ】を選択するとWindows画面でおなじみのフォルダーが表示されるので、CDに書き込もうとするフォルダ(アルバム)を選ぶと右枠にファイルが展開される。


    4. Music Disc Creator の画面;クリックすると大きくなりますこのフォルダーを先程の【Music Disc Creator 】の画面右枠にドラッグアンドドロップするとファイル(トラック)が表示される。表示されたファイルの順序をトラック番号を使って入れ替えたり、曲間の無音時間を変えたりできる。
    5. 画面右上の【書き込み】アイコンをクリックすると書き込みのセットアップ画面が出てくる。書き込みは初期設定で問題はないと思う。書き込みが完了すると、WMP と同じようにCD-R ドライブが開いて、書き込み後のCD が取り出せる。


     私は、CD-R にはプリンタブルのデータ用CD-R を使っているが、問題はない。一枚20円くらいで求められる。音楽を聴いてCD-R に焼くのにはそれなりの時間が必要だが、今年のように猛暑日が続いて戸外での活動を控えている隠居の身では楽しい時間でもある。

    (追記:2010/8/29)作成した音楽CDの中身をWMPで表示させてみると、WMP で作成した場合は、下のスクリーンショットの右のように、入力したファイル(曲・トラック)のタグ情報が表示されるが、roxio Easy Media Creator で作成した場合には、下の図の左のようにトラック1・2・・・と表示されるだけでタグ情報は表示されない。
    roxioで作成CD;クリックすると大きな写真になりますWMPで作成CD;クリックすると大きな写真になります

    2010年5月25日

    隠居のジャズ:Radio Senboku で Bebop 特集を組む

     3月の初めに、Radio Senboku で流す曲を Vocal 特集にした。この特集も、2ヵ月あまりPC に向かうときの BGM として聴いてきて、そろそろマンネリとなってきた。

     それで前から温めてきた bebop artists の特集を組んでみることにした。"bebop" "artists" でググッてみると、Wikipedia の Bebop というページがヒットし、その下の方に Notable musicians identified with bebop して、56人の artists が網羅されている。これらの artists を活動していた年代順にリストしてみた。上のWikipedia のページでは網羅している artists 全て個々に同じくそれぞれの Wikipedia ページに にリンクしてあるので情報を得るのは楽である。作成したリストは右カラムの下の方に、Notable Bebop Musiciansというボタンからリンクしている。

     このリストを作りながら、Radio Senboku で流すPlaylist 用に、私の MP3 ファイル・データベースである Windows Media Player Library から該当する artist の曲を引っ張り出した。先の50人余りの artists が演奏する track が全てあるわけでないが、それでも 3/4 くらいの artists の演奏を集めることができた。これらを先のリスト順に、14時間20分に亘って、138曲を連続して流している。この、Radio Senboku の Playlist も右カラムの下の方のRadio Senboku Playlistをクリックすると得ることができる。

    2010年5月 4日

    隠居のパソコン備忘録:Google Earth がダウンロードできない

     先日、衝動買いした携帯気象計 Kestrel4000 の設定で、正確な気圧を計測するには、計測する場所の標高が必要であるとある。英語での取説には、その標高を得るのには、次のような表示がある。
     Google Earth is an excellent free program that provides the exact altitude for any given address:www.earth.google.com/.

     このアドレスでネットにアクセスすると Google Earth 5のプログラムをダウンロードする画面が現れる。
     WindowsXP SP2 である自分のパソコンで、ダウンロードして .exe ファイル(Google Earth インストラー)を実行すると途中でエラー・メッセージが出てインストールできない。error code は、0x8004095 である。Google Earth に用意されている「インストールとアンインストール: Google Earth のインストール、アップグレード、またはアンインストール時のエラー 0x80040905」に書いてある方法を実施してみても、同じようにインストールできない。
    " error 0x8004095" でネットサーチしてみると、英語のサイトに、以下のような回答があった。
    Unfortunately there's no one answer that works for everyone with this error.
    Google say it is due to some corruption of the registry and recommends the use of Windows Installer cleanup utility, see:
    http://earth.google.com/support/bin/answer.py?hl=en&answer=141163

    Others have had success with Revo uninstaller or Ccleaner.

     どうやら、昔 Google Earth の初期のバージョンを削除したときの残骸がレジストリに残っているように思われた。
     ここにある Revo uninstaller というフリーのソフトは不要なレジストリ項目を検索し、削除の安全性を確認しながら個別に削除できるものである。以前に導入していた Wise Registry Cleaner と同等のものである。
     これらのソフトを使って、毎日使っている Google Chrome と GoogleMapsAPI 以外の Google に関するレジストリ項目を削除して、再インストールしたが、やっぱり上手くいかなかった。1階居間の Vista パソコンではうまくインストールできていたので、XP パソコンの利用はほぼ諦めていた。

     ダメモトと Vista パソコンの googleearth.exe ファイルを含む Google Earth フォルダ(73.7MB)丸ごとを USB メモリにコピーして、インストールできなかった XP パソコンに貼り付け、 googleearth.exe を実行してみると、なんとすんなりと Google Earth のウィンドウが開いてしまった。このような方法がいつも上手く働くのかどうかはよく分からないが。

     Google Earth をインストールする初期の目的である自宅の標高を得ることは、簡単に達成することができた。自宅の標高( the exact altitude ) は、38m である。5月に入ってよい天気が続いているが、Kestrel4000 の記録では毎日 1015hpa 以上を示している。

     

    2010年3月21日

    隠居のMT備忘録:Lightbox のカスタマイズ

    Internet Explorer 8(IE8:WindowsXP)に変えてから、私が管理しているブログのうち2つのブログ(Atelier Shuhei Weblog と Studio YAMAKO) メインページで lightboxの不具合が起こった。背景が黒くならない。個別ページでは、正常に表示されている。ただ、管理している3つのブログの一つ、Masjii's Blog では上手く機能している。
    今まで学習したことを調べたり、ネットでサーチしてみても原因がわからない。両者のソースコードやStylesheet を1ヶ月以上かけて仔細に調べてみたが、全く解決の糸口が見つからなかった。

     先日、Atelier Shuhei Weblog をIE8 のWindows画面を開けようとすると、次のようなエラーメッセージのポップアップ画面が出て停止した。
    HTML Parsing Error: Unable to modify the parent container element before the child element is closed

     このエラーについて調べると、どうやら DOM という API に関連しているらしい。DOM については全く知識がないが、どうやらプログラムとくに JavaScript の実行順序が起因しているように思われた。
    そこから類推して、Atelier Shuhei Weblog Studio YAMAKOのメインページには、JavaScript を多用した Lightbox で開く写真が沢山あるので時間がかかるのではないか、それが原因ではないかと思われた。Masjii's Blog には、写真はあまりなくテキストが中心である。

     そこで、MovableType4.2 の「ブログ記事の設定」で、表示数を 30 から 10 に変更すると、写真の背景は黒くなり正常に表示されるようになった。Masjii's Blog はもともと10 ブログ記事だけの表示になっていた。メインページの表示が10 件だけでも問題は余りないと思われる。

     懸案の問題が解消したので、解決策をネットでサーチしている中で見つけた lightbox のカスタマイズを参考にいじってみた。以前にも、画面を「閉じる」「Next」「Back」ボタンをカスタマイズしている。
     今回は、写真の台紙を従来の白から薄緑色に(それに伴って、キャプチャーの文字を白に)、背景の overlay を黒一色から模様入りの壁紙風に変えてみた。 Studio YAMAKOの背景は、蝶の柄が入った壁紙にしてみた。私のは青空である。
     三つを並べてみたい。
    sample1:Atelier Shuhei Weblog sample2:Masajii's weblogsample3:Studio Yamako

    2010年2月 7日

    (続)インターネット・ラジオ Live365 を Aircheck(録音) して MP3 にする方法

     インターネット・ラジオ Live365 を Aircheck して MP3 ファイルにする方法については、以前のエントリー、「Live365 を Aircheck (録音)する一つの方法」「アナログ音源(LP, FM, Live365 etc.)からMP3ファイルを作るひとつの方法」で、かなり詳細に記載している。
     今回は後者のエントリーに記載した中から、Live365 の録音・MP3 ファイル作成に焦点を絞って、再整理してみたい。

    以下の記載は、次の環境を前提としている。
    • PC に Sound Board が搭載されている。(私の場合、Sound Max digital Audio が搭載されている)
    • Sound Board の output および input は、オーディオ装置(私の場合、 Pioneer コンパクトミニコンポーネント)の line-in および line-out に接続されている。
    • PC に、マルティメディア・ソフト Roxio Easy Media Creator suite 10 がインストールされている。

     次に、上の環境で Live365 のOldies ジャンルの American Sixities Radio を録音し、MP3 ファイル化した経緯を記録しておきたい。
    1. Live365 に接続して、Oldies → 60s を選択し、American Sixities Radio をクリックし、Play ボタンをクリックすると、若かりしころの懐かしい歌声が流れてくる。録音した後聴くと、当然ながら audio quality(CD 64k 以上) の高い放送の方が音がいい。

      Feb_10_13.JPG
      Feb_10_21.JPG
    2. Roxio Easy Media Creator を立ち上げて、オーディオ →「 LP/テープを交換」を選択する。「Easy Audio Capture」 よりは、こちらの方が後の処理が楽なように思う。
      Feb_10_22.JPG
    3. 「 LP/テープを交換」をクリックすると下のような画面となる。接続がきちんとできておれば、オーディオから音が流れ、録音レベルの横バーが動いているはずである。
       録音のための接続については、「録音セットアップガイド」ボタンをクリックすると図入りで詳しく書かれているウィンドウがでるので参考になる。。
       「詳細設定オプション」ボタンをクリックして、表示されるポップアップ画面で、一時保存先のファイルやファイルフォーマット、トラック検出などを指定する。
      ファイルフォーマットの画面にあるプリセット選択ボックスでは、iPod AAC も選択することができるが、iPod は mp3 もサポートしているから、私の場合、 mp3 高品質を選択している。
      Feb_10_24.JPG
    4. そのような設定をしたうえで、「キャプチャー元」の選択はサンドボード名(選択肢に入っているはず)を、入力は「ライン入力」を選択し、録音レベルの「自動」ボタンをクリックする。自動で録音レベルの設定が終われば、録音準備完了である。
       録音ボタンをクリックすると録音が始まる。このとき自動的に、流れてくる音は停止ボタンを押すまで MP3 化して保存されている。無音部分をトラック検出指定でしてくれるし、後で部分的な削除もできるので、ズーと流し放しでいいだろう。
    5. 停止ボタンを押すと、録音されたトラック(無音部分で区切られた音声)が示される。
      Feb_10_26.JPG ページ右下の「次へ」ボタンをクリックすると音の波形画面が現れる。右上のズームイン・アイコンbtn_2.JPGをクリックすると波形の横幅が広がる。
    6. 曲の途中の無音部分でもトラック・セパレータbtn_4.JPGがはいる場合がある。トラック・セパレータの位置が間違っている場合は、削除したい部分を反転させて、左上にある「トラック・セパレータの削除」ボタンbtn_3.JPGクリックすればよい。
      また、コマーシャルなど削除したい部分を波形上で選択(波形上にカーソルを置きドラッグする)して、delete ボタンを押せば波形から削除できる。削除してもよいかなどは、左下にある再生ボタンを押して音で確認することができる。
      Feb_10_27.JPG
    7. このように整理した上で、左メニューの「タグ」ボタンをクリックすると、下のようなポップアップ画面となる。Feb_10_17.JPG
    8. ここで、「Mudic ID」ボタンをクリックすると、CDDB の Grace Note が立ち上がって波形から曲を判定するということになっているが、ほとんどヒットしない。
       そこで、曲の情報にあまりこだわらなければ、適当に曲のIDタグを入力してもよいが、曲の情報を得る方法はある。
       American Sixities Radio (録音をしている Live365 の局)のステーション・ページに、次のように Now Playing というところに、今流れている曲とその前に流された4曲(計5曲)のID タグ(Artist, Track名, Album名(シングル盤は Single で)などが表示されるので、これを メモ帳 か何かに、録音しながら(聴きながら)コピペしておく。
      Feb_10_33.JPG注:キャプチャーした時点が異なるので、上の表示とコピペしたものの内容は異なる。 Feb_10_39.JPG
      コピペした情報を上の 「オーディオ タグ 編集」の画面で入力すれば、MP3 ファイルに、タグが追加される。このようにしておけば、WindowsMedia Playerなどの音楽DB で整理しやすくなると思う。 Feb_10_31.JPG
    9. 完了ボタンをクリックすると元の波形画面に戻り、「次へ」ボタンをクリックすると、「LP/テープ アシスタント」画面は第3ステップとなる。 Feb_10_37.JPG
       ここで、「トラックをエクスポート」をクリックすると、下のようなポップアップ画面がでるので、「出力設定」に MP3 高品質 を選択し、保存先のフォルダーを指定する。なお、「出力設定」の右にある「編集」ボタンをクリックし、ファイル名/フォルダ構造→サブフォルダ構造の追加のチェックボックスを外しておいた方がよい。(デフォールトでは、チェックが入っている) Feb_10_36.JPG
    10. エクスポートすると、指定した保存先のフォルダにファイルが保存される。 Feb_10_40.JPG
    11. Live365 から録音し MP3 化したファイルは MP3Gain を使って音量を一括調整をしておく。Live365 個々の放送局から流れる音は局の方で音量は調整してあると思うが、局によって調整している音量レベルは異なるので、自分の音楽DB に収納する場合は同じレベルに調整しておいた方がよい。


     このようにして、MP3 ファイルで保存しておけば、iPod に転送して外に持ち出せるし、音楽CD に焼くこともできる。まあ、若かりし頃に、FM放送から流れてくる音楽を苦労してテープに Aircheck したことと同じ作業ではあるが、今の時代には、あらゆるジャンルの Web Radio 局から流れてくる音楽をデジタルに録音し持ち歩けるのである。すごい時代になったものだと思う。

    2010年1月21日

    年金生活者の e-Tax 確定申告体験:3年目(平成21年分)

     年が越えて、そろそろ確定申告の時節になってきた。昨年、リタイアした友人が、今年から e-Tax で申告するという。資料整理などで早くから準備されていたようで、還付申告をすでにしたという。(1月9日)

     ようやく、企業年金(1月13日)や日本年金機構から厚生年金の源泉徴収票が届いた(1月19日)ので、国税庁の「平成21年分確定申告特集」のページを開いた。昨年気づかなかった項目もあるので、ネットで調べたことを備忘録的に記録しておきたい。

     結論的に言えば、昨年に比べれば、 e-Tax ソフトなしでできるように改善されており、やりやすくなっている。e-Tax での申告の流れは、今年は次のような案内が作成コーナーにある。初めてe-Tax 申告した一昨年に、[3]の項目は済んでいるので、このステップは自動的にジャンプする。

     申告書作成には、やはり「平成21年分 確定申告書等作成コーナー」から始めるのがいいようだ。

    eTax_21_18.JPG
     この確定申告書等作成コーナーで、「申告書の作成の開始」→ e-Tax を選ぶと 税務署への提出方法の選択 画面となるので、 e-Tax を選択する。すると、今年から「電子申告を行う際の確認事項(準備編)」というページが出る。ここでの重要点は、チェック項目2番目の 電子証明書を取得している。※有効期限は取得後3年 である。
    1. 公的個人認証サービスで電子証明書の期限を確認する
       「電子証明書の有効期限は取得後3年」とは知らなかった。 e-Tax ではインターネットで書類を送信するためには、
      1. そのデータの作成者が誰であるのか
      2. 送信されたデータが改ざんされていないこと
      を照明するために、私の場合、一昨年に大阪府の公的個人認証サービスで電子証明書を取得している。住民基本台帳カード(ICカード)を取得したときと同時期である。ICカードの有効期限はカードを見れば分かるが、10年である。
       ただ、電子証明書は形になったものはなく、ICカードに記録されている。有効期限は、利用者クライアントソフトで確認できるとある。
       この利用者クライアントソフトとは、公的個人認証サービス(英字略称:JPKI)利用者ソフトのことであり、一度でも e-Tax を試みた方は、パソコン上の「すべてのプログラム」を開ければ、「公的個人認証サービス」の項が見つかるので、そこにある「JPKI利用者ソフト」がそれである。
       最新のバージョンは、Ver 2.3 となっており、公的個人認証サービスポータルサイトからダウンロードできる。
       ICカードをカードリーダーに挿入してUSB接続し、「JPKI利用者ソフト」を起動すると、次のポップアップ画面が出てくる。 JPKI_1.JPG  この画面で、 ICカードに格納されている電子証明書を確認するために、「自分の証明書」というボタンをクリックすると、パスワードが要求されるので、メモしていた住民基本台帳カード(ICカード)と同時に作った電子証明書用のパスワード(多分、どちらも同じにしていると思う)を入力すると、下のように画面が現れて、電子証明書を作った年月日と有効期間を確認できる。私の場合、来年の申告時には、更新が必要なようだ。電子証明書の更新は、e-Taxソフトから行えるようだ。JPKI_2.JPG
    2. JPKI利用者ソフトをJava実行環境へ登録する
       私もそうだったのだが、JPKI利用者ソフトで「自分の証明書」というボタンをクリックすると "Javaの実行環境の取得に失敗したためJPKI利用者ソフトを起動できません" というメッセージが出て、それ以上進めなくなることがある。
       この場合、Java実行環境(Java Runtime Environment:JRE) を再度インストールした方がよいと思われる。JRE は、サン・マイクロシステムズ株式会社の公式サイトから、ダウンロードできる。最新のバージョンは、Version 6 Update 17 である。私の環境(WindowsXP SP2) で JPKI ver2.3 は、この最新バージョンで動作している。
    3. 電子申告作成コーナーでの入力
      準備が整うと以下の画面となるので、私の場合、?の「電子証明書の登録が済んでいる方」をクリックすると住所などの入力画面となる。郵便番号を入れると、所轄の税務署が表示されるようになっている。
      eTax_21_0.JPG
      次のページで「所得税の確定申告」を選ぶと、下のように、今年から「年金所得の方」という選択肢があるので、これをクリックする。
      eTax_21_02.JPG
      次のページで、提出方法の選択ボタンがあるので、「電子申告により税務署に提出する」を選択する。また、その下に生年月日欄に入力し次のページにいくとようやく 所得・所得控除等入力 画面となる。この画面とか入力方法は昨年度同じである。
       年金生活者の場合、所得は公的年金等の項目であり、「所得から差し引かれる金額」は多大の金額を納めている国民健康保険などの社会保険料控除や生命保険料控除・医療費控除などである。私の場合、メタボ治療や歯医者にかかった費用は軽く10万円は超えている。
       それに分離課税で申告しているホームトレードで得た少しばかりの株式の譲渡所得等も入力する必要がある。
       入力終了ボタンをクリックすると、私の場合、還付金の金額がポップアップ画面に表示された。
       所得・所得控除等の入力を終えると、次のような送信する申告の確認画面が出てくる。
      eTax_21_2.JPG
    4. 税務署に e-Tax 送信する
       念のために、印刷をして申告内容を確認し、次のページをクリックすると、送信準備の画面が現れ、利用者識別番号の入力などが求められる。また、ICカードの接続などが求められ、これらを処理して「送信」ボタンをクリックする。
       昨年は、この後が上手くいかず、仕方なく e-Tax ソフトに切り替えたが、今年はすんなりと受信した旨の応答があり、下のような受信通知が返ってきた。
      eTax_21_8.JPG
      更に、次ページへのクリックなどをしていくと、下のような「平成21年分の申告書等送信票」が確認できる。右下の提出区分では、作った申告書及び証憑は「電子」又は「提出省略」のところにチェックが入っている。また、その票の下の方には、「この送信票のみを税務署に提出する必要はありません。」とある。確か、昨年は送信票を郵送しなければならないと理解したのだが。これで、一切が電子的な送信で申告が済んでしまう。
      eTax_21_9.JPG

    5. 受信通知の内容を確認する。
       電子申告のトップページにいくと、「申告内容の確認コーナー( e-Tax )」という欄があり、ここにある「メッセージボックスの確認」をクリックすると、利用者識別番号などの入力を求められるが、「メッセージボックスの一覧表示」から審査結果が表示され、メールボタンをクリックすると下のようなメール詳細で、還付税金が確認できる。
       昨年の実績では、2月10日に指定口座に振り込まれていた。返ってくるものはありがたいが、6月にくる市民税の通知が恐ろしい。
      eTax_21_17.JPG



    (追記:2010/2/13)2月12日日付て、下のような「国税還付金振込通知書」が届けられた。指定した銀行口座を確認すると同日付で、還付金が振り込まれていた。
    なお、このようなときにはメールで知らせてくれるが、「メッセージボックスの確認」をしたが、メールは届いていなかった。 kanpusho.png 

    2010年1月 7日

    隠居のパソコン備忘録:Internet Explorer 8 をインストールする

     昨年末の投稿に記載したように、私のブログの、どのページに、どれぐらい数の方々が訪問されているかなどを分析する無料のアクセス解析サービス Artisan を導入している。

     この分析には、アクセスする方が使用されている ブラウザ、OS 、解像度なども表示される。
     昨年の12月1日からの分析をみると、それぞれのベスト5は、以下のようになっている。
    Artisan による分析(2009/12/1?2010/1/5)
    順位ブラウザ%OS%画面解像度%
    1
    2
    3
    4
    5
    Internet Explorer 8
    Internet Explorer 6
    Internet Explorer 7
    Firefox
    Safari
    33.9
    21.6
    20.4
    14.0
    3.5
    WindowsXP
    WindowsVista
    MacOSX
    WindowsNT
    Windows2000
    65.2
    21.0
    4.1
    3.7
    1.9
    1024x768
    1280x1024
    1280x800
    1680x1050
    1440x900
    29.0
    19.1
    14.9
    6.3
    5.5


     少し前までは、ブラウザは Internet Explorer 7 (IE7) が一番多かったのだが、2009年3月に Internet Explorer 8(IE8) がリリースされ、5月の終わり頃から画面上に 自動更新による自動インストール通知が現れるようになってきたことが、原因していると思われる。
     IE6 から IE7 へバージョンアップしたときの不具合に懲りているので、自動インストール通知を無視してきたが、上のように Artisan の解析で、IE8 がトップを占めてきたので IE8 をインストールしてみた。
     インストールする前に、"IE8 不具合"でネットサーチしてみると、goo! のQ&A に私も導入しているスパイウエアの検索と修復ソフトである「Spybot - Search & Destroy」 で不具合が起こる場合があることが分かった。それで、回答にあるように、IE8 をインストールする前に処理しておいた。
     また、IE8 に対応していないアドオンを導入している場合などでは、動作しないことも報告されている。たとえば、講談社の「日中辞典」CD-ROM は上手く動作しないようである。
     そのような準備をしてインストールするとすんなりと動くようになっている。

     まだ、使い始めたところであるが、気がついた点を備忘録として記録しておきたい。
     IE8 では、IE7 と比較すると文字の大きさが異なるようである。Firefox(=Google Crome)と同じように大きな表示になる。こちらが標準HTMLの表示のようである。ただ、ツールバーのURL を入力するボックスの右にある「互換表示」ボタンをクリックすれば、IE7 の表示に変えることができる。互換表示については、Microsoft のページに次の解説がある。
    互換表示
     Internet Explorer 8 はリリースされて間もないため、一部の Web サイトは Internet Explorer 8 に対応していない場合があります。この場合は、[互換表示] ツール バー ボタンをクリックすることで、Internet Explorer 7 で表示するのと同じように Web サイトを表示できます。これにより、テキスト、画像、テキスト ボックスの位置がずれるといった問題を解決できます。このオプションはサイトごとに設定できるので、他のサイトは引き続き Internet Explorer 8 の機能を使用して表示されます。そのサイトを Internet Explorer 8 の機能で表示するように設定を戻すには、単に再び [互換表示] ボタンをクリックするだけです。

     また、アクセラレータという機能があり、ウェブ・ページの文中にある文字を選択するとその近くにのようなマークが出る。 このマークをクリックすると「Google で検索」など検索オプションを選択するセレクトボックスが出てくるので、たとえば、「Google で検索」をクリックすると、Google で検索したと同じ結果になる。文中で選択した言葉が建造物や地名だと セレクトボックスから「Live search 地図」をクリックすると Google の地図検索と同じような結果になる。これは、今まで使ったことはなかったが、Microsft の地図検索サービスのようである。要するに、IE8 は Microsoft が iGoogle を意識したサービスになっているようだ。

     詳細は、Internet Explorer 8: ホーム ページを参照すればいい。

    2009年12月13日

    隠居のJazz:Radio Senboku に Swing 特集を組んでみる

     この9月初めに jam session を中心に特集を組んで、Radio Senboku で流してきたプログラムも3ヶ月あまりになったので、組み直してみることにした。

     今までは、Swing Jazz 以降の、いわゆるモダン・ジャズを特集してきた。最近、相倉久人さんの「ジャズの歴史」を読んで、ジャズになれそめのころに、よく聴いた Swing Jazz が懐かしくなった。
     Swing Jazz はダンス・ミュージックである。私はダンスが踊れないので、どのようなステップを踏むのかわからないが。
    Swing は第二次世界大戦時代あたりが最盛期といわれる。アメリカでは、自らも軍隊に入ったグレン・ミラー楽団などのアップテンポな曲を流して、兵士を鼓舞していたのだ。私が生まれた年の頃の話である。一方、その頃戦争に非協力的だった不良音楽家が作っていた bop がモダン・ジャズの潮流となったである。

     ともあれ、私の音楽データベースである Windows Media Player で自分の主観に基づいて、ジャンルを Jazz(swing) としているアーティストの曲を集めてみた。その時代の女性歌手も入れている。Ella Fitzgerald や Sarah Vaughan のスキャットでダンスが踊れるのかどうかは分からないが。それらの アーティストを演奏活動をしていた(している)年代をおって、自分の記録として表にしてみた。これらの情報源は、eMusic および Wikipedia である。

     
    Swing Jazz Artists
    ArtistBornDiedActive YearsOrigin
    Revised on Dec. 13th, 2009
    Duke Ellington 1899 1974 1914 -- 1974 Washington, D.C.
    Louis Armstrong 1901 1971 1914 -- 1971 New Orleans, LA
    Chick Webb 1909 1939 1920s -- 1930s Baltimore, MD
    Glenn Miller 1904 1944 1923 -- 1944 Clarinda, IA
    Carroll Gibbons 1903 1954 1920s -- 1940s Clinton, MA
    Thomas "Fats" Waller 1904 1943 1920s -- 1940s New York, NY
    Chu Berry 1910 1941 1920s -- 1940s Wheeling, WV
    Henry Busse 1894 1955 1920s -- 1950s Magdeburg, Germany
    Fletcher Henderson 1897 1952 1920s -- 1950s Cuthbert, GA
    Sydney Bechet 1897 1959 1920s -- 1950s New Orleans, LA
    Jimmy Dorsey 1904 1957 1920s -- 1950s Shenandoah, PA
    Tommy Dorsey 1905 1956 1920s -- 1950s Shenandoah, PA
    Art Tatum 1906 1956 1920s -- 1950s Toledo, OH
    Bert Ambrose 1896 1971 1920s -- 1960s London, England
    Elmer Snowden 1900 1973 1920s -- 1960s Baltimore, MD
    Edmond Hall 1901 1967 1920s -- 1960s Reserve, LA
    Coleman Hawkins 1904 1969 1920s -- 1960s St. Joseph, MO
    Muggsy Spanier 1906 1967 1920s -- 1960s Chicago, IL
    Johnny Hodges 1907 1970 1920s -- 1960s Cambridge, MA
    Albert Wynn 1907 1973 1920s -- 1960s New Orleans, LA
    Eddie Condon 1905 1973 1920s -- 1970s Goodland, IN
    Gene Krupa 1909 1973 1920s -- 1970s Chicago, IL
    Mary Lou Williams 1910 1981 1920s -- 1970s Atlanta, GA
    Earl "Fatha" Hines 1903 1983 1920s -- 1980s Duquesne, PA
    Bill Coleman 1904 1981 1920s -- 1980s Paris, KY
    Count Basie 1904 1984 1924 -- 1984 Red Bank, NJ
    Dicky Wells 1907 1985 1920s -- 1980s Centerville, TN
    Benny Goodman 1909 1986 1926 -- 1986 Chicago, IL
    Benny Carter 1907 2003 1920s -- 1990s New York, NY
    Lionel Hampton 1909 2002 1920s -- 1990s Louisville, KY
    Blue Note All Star Jazzmen    1930s -- 1940s  
    The American Patrol Orchestra     1930s -- 1940s  
    Hot Lips Page 1908 1954 1930s -- 1950s Dallas, TX
    Lester Young 1909 1959 1930s -- 1950s Woodville, MS
    Artie Shaw 1910 2004 1930s -- 1950s New York, NY
    Billie Holiday 1915 1959 1933 -- 1959 Philadelphia, PA
    Charlie Barnet 1913 1991 1930s -- 1960s New York, NY
    Taft Jordan 1915 1981 1930s -- 1960s Florence, SC
    Billy Strayhorn 1915 1965 1930s -- 1960s Dayton, OH
    Bob Scobey 1916 1963 1930s -- 1960s Tucumcari, NM
    Victor Silvester 1900 1978 1930s -- 1970s Wembley, Middlesex; UK
    Claude Hopkins 1903 1984 1930s -- 1970s Alexandria, VA
    Ben Webster 1909 1973 1930s -- 1970s Kansas City, MO
    Stan Kenton 1911 1979 1930s -- 1970s Wichita, KS
    Bobby Hackett 1915 1976 1930s -- 1970s Providence, RI
    Harry James 1916 1983 1930s -- 1970s Albany, GA
    Teddy Willson 1912 1986 1930s -- 1980s Austin, TX
    Woody Herman 1913 1987 1930s -- 1980s Milwaukee, WI
    Cab Calloway 1907 1994 1930s -- 1990s Rochester, NY
    Buck Clayton 1911 1991 1930s -- 1990s Parsons, KS
    Ella Fitzgerad 1917 1996 1934 -- 1993 Newport News, NJ
    Dinah Shore 1916 1994 1937 -- 1994 Winchester, TN
    Les Brown 1912 2001 1930s -- 2000s Reinerton, PA
    Anita O'Day 1919 2006 1934 -- 2006 Chicago, IL
    Jack Teagarden 1905 1964 1940s -- 1960s Vermon, TX
    George Barnes 1921 1977 1940s -- 1970s South Chicago Heights, IL
    Kenny Dorham 1924 1972 1940s -- 1970s Fairfield, TX
    Peggy Lee 1920 2002 1941 -- 1985 Jamestown, ND
    Sarah Vaughan 1924 1990 1942 -- 1989 Newark, NJ
    Art Blakey 1919 1990 1942 -- 1990 Pittsburgh, PA
    Billy May 1916 2004 1940s -- 1990s Pittsburgh, PA
    Alan Jay Lerner 1927 2003 1940s -- 2000s Boston, MA
    Rosemary Clooney 1928 2002 1946 -- 2001 Maysville, KY
    Ray Anthony 1922   1940s -- Bentleyville, PA
    Elliot Lawrence 1925   1940s -- Philadelphia, PA
    Dick Johnson 1925   1940s -- Brockton, MA
    Dick Hyman 1927   1940s -- New York, NY
    Dorothy Ashby 1932 1986 1950s -- 1970s Detroit, MI
    Skitch Henderson 1918   1950s -- Halstad, MN
    Dave Brubeck 1920   1950s -- Concord, CA
    Terry Gibbs 1924   1950s -- New York, NY
    Al Belleto 1928   1950s -- New Orleans, LA
    Frank Capp 1931   1950s -- Worcester, MA
    Cedar Walton 1934   1950s -- Dallas, TX
    Doc Severinsen 1927   1960s -- 1990s Arlington, OR
    Susannah McCorkle 1946 2001 1970s -- 1990s Barkeley, CA
    Concord All Stars     1970s -- 1990s  
    Rob McConnell 1935   1970s -- London, Ontario, Canada
    John Sheridan 1946   1970s -- Columbus, OH
    Ken Peplowski 1959   1970s -- Cleveland, OH
    Diane Schuur 1953   1980s -- Seattle, WA
    Allen Farnham 1961   1980s -- Boston, MA  
    The Copa Cat Pack     1990s --  
    The Billy Gibson Band     1990s --  
    Atlantic Five Jazz Band     2000s? --  

     上の Artists の演奏を原則的に年代を追って、124曲の Playlist にして、Radio Senboku に流している。パソコンを弄りながら、BGM として聴いている。

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    2009年12月10日

    隠居のパソコン備忘録:送信先リンクでGmail を使用する

     ブログの中に送信先のボタンを表示して、それをクリックすれば、直接メールをしてもらうことができる。このリンクをブログに書くHTML コードは、例えば私の場合 
    <a href="mailto:n_shuhei.net@n-shuhei.net"> n_shuhei へメールする</a> 
     となる。

     多くの方々がインターネットのブラウザは、 Internet Explorer を使い、メールは、outlook express を使用されている。そのような場合、このメール送信ボタンをクリックすると、下のスクリーンショットのように、outlook express の送信画面となり、宛先欄に例えば私のアドレスが記入されている。
    view_OE.JPG


     ただ、これで全く問題はないのであるが、最近は 便利さから Gmail を使っておられる方が結構おられる。 Gmail を普段使っていると送信記録もそこに残されるから、このような場合も Gmail から発信された方が好ましい。
     WindowsXP で Internet Explorer 環境では、普段使う電子メールプログラムは、「ツール」→「インターネットオプション」→「プログラム」→「電子メール」に表示されている。ただし、Gmail は、Yahoo メールなどと同じように、web メールであるので、普段使っていても、ここには表示されない。
     そこで、 Gmail から発信できる方法をネットサーチしてみた。設定の方法は簡単であるが、設定する場所を見つけるのが難しかったので、備忘録的に記録しておきたい。
    Gmail を利用されている方なら、Google 本体はインストールされているはずである。その場合、 Internet Explorer の表示で、一般的には下のスクリーンショットのように、 Google Toolbar が表示されている。表示されていない場合は、「表示」→「ツールバー」→「Google toolbar」をクリックすれば表示される。
    toolbar_IE7_s.JPG


    このツールバーの右の方にあるtool_google.JPGマークをクリックすると出てくるポップアップ画面で「検索」を選択し、「ウェブ閲覧ツール」で「送信先リンクで Gmail を使用する」にチェックを入れておけば、送信先ボタンをクリックしたときに下のスクリーンショットのように Gmail の送信画面が立ち上がる。
    view_google.JPG


    2009年9月28日

    隠居の大阪散歩:「水都大阪2009」を歩いてみる

     久しぶりに家に帰って来るという娘と中之島中央公会堂の前で落ち合って、「たいしたことはないよ」と聞いているイベントの「水都大阪2009」に行ってみることにした。こんなことでもないと、3人揃って大阪の街を歩くようなことはない。

     中之島あたりは、このイベントのためだろう整備されてずいぶんきれいになっていた。沢山いたホームレスも排除されたのか姿がない。真夏日になるという晴天の下、どこかの旅行会社と思われる熟年ツアーも行列して歩いている。こちらも、公会堂前から京阪天満橋駅そばの八軒家浜まで中之島をブラブラ歩いた。

      この「水都2009」の催しのひとつとして「水辺の文化座」というの開催されている。その中に井上信太というひとの「サファリパークプロジェクトin中之島」の展示アートがある。ベニア板を動物の形に合わせてくりぬいたものだが、立体的に見える面白い作品だ。

     八軒家浜会場では、Rubber Duck Projectのラバーダックが浮かんでいる。そのかたわらで、モンベルという関西に本拠を置くアウトドアー用品の会社が、カヌー教室を開いていたりする。この会社、なかなか良い製品を作っている。私も、この会社の製品をいくらか持っている。中之島近辺の川もずいぶんきれいになっているので、気持ちよさそうだ。

     強い陽射しの中を歩いたので、喉も渇き、おなかも空いた。八軒家浜に川床があるらしいとパンフレットにあったらしいが、見あたらない。(どうやら、北浜テラスと間違っていたらしい。)川は見えないが、京阪電車の天満橋駅地下にある飲食街のイタリアン・レストランに入って、ビールとランチを楽しんだ。リーズナブルな値段の割には、美味しかった。

    ラッキードラゴン・ビデオ:クリックすると始まります。 1時15分くらいに、アート船プログラムの目玉であるラッキードラゴンのパフォーマンスが始まった。夜には、火を噴くパフォーマンスがあるようだ。
     持っていた CanonIXY900IS の動画モードで撮ってみた。表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(12MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

     娘が大阪城の天守閣に登ったことがないというので、淀屋橋の乗り場から水上バスに乗って大阪城に向かった。水上バス船着き場から天守閣までのアプローチは結構な距離がある。そういえば、私もまだ仕事をしていた頃に取引先のアメリカ人を案内してから、行ったことはない。そのときは車で天守閣近くの駐車場にいったのだ。もう15年以上前の話だ。多分改装中だったような記憶がある。
     天守閣に登ってみると周辺は公園として整備され、結構広い緑地になっている。デジスコをかついで、また来たいものだ。
    中之島公会堂付近:クリックすると大きな写真になりますラバーダックとカヌー:クリックすると大きな写真になります井上信太氏の作品:クリックすると大きな写真になります大阪城天守閣:クリックすると大きな写真になります


    2009年7月28日

    隠居のJazz: 特殊な楽器による演奏曲を集めてみる

     1月から始めた、メインとなる楽器別の Artists による Track をRadio Senboku の特集で続行している。前回は Guitar と Vibraphone artists を主体とした Album から編集した。
     Jazz といえば saxophone や trumpet が花らしく、piano や guitar の特集を組んだらチャネルを合わせる人が少し少なくなった。

     が、今回も後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」を参照して、今までの特集では扱ってこなかった drums や bass などの "Others" として分類されている (vocal は除く) Artists を特集してみようと思う。
    だが、基本的には drums や bass はリズムセクションの楽器なので、それだけ聴いてもあまり面白くない。 これらの instruments で有名な Artists はそれらの楽器での演奏よりも、バンドをマネージすることに長けているようだ。

    後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」で、 "Others" として分類されている Artists は次の人・グループである。 

    隠居の音楽:mp3 ファイルのID3 タグを編集するで記録したように、以前から収集した4000 あまりの MP3 ファイルにID3 タグを付加するのは time consumptive な作業であったが、ようやく終えることができた。 まだ少しノイズは残っているが、WindowsMediaPlayer のライブラリーにデータベース化されたのでRadio Senboku に流す曲が探しやすくなった。

      私のライブラリーには「新ジャズの名演・名盤」で drums や bass などの "Others" として分類されている (vocal は除く) Artists 以外にも、clarinet, organ, violin, flute などの instruments を演奏する Artists が多くいる。
     これらの Artists を誕生年順にリストしてみた。ただ、flute を演奏する女性の Ali Ryerson の誕生年は不詳である。
       上のリストにもとづいて、Windows Media Player のライブラリーから選曲して、Radio Senboku で流す曲を全面的に改定した。 上のリストの Artists 順に81曲(7時間45分)が繰り返し流れるはずである。いちどチャネルを合わせてみてください。Playlistは、右メニューの Radio Senboku Playlist ボタンから入手できる。 

    2009年5月11日

    隠居の音楽:mp3 ファイルのID3 タグを編集する

    TagEditor_07.JPG 現在、収集した音楽ファイルは PC のハードデスクに収納し、 Windows Media Player(WMP) のデータベース機能であるライブラリーを使って整理している。そして、私が開設している Web Radio Radio Senboku で流している Jazz は、WMP のライブラリーから選曲している。現在は、楽器別の Artists の特集を組んでいるので、WMP ライブラリーのジャンル別、例えば Jazz(guitar) として整理した Artists から選択している。

     ところが、MP3 の Jazz Collection を始めた当初 (2002年末から 2008年3月くらいまで)は、ダウンロード先である eMusic では、いわゆる ID3 タグがダウンロードしたファイルに付加されていなかったので、その時期の曲には ID3 タグを付加しなければならない。上記の期間に収集した track は4,000 ファイルくらいあるので、大変な仕事である。おまけに、私の場合、以前の Jazz MP3 ファイル・コレクションは曲名で収集しているので、一曲ごとにアルバムが異なる。そのため、WMP が奨める編集方法では時間がかかりすぎていた。

     この ID3 タグを付加する比較的簡単な作業方法(といっても、time consumptive な作業であることに変わりないが) が見つかったので、備忘録的に記録しておきたい。
    なお、この作業は Roxio Easy Media Creator 10 Suite がインストールされていることを前提としている。このソフトは、LPとカセットのデジタル(MP3)化 CD のクリッピング FM放送のデジタル録音などができるので重宝している。

    ファイルリストを右クリック:クリックすると大きくなります
    1. 音楽ファイルを収納しているフォルダーをリスト表示し、ID3 タグを付加(編集)するファイルを選択し、右クリックする。
    2. 右クリックすると出てくるポップアップ画面の一番上にある「曲の情報を編集」をクリックすると Media Creator の「タグ エディタ」が立ち上がる。
      なお、 Media Creator をインストールしていない場合には、この「曲の情報を編集」は表示されない。
    3. タグ エディタ画面:
クリックすると大きくなります
    4.  「タグ エディタ」で、左のリストから一曲を選択(反転表示)し、「Music ID タグを使用する」にチェックを入れ、「MusicID」ボタンをクリックすると Gracenote のデータベースにつながり、ID3 タグを付加してくれる。
      私が収集している Jazz file でいえば、Gracenote でのヒット率は99% を超えている感じである。
      ジャンルは自分の基準で設定しているから、たとえば Jazz(piano) というように入力する。
      このとき、曲の内容を確認するには、左下の再生ボタンをクリックすると音楽が流れる。
      また、artists の詳細の再確認は、Google search で、例えば「"Alberta Hunter" Wikipedia」というようなフレーズでネットサーチしている。ほとんどが、Wikipedia に網羅されている。
    5. 編集結果を WMP で確認すると確かにライブラリーでは目的としたジャンルなどに分類表示されるようだ。

     WMP ライブラリーには、まだ ID3 タグが整理されいない曲が五万とあるから、時間を見つけては上のような方法で編集をしたいと考えている。

    2009年5月 8日

    隠居のJazz:Guitar, Vibraphone artists の演奏を集めてみる

     1月から始めた、メインとなる楽器別の Artist による Track をRadio Senboku の特集で続行している。先月は Piano Artist の Album から特集を組んだが、今回は Guitar と Vibraphone artists を主体とした Album から編集することにした。

     今月も、後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」を参照した。

     上の著書にはGuitarist として以下の3人がリストされている。
     ギターのJazz が好きだったと思える兄貴が遺していった LP や、私が持っている CD に数は少ないが Guitar Artists のものが何枚かある。「ジャズ・ギター名演集」などを参照して Guitar Artists をリストしてみた。

     Vibraphone 奏者としては、「新ジャズの名演・名盤」には、次の二人が取り上げられている。  その他に、私のMusic Database である WindowsMedia Player のライブラリーには、以下の Vibraphone 奏者がリストされている。 

     これらの Artists の曲目は、私の音楽ファイル データベースである WindowsMedia Player(WMP) でジャンルを Jazz(guitar), Jazz(vbr) として分類した。ただ、MP3 の Jazz Collection を始めた当初 (2002年末から 2008年3月くらいまで)は、ダウンロード先である eMusic では、いわゆる ID3 タグがダウンロードしたファイルに付加されていなかったので、その時期の曲には、ID3 タグを付加しなければならなかった。この方法については、改めてエントリーしたいと思う。

     WMP ライブラリーで、ジャンルを Jazz(guitar), Jazz(vbr) とした曲から、Live365 の DMCA rules に従って 106 曲(10時間30分)を選択して、Radio Senboku に現在流している。Guitar の曲は、Fusion 系が多いが、一度チャネルを合わせて(リンクして)みて欲しい。右メニューの「Radio Senboku Playlist」をクリックすれば、Playlist で流れている曲の詳細を見ることができる。

    The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery
    Wes Montgomery
    Universal Japan (2008-06-03)
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    おすすめ度の平均: 5.0
    5 最高傑作にして代表作
    5 代表作にして最高傑作
    5 代表作にして最高傑作

    Quiet
    Quiet
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    John Scofield
    Verve (1996-09-24)
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    おすすめ度の平均: 4.5
    5 いまだに、この一枚でOK
    3 イージーリスニング
    5 作曲/アレンジ/演奏ともに素晴らしいトータルなミュージシャン。

    Letter from Home
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    Pat Metheny Group
    Universal/Geffen (2006-02-06)
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    おすすめ度の平均: 5.0
    5 買い直して良かった!
    5 新感覚のリマスターで名作復活
    5 最高の音質です!
    5 BetterDaysAheadがいいっ!

    Opus de Jazz
    Opus de Jazz
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    Milt Jackson
    Savoy Jazz (1994-06-15)
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    おすすめ度の平均: 3.0
    3 データです。

    Departure
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    Gary Burton & Friends
    JVC Victor (1997-03-04)
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    おすすめ度の平均: 5.0
    5 ジャズ


    2009年5月 6日

    隠居の旅:兵庫北部を巡る

     こんな連休しか休めない娘が温泉でも入りたいというので、山小屋 H?tte Hachi に泊まって兵庫県北部にある夢千代日記で有名な湯村温泉の外湯に入りに行くことにした。車の渋滞は覚悟の上である。

    出石城趾:クリックすると大きな写真になります出石蕎麦「官兵衛」:クリックすると大きな写真になります 5月3日、渋滞を避けて5号湾岸線を西宮でおり、芦有道路を抜けて西宮北ICから中国道・舞鶴道春日を経由して北近畿豊岡自動車道和田山まで、車は多いものの渋滞なし。
     昼食はちょっと寄り道をして、出石蕎麦を摂ることにした。出石城趾の新緑が眩しい。蕎麦屋は、昨秋友と入ったことのある城趾に近い「官兵衛」が娘も気に入った。自分でわさびをおろした味にも満足していた。

    残雪が残る氷ノ山:クリックすると大きな写真になりますタチツボスミレ:クリックすると大きな写真になります 5月3日は日曜日、イチロー御用達の「羽淵精肉店」は休業のはずと思ってこちらで用意してきたのに、連休のためか営業していて娘が残念がった。
     キャンバスの椅子を先日仕上げた小屋のミニデッキに持ち出して、谷間に残雪が残る氷ノ山を眺めながら、缶ビールで喉を潤した。今日は作業はない。
    地面に目を移すと、タチツボスミレが一面に可憐な花を開いている。家内と娘は、5月の連休に訪れたときの恒例となっているワラビなど山菜採りに精を出していた。

    新「薬師の湯」:クリックすると大きな写真になります荒湯:クリックすると大きな写真になります 翌朝、国道9号線を45分ほど北西に辿って湯村温泉に。
    若かったころ、浜坂あたりの海水浴へ行った帰りに、潮を落としによく通った外湯「薬師の湯」へ寄るのに車を駐めた町営の駐車場はガラガラだ。
    ところがリンクしたブログにあるように噴出泉の荒湯の前にあった「薬師の湯」は小さな公園に変わっている。周章てた。
    立ててある看板をよく読むと昨年、場所を変えたようである。新「薬師の湯」は、夢千代会館と春木川を挟んだ対岸にある。なんと新しい駐車場も隣接している。2時間までなら、無料の利用券が出るらしい。道理で先の駐車場はガラガラのはずだ。
     休日といっても、風呂は朝の9時台では空いている。炭酸水素塩泉という透明できれい湯舟に手足を伸ばした。小さいながらも露天風呂もついている。
     荒湯近くの土産物店で求めた卵を10分ほど高温の噴出泉につるして作った温泉卵を浜坂経由香住までの車の中で頬張った。美味かった。
     この国道178号線は、余部鉄橋の下をくぐり抜けてゆく。休日・好天とあって三脚にカメラをつけたカメラマンが群がっていた。あとで列車で来る予定なので、素通りして一路香住へ。

    おまかせにぎり:クリックすると大きな写真になります 香住漁港近くにある三七十(みなと)は、3回目の訪問だ。海水浴シーズンでないので町はひっそりしているが、この鮨屋だけは季節は関係ないようだ。おまかせにぎりを注文すると、この地で獲れた魚を季節に合わせて握ってくれる。ネタを説明してくれるが、覚えきれない。100円回転すしになれている舌には、いかにも贅沢だ。

    鎧の入り江:クリックすると大きな写真になります 娘の発案で香住←→余部を列車で往復することにしたので、駅にある駐車場に車を駐めた。無料である。
     駅で餘部までの往復の切符を発券してもらったが、発車までは1時間弱ある。歩いて5分ほどの香住浜海水浴場へ行ってみた。昔は整備が行き届かず汚かった海岸も、屋外ステージなどができてきれいな公園になっている。夏には、孫をつれてきてやりたいと思う。
     12:42 発の下り普通列車(気動車)に乗ると 11 分で餘部に着く。途中は、という日本海の入り江を断崖の上から望む駅がある。入り江の上には、ロープにつり下げられた鯉のぼりが海風に泳いでいた。
    余部鉄橋_2.jpg 餘部からの帰りは、13:33 発の城崎行きの上りに乗る予定なので持ち時間は40分ほどしかない。鉄橋下の国道 178 号線まで急な坂道を往復するのはつらい。
     そこまでネットで調べていなかったが、カメラを構えた人によると、13:00 頃に下り特急「はまかぜ」が通過するらしい。駅近辺にとどまって写真を撮ることにした。どうせならと、CanonIXY9000IS で動画を撮ってみることにした。これなら音声も録ることができる。
    左の画像をクリックすると動画がダウンロードされ、WindowsMediaPlayer で再生されるはずです。

     香住でカーナビを「自宅に帰る」にセットすると到着予定は 18:00 になっている。まあまあのリーズナブル旅行に満足しながら車を走らせると、この連休同じようにドライブを楽しんだ人たちが多いのか、あちこちで渋滞に巻き込まれてしまった。やっとのことで自宅にたどり着いたのは、20:00 を過ぎていた。

      

    2009年4月12日

    隠居の旅行:横浜ポートエリア

     東京に単身赴任していたときに同じ職種を通じて知り合ったほぼ同年齢の仲間のゴルフ・コンペが、千葉の成田であった。サクラ吹雪が舞う快適なゴルフと愉快な仲間との19番ホールを過ごした翌日、横浜に在住する Studio YAMAKO のオーナーが横浜を案内してくれた。

    クリックするとビデオがダウンロードされます 前日に続いて、夏を思わす快晴である。JR横浜駅西口そばのステーキ屋で友人に昼食をご馳走になったあと、横浜そごうの中を通り抜けて、横浜ベイクォーターにある水上バス乗り場へ。さすが横浜住人、道に詳しい。
     天気が良いので、水上バスに乗って山下公園まで行こうという計画である。気温は高いが、風は涼しく波を切ってすすむ船は快適である。大きさは、ちょうど大阪中之島で乗った水上バスと高さも形も同じくらいである。
     船の後部デッキには、すらりと足の長い黒人系のお嬢さん2人が、さかんにデジカメのシャッターを切っていた。友人が付きの日本のおばさんと一緒に写真を撮ってあげたときに、国はどこかと聞いてみると、ジャマイカということであった。ジャマイカといえば、オリンピック陸上短距離選手を思い出し、道理で足が長いなと変な感心をしてしまった。
    上の画像をクリックすると動画がダウンロードされ、WindowsMediaPlayer で再生されます。12MB ほどありますので、少し時間がかかります。

    ゆりかもめ:クリックすると大きな写真になります 下船してから大桟橋に向かう山下公園には、様々な国の老若男女が散策したり、ベンチに座ったりして陽春を楽しんでいた。今はレストランとなっている氷川丸を係留している鉄の太い鎖に、ゆりかもめものんびりと日向ぼっこをしていた。
    出航準備中の飛鳥?:クリックすると大きな写真になりますEXPLORER:クリックすると大きな写真になります 大桟橋には、飛鳥?と EXPLORER というバハマ NASSAU 船籍の客船が係留していた。
     飛鳥?は4月12日に世界一周のクルージングに出航するらしい。
      NASSAU 船籍の客船は、SEMESTER AT SEA と船名より大きなマークがあった。ネットで調べると、どうやら Virginia 大学の船上大学らしい。 先ほどのジャマイカ女性はひょっとして、この船で横浜を訪れたのかもしれない。

    石川町駅の壁画:クリックすると大きな写真になります 横浜の友人は、最近変わった新横浜駅周辺を見たいといって、新横浜まで送ってくれた。大桟橋から中華街までタクシーで行き、横浜関帝廟に参って、元町を通って石川町駅までブラブラした。石川町駅は、中華街などへの方向を案内する目的で、ホームに壁画がある面白い駅である。

     友のおかげで充実した旅行となった。ありがたいことです。多謝!!

    2009年3月31日

    隠居のHP備忘録:mp3 streaming file(.wax) をウェブ・ページからリンクさせる

     レンタル・サーバーの容量に少し余裕があるので、自分用に Jazz 以外の mp3 ファイルをストリーミング化して、サーバー上におき、ウェブページからリンクボタンをクリックすると音楽流れるようにすることを試みた。
     もちろん、そのようなファイルを公開することは著作権に触れるので、そのファイルへは .htaccess を使って ID とパスワードがなければアクセス出来ないようにした。この方法については、別にエントリーを UP したい。

     以前に<MP3 のストリーミング・ファイルの作成>という記事をエントリーしているので、これを参考に同じようなストリーミング・ファイルを作成して試してみたが、うまく動かない。
     このとき、参考にさせてもらった英語のページがリンク切れになっている。それで新たにググッテいると、STREAMING MEDIA FILES ON THE WEB というページを見つけた。ここに示されている meta file (.wax) のコードは以前に使っていたコードと同じである。
    <ASX VERSION="3.0"> 
          <Title>xyz</Title> 
          <ENTRY> 
          <REF HREF="http://www.example.com/xyz.wma" />
          </ENTRY> 
          </ASX> 
     だが、上手くいかない。以前に使っていた wax ファイルの中で、ひとつだけ動いてくれるファイルがある。よくよく見比べてみると、うまく動いてくれる wax ファイルは単純で<Title>xyz</Title> のタグがない。試しに、以前には動いていた wax ファイルから、<Title>xyz</Title> タグをはずしてみると動くようになった。どうやら、Webページの head 部分の <Title>abcdefg</Title> と競合しているためらしい。そこまでは分かったが、避ける方法が見つからないので、 wax ファイルから <Title>xyz</Title> タグをはずした。

      <Title>xyz</Title> をはずしても WindowsMediaPlayer では、曲名や Artist, 作曲者を表示してくれる。元となっている mp3 ファイルがそれらを属性として持っているためらしい。Title タグは是非とも必要ではないので、これで運用しようと思う。
     ただ、Internet Explorer、WindowsMediaPlayer という Microsoft の取り合わせでないと動作しない。

    2009年3月23日

    隠居のJazz: Piano Artists を集めてみる

     1月から始めた、メインとなる楽器別の Artist による Track をRadio Senboku の特集で続行している。先月は Trumpet と Trombone Artist の Album から特集を組んだが、3月は Piano Artists を主体とした Album から編集することにした。

     今月も、後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」を参照した。

     ピアノを主体とした Jazz 演奏は、Piano, Bass, Drums のトリオによる演奏が多い。この Piano Trio を創始したのは Bud Powell らしい。
     確かに、 Live などを聴きに行くと、この編成の Trio か、Sax あたりが入った Quartet が多いように思う。 Live をするときに Artists を集めるのに手軽ということもあるのだろう。
     Recording もやりやすいのか、私でも沢山の LP や CD を私も持っている。
     私は、表現の幅が多彩になる Sax とか Pet とかの管楽器が入っている方が、Jazz は面白いと思うが Trio が断然好きな人もいる。

     「新ジャズの名演・名盤」には、次にリストした Piano Artists の評価や推奨アルバムなどの記載がある。


     それ以外にも、私の Windows Media Player のライブラリー(データベース)には、次のような Pianists のアルバムやトラックがヒットする。その中には、兄貴の形見の LP盤をデジタル化したものも含まれる。裏表 40?50 分のLP を MP3 化するには、2時間足らずかかるので、いろいろな遊びをしているなかでは1日1枚がやっとである。

     この他にも、Duke Ellington や Count Basie はジャズピアニストとして有名であるが、Swing Jazz のカテゴリーで区分したいと思う。

     上の Jazz Pianists の演奏の中から、 Live365 Broadcast のルールにもとづいて Playlist を作り、Radio Senboku に流している。パソコンをいじっているときの BGM としては最適と思うので、つないで見て欲しい。
    Radio Senboku の Playlist は右メニューからも Link している。
     最近はいろいろな和風レストランなどでも、Jazz が流れていることが多いように思う。Jazz というのはそういうときに癒しをくれる音楽なのかもしれない。

    Bud Powell in Paris
    Bud Powell in Paris
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    Bud Powell
    Wounded Bird (2008-11-11)
    売り上げランキング: 103495
    おすすめ度の平均: 4.5
    3 パウエル......残照
    5 よろこび
    5 ちょいとわびさび
    5 枯れたバドならこれが最高

    Waltz for Debby
    Waltz for Debby
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    Bill Evans Scott LaFaro
    Original Jazz Classics (1990-10-17)
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    おすすめ度の平均: 4.5
    2 Waltz for debbyは素晴らしい名曲、名演だ!
    5 ピアノ・ジャズが生んだ傑作。奇跡のようなアルバム。
    5 結局、これか!
    5 My foolish heart ・・・
    5 別テイクが並べて収録されている理由について

    Cool Struttin'
    Cool Struttin'
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    Sonny Clark
    Toshiba EMI (1999-04-07)
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    おすすめ度の平均: 4.5
    5 心の泉に落ちた小石
    5 ジャズ史上最高のジャケット
    3 普通に良い程度のアルバム。現代のジャズ・アルバムのほうが良い
    5 ソニー・クラークの最高傑作!超人気盤!
    2 疑問


    2009年3月19日

    (続)LogMeIn で友人のPC をリモート操作する

     ときどき Logmein でヘルプ操作してい友人のたデスクトップ・パソコンが不調になったので、新しいパソコンに買い換えた。
     新しいパソコンは以前のWindowsXP から Vista に変わって、Internet Explorer(IE) 6 も IE7 にバージョンアップした。それで慣れていた操作が変化し、戸惑っている。IE7 のタブ機能など新しい機能がよくわからないという。それで、また Logmein でヘルプすることにした。

     彼の場合、以前に Logmein にアカウントを登録しているので同じEメールアドレスでは、全くの新規ユーザとして Logmein Free はインストールできないようだ。また、 Logmein にアカウントを持っている場合でバージョンアップなどをする場合は、前に紹介した順序(隠居、友人のPCを LogMeIn でリモート操作する)では上手くいかない。

     そのような場合のリインストール方法について、備忘録的に記録しておきたい。
    1. リモート操作先のパソコンに、LogMeIn が既にインストールされている場合は、これを削除する。
      削除は、一般的な方法で 「スタート」→「コントロール・パネル」→「プログラム・コントロール(Vista の場合)、プログラムの追加または削除(XP,2000の場合)」→「LogMeIn 」を見つけて、削除する」→コンピュータを再起動する。
    2. クリックすると大きくなります
    3. リモート操作先のパソコンから、LogMeIn のホームページにアクセスする。
      右上の入力Box に前に登録しているEメールアドレスとパスワードを入力して、ログインする。
    4. すると右のスクリーンショットのような「マイ・コンピュータ」画面が現れるので、右上のコンピュターを追加をクリックする。
    5. 次に出てくる「コンピュターの追加」画面で、 LogMeIn 製品は Free を選択する。
      すると自動的に LogMeIn Free のダウンロードが始まる。
    6. クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなります
    7. ダウンロードの途中で、 LogMeIn への接続画面が現れる。利用規約条項への同意を求めてくるので、これに同意するとインストール・オプションの画面に変わるので、「標準」を選択して、「次へ」ボタンをクリックするとインストールするパソコンの名前を設定する画面が出てくる。
      ディフォールトでは、パソコンを設定したときにつけた名前が表示されているので、そのままで「次へ」ボタンをクリックすればよい。名前を変えたければ、好きな名前に変更できる。
    8. クリックすると大きくなります
    9. 次にコンピュータ・アクセスコードを設定する画面が、なぜか説明が英語で出てくる。
      友人のパソコンに導入しようとしたときに、この画面が出てこない場合があることが分かった。当然ながら、このアクセスコードがないとリモート操作をするパソコンとの接続ができない。
      FAQ にそのような場合の設定方法が掲載されていたので、後ほど記載する。その方法でアクセスコードを設定する前に、インストール終了しておく必要がある。
    10. 次にインストール先フォルダーを聞いてくるので、ディフォールトの C:¥Program Files¥LogMeIn¥で問題はないであろう。もちろんインストール・フォルダーを変更もできる。
    11. クリックすると大きな写真になります
    12. インストールが成功すると、LogMeIn へログインしたときのマイコンピュータ画面に先ほどのコンピュータ名(リモート操作先のコンピュータ名)が表示される。
    13. そこまでいくと、今度はリモート操作するコンピュータで、 LogMeIn にアクセスしてログインする。このときのログイン名は、リモート操作先(友人)のEメールアドレスとパスワードである。「LogMeIn」ボタンでログインするとリモート操作先(友人)のコンピュータ名が表示されるので、これをクリックし接続すると、アクセスコードを要求してくるので、聞いておいたコードを入力すると接続が確立される
      この場合、リモート操作先(友人)のパソコンもLogMeInが有効になっている必要がある。有効になっているかどうかは、画面右下のアプリケーション・アイコンの LogMeIn アイコンをダブルクリックすると確認できる。


    コンピュータ・アクセスコードを設定する画面が出てこない場合の処置
    1. 「ファイル名を指定して実行」で control userpasswords2 と入力し、OKボタンをクリックする。
      「ファイル名を指定して実行」ボックスは、Vista の場合 「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」を開くと出てくる。XP の場合 「スタート」ボタンをクリックすると出てくる。
    2. クリックすると大きくなります
    3. OKボタンをクリックすると「ユーザ・アカウント」ポップアップ画面がでてくる。
      このコンピュータのユーザ ボックスにLogMeInRemoteUser が表示されていると思うので、これを選択して反転させると下の「パスワード・リセット」の表示が「 LogMeInRemoteUser のパスワード」となるので、これをクリックする。
    4. クリックすると出てくる空白の入力ボックスで、英数字 8 字以上のアクセスコードを新たに設定する。このアクセスコードをリモート操作する側が入力することになる。


     因みに、LogMeIn の「サポート」→「LogMeIn Free 」のFAQ に下のような記述がある。
    What if I forgot the Access Code to my computer?
    If you have forgotten the access code, or it is not working, you should change it. In order to do this, you should be physically sitting at the computer with LogMeIn installed. To change the access code, please go to Start, then Run and then type the following (if you are using Vista, go to Start > All Programs > Accessories > Run): control userpasswords2 (for Windows XP and Vista) or control userpasswords (for other versions of Windows) Then, click on LogMeInRemoteUser one time so that it is highlighted. You can then select Reset Password. If the access code still does not work, you may need to hit "More..." on the blue LogMeIn logon screen and enter the username as LogMeInRemoteUser. Also ensure that next to "Log on to," you choose "XXXX (this computer)," if the domain box appears.

    2009年2月26日

    Web Radio:Jazz 放送局 Radio Senboku Trumpet Artist 特集

     先月から始めた、メインとなる楽器別の Artist による Track をRadio Senboku の特集を続行することにした。先月は Saxophone だったが、今月は Trumpet と Trombone Artist の Album から特集を組むことにした。

     参照したのは、後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」である。

     兄貴の形見の LP にも、Miles Davis のレコードがたくさんある。Art Farmer, Clifford Brown の LP も何枚かが見つかった。
     私も CD で何枚か持っているが、eMusic からダウンロードした曲の中にも、多くの Track が見つかった。
     Trumpet Artist と Saxophone Artist とが共演している曲が多いが、分類としてはその曲を含むアルバムが誰が主体のものかで、ジャンルを分けることにした。

     私の Music Database である Windows Media Player(WMP) の Library には、次のような Trumpet(Cornet) Artist も List Up される。Louis Armstrong については、Dixie-Swing に区分しようと思う。

    後藤雅洋さんの「新ジャズの名演・名盤」には、Trombone 奏者の紹介はない。私の WMP の Library には、兄貴が残していった LP盤などにあった次のような Artists がリストされている。 

     その他に、Trombone Artist としては、Glenn Miller, Jack Teagarden といった有名な奏者がいるが、Dixie-Swing に区分しようと思う。
     また、Clarinet Artist には、私の好きな Edomond Hall, Benny Goodman といった奏者が有名であるが、Clarinet は主にDixie-Swing に使われてきた楽器であるので、そちらの特集にいれたい。

     上記の Trumpet, Trombone Artist のパフォーマンスは、Radio Senboku に組み込んだ。今月から、Live365 のファイル許容量は、300MB に増えているので、今までの Saxophone Artist の Tracks も残しながら、追加した。Playlist は、右サイドメニュー「その他のサイト内リンク集」の Radio Senboku Playlist からリンクしている。

    2009年1月15日

    Web Radio:Jazz 放送局 Radio Senboku の新しい試み

     先のエントリー<PCにある音楽ファイルのデーターベース:WindowsMediaPlayer Library >に書いたように、Jazz のコレクション方法を最も一般的と思える Artist で収集する方法に変えた。
     まず手始めに、「後藤雅洋」といジャズ喫茶のおやじの著書『新ジャズの名演・名盤』にでてくる Saxophone Artists のアルバムを集めることにした。その本に書いてあるアルバムは、兄貴が残していった LP もある。私が以前に買っていた CD もある。それほど多くはないが、eMusic でヒットするアルバムもダウンロードした。
     そのエントリーに詳しく書いているが、MP3化したCD や LPレコードも WindowsMediaPlayer(WMP) によってデーターベース化される。Radio Senboku で流す Playlist を楽器特集にすることを意識して、Saxophone Artists のジャンルは Jazz(sax) として区分してみた。

     先の著書に出てくる Saxophone Artists は以下の通りである。
     その他に、私のWMP のデーターベースには、以下の Sax 奏者も含まれている。

     これらの情報をもとに、。Radio Senboku で流す Playlist を Saxophone 特集にしてみた。 Radio Senboku を開局している Internet Radio の Live365 には、Broadcast するための法的なルールがあり、これを守らなくてはならない。
     このような Playlist を作るために、とくに以下のことを気をつけなければならない。
    • Playlist は3時間以上であること
    • 3時間以内では同じ Artist による曲を4曲以内(続けて流す場合は3曲以内)にすること
    • 3時間以内では同じ Album から3曲以内(続けて流す場合は2曲以内)にすること

     このようなルールを守るためには、WMP のデータベースはまことに有用である。1月13日にアップロードした現在流している Saxophone 特集は、上の Artists の演奏をルール違反にならないように配して、62曲:7時間3分の Playlist にして繰り返し流している。なかなか気に入っている。来月は、trumpet 特集にしようかなと思っている。
     このような Playlist を PC 作業をしているときにはBGM として、車の時は MP3 プレーヤで、フィットネスクラブで自転車をこいでいるときは iPod でそれぞれ楽しんでいる。

    Art Pepper Meets the Rhythm Section
    Art Pepper
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    おすすめ度の平均: 5.0
    5 激音、凄音の最強の復刻 PART1
    5 音楽で口説かれたことありますか?
    5 この一曲がある
    5 この一曲がある
    5 よい音源で聞くと驚くほどの臨場感が!

    If I'm Lucky
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    Zoot Sims with Jimmy Rowles
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    5 巨人と小人
    5 シーツ・オブ・サウンドの完成
    5 ロリンズと肩を並べた日
    5 全人類要必聴!

    Quartets
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    Stan Getz
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    5 ゲッツの出世作。天才の感性
    5 このアルバムでゲッツはスターに,

    Something Else!!!!:The Music of Ornette Coleman
    Ornette Coleman
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    5 曲も素晴らしいオーネット節
    5 曲も素敵なオーネット節
    4 デビュー!

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    Sonny Rollins Max Roach Doug Watkins Tommy Flanagan
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    1 所詮CD。
    3 普通に良い程度
    5 奇跡的快演
    5 ロリンズの最高傑作!
    5 これぞ本当のホンモノ!

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    Joe Henderson
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    5 個性派テナージョー・ヘンを聴くにはまずこれから
    5 インビテーションは何度聴いてもゾクゾクする
    5 ジョーヘンの傑作!
    5 ジョーヘンの傑作のひとつ
    5 ホットなワンホーンアルバム

    2009年1月 7日

    PCにある音楽ファイルのデーターベース:WindowsMediaPlayer Library

     昨年12月になってから、Jazz のコレクション方法を変えた。
     今までは、曲名を検索対象にして、主に eMusic でヒットしたファイルをダウンロードしてきた。
     それを Artist を検索対象にすることにした。そろそろ思いつく曲名も払底したきたことと、やっぱり Jazz の面白さは、どのような Artist がどのような improvisation で演奏するかにあると思うからである。

     ただ、闇雲に思いつく Artist で検索することはやめて、「後藤雅洋」といジャズ喫茶のおやじの著書『新ジャズの名演・名盤』にでてくる Artist を頼りに集めることにした。生半可な Jazz の知識よりも、プロの先達を尊重したいと思う。
     このように収集方法を変えると、兄貴がくれた結果として形見になった古い LP や自分が買っていた CD もファイル収集の対象となってくる。

     どんどん発展している IT 技術は、このような収集方法に非常に役に立つ。
     まず、以前にも記録したが LP を MP3 ファイルにすることが非常に容易になった。
     音楽CDの MP3 ファイル化はもっと簡単である。Windows Media Player(WMP) の 音楽CDからの「取り込み」を利用するか、Roxio の Easy Media Creator 10 suite に入っている CDリッピングを使えば簡単である。
     最近になって分かったことであるが、CDリッピングの方がファイル名などの認識は正確なようである。WMPは、CDDBにAMG(All Music Guide) を使っており、CDリッピングは Gracenote というDBを使っているらしい。

     お恥ずかしい話であるが、最近になって、WMP V11 の Library は、収集した MP3 ファイルのアーカイブ・データベースとしての機能を持っていることを知った。(Roxio の Easy Media Creator 10 suite にも 「JukeBox ディスクを作成」に同様の機能を持っている)
     この機能を使う方法は、以下の通りである。
    クリックすると大きくなります
    1. WMP を「表示」→「フルモード」で開くと右の screenshot のような画面になる。 


    2. 「ライブラリ」タブをクリックすると出てくるプルダウンメニューから「音楽」をクリックしたときが、右の screenshot である。




    3. クリックすると大きくなります
    4. このとき F3 キーを叩くか、「ライブラリ」タブをクリックすると出てくるプルダウンメニューから「ライブラリに追加」をクリックすると、右の ポップアップ・ウインドウが出てくる。






    5. クリックすると大きくなります
    6. 監視するフォルダに「自分の個人用フォルダ」にチェックを入れ、具体的な「監視するフォルダ」リストで 音楽ファイル(MP3 ファイル)を収納しているドライブのフォルダ(親のフォルダで良い)を指定して、データベース化するフォルダを追加してOK ボタンを押すと、それらのフォルダーに収納されているファイルが取り込まれる。
       私の場合、このエントリーを書いている時点で 9143 ファイルが確認された。一応DVD にバックアップはとっているが、ディスクが安くなっているので外付けのHDD などにファイルをそのまま置いている。その方が、このようなデータベースを利用するには便利である。
    7. クリックすると大きくなります
    8. このデータベースとしてのライブラリに収納されるファイルは、右の screenshot で表示されているような属性を持っている。ただし、音楽ファイルが持つ属性は、次の6つである。
      • タイトル (曲名)
      • アルバム (曲が表示されるアルバムの名前)
      • アルバム アーティスト (アルバムに関連する主要アーティストの名前)
      • 参加アーティスト (曲を演奏したアーティストの名前)
      • ジャンル (音楽の種類)
      • 評価 (ユーザーやデータ プロバイダが曲を評価した星の数)

       ファイルのこの属性を、WMP はインターネットを通じて自動的に補う機能を持っている。WMP の「ツール」→「オプション」→「ライブラリ」タグで開く画面下部の[ファイルのメディア情報の自動更新] 領域で [インターネットから追加情報を取得する] チェック ボックスがオンになっておれば自動的に補完される。ただし、その下の、[不足している情報のみを追加する] を選択しておかないと自分で編集した部分が全て書き換えられそうだ。
       Jazz の分類には、『新ジャズの名演・名盤』で採用されているように、メインとなる楽器があった方がよい。このような情報項目を増やすには、「ジャンル」の属性を Jazz(sax) とでもして編集すればよい。
    9. 編集の方法などについては、WMP のヘルプにある「デジタル メディア コレクションを整理する」に詳しく書いてある。


     この WMP のライブラリ機能を使って、今まで収集してきたファイルを整理していき、Radio Senboku の playlist 作成などに応用していくつもりである。

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    5 この本からジャズの高峰を目指すべし。
    5 初心者に最適の入門書です。


    2008年12月30日

    空を舞うムクドリの群れ

     午後4時過ぎになって夕刊を取りに外に出ると何百羽というムクドリが、雲霞のごとく空を舞っている。今年は少し遅いような気がするが、毎年11月末くらいからこのような現象が起こる。
    クリックするとビデオがダウンロードされます 初めひとつの群れが回遊するように飛び回ると、どこからとなく他の群れが近寄って合体する。観察してみるとどうやら3つ4つの群れが合体して空を回遊したあと、近くの竹藪に止まって、かなりの騒音をまき散らす。

     デジカメではあまり雰囲気のでる写真は撮れないので、コンデジCanonIXY900ISの動画モードで撮ってみた。手ぶれもしてあまり鮮明に撮れていないが、雰囲気は出ているようである。

    表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(7MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

    2008年12月 3日

    隠居、「夜明け前」の舞台を巡る

     まだ、現役だったころ、あるソフトウエア販売会社ユーザー会のお世話をしていた。その役員会の親睦旅行『中山道木曽11宿と「夜明け前」の舞台を巡る旅』に誘っていただいた。

     新幹線名古屋駅に集合し、レンタカーで馬籠・妻籠・上松・木曽福島・奈良井などを二日間で巡ってみようという試みである。
     案内メールに、島崎藤村の「夜明け前」を読んでおくと旅が面白くなるのではとの示唆があったので、Amazon でとりよせて読んでみることにした。歳をとっての読書は、はかがいかない。それでも名古屋までの電車・新幹線の中まで読み継いで岩波文庫の第一部上下の上だけはようやくほとんど読み終えた。

    クリックすると大きな写真になりますDSC_0976.JPG 中山道木曽路は、南から馬籠・妻籠・三留野・野尻・須原・上松・福島・宮ノ越・薮原・奈良井・贄川 の11宿が続く道である。企画してくれた人は名古屋在住で、この木曽路を歩き回っているようで、見るべきポイントを押さえてくれる。
     傍らに南天の赤い実が垂れ下がる石標 「これより北、木曽路」は、馬籠の手前、新茶屋と言うところにある。

    クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 馬籠は、「夜明け前」の主人公「青山半蔵」が住居したところであり、島崎藤村の出身地でもある。馬込峠へ向かう緩やかな坂道に、本陣跡や土産物屋などが町並みを保存しつつ並んでいる。初めてなのに妙に懐かしくおもえる風景である。
     妻籠は、馬籠に比べればこぢんまりとしている。朝食が早かったので、「おやき」に手を出した。うまかった。

    クリックすると大きな写真になります 定年後、上松で木工を習っているユーザー会元役員と落ち合った創業300余年なる蕎麦屋「越前屋」の寿命そばが空腹を満たしてくれた。
     ユーザー会の元役員は、木工職人を養成する学校で若い人たちと1年間学ぶらしい。平日は上松に借りたあばらやで、単身生活をしているとのことである。作品を見せてもらったが、私のような叩き大工とは比べものにならない精巧なものだった。寂しい雪の季節を過ぎれば、きっと素晴らしい家具ができているに違いない。やっぱり、本当の技は、木の香のするこのような町で学ばなければならないのだろう。

    クリックすると大きな写真になります 恵那峡を見物したあと、木曽福島市街をブラブラと散歩すると初冬の冷たい風が肌をさすようであった。
     宿は、木曽福島から山道を入ったひなびた一軒宿「駒の湯」だった。 早速、温泉に飛び込むと心身共に豊かになった気分である。鹿の肉など地の珍味がでた宴は、ついついアルコールの度がすぎて、饒舌になっていたらしい。普段話し相手の少ない老人は、たわいもないおしゃべりもまた馳走なのだ。

     翌日、四大関所の一つ福島関所(他の三つは(東海道の箱根関所・荒居関所、中山道の碓井関所)を訪れた。 「夜明け前」の有名な冒頭は、
     木曽路はすべて山の中である。あるところは岨(そば)づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曽川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。
    とあるが、この福島関所あたりがもっとも狭い個所だったのだろう。

    クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 木曽福島から、木曽義仲と巴御前が育った宮ノ越を経て、漆器で有名な木曽平沢の道の駅「木曽くらしの工芸館」に立ち寄って、奈良井の宿に車を駐めるころには、霰がぱらついていた。このあたりは、もうシーズン・オフなのか日曜日というのに人出は少ない。

    クリックすると大きな写真になります 木曽路の紅葉はすでに終わっているようだが、このあたりの主たる産業は林業だろう。それこそ江戸幕府の時代から尾張藩は、針葉樹のひのき・さわら・あすひ・ねずこ・こうやまきの五木を人の命より大事にしたようだ。木曽路に紅・黄葉する落葉樹が少ないのは、そのせいかなと思われる。

    クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 昔の街道を保存している馬籠・妻籠・奈良井とあるが、この奈良井の宿が最も大きい。みやげもの屋やお休み処など沢山ある。ちょうど昼時となったので、「こころ音」という蕎麦屋に入った。木曽路は蕎麦がよく似合う。冬季限定の「とうじそば」は、冷えた体には格別だった。信州には、かなり広く普及しているようだ。

     帰途は、361号線の「権兵衛」トンネルを抜けて、伊那ICから中央自動車道に乗り名古屋に帰った。車窓から遠望できる南アルプスは白く雪をかぶって真っ白にかがやいていた。

    クリックすると動画になります 運転してくれた仲間をねぎらって松坂屋7Fの居酒屋で食事をし、外に出ると駅壁面に年末のイルミネーションが年の瀬を感じさせてくれた。
     表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(7MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。


    maps_kiso.jpg 大阪までの新幹線で、「夜明け前」の残り部分を2日間の行程を思い出しながら読んだ。 一部・二部とも読み終えたら、もう一度木曽路に訪れてみたいものだ。

    右の画像をクリックすると Google Map による訪問地の地図がでます。

     

    2008年11月24日

    アナログ音源(LP, FM, Live365 etc.)からMP3ファイルを作るひとつの方法

     若いころにシリーズで買っていたクラシックのアルバム全集(レコード2枚と解説が、ひとつの箱に収められている)がかさばるのでレコードだけを残して処分をすることにした。試しに、長く使っていなかったレコードプレーヤで聴いてみると、妙に懐かしい。

     先日、ブログ製作の先輩から FM 放送をデジタル録音して欲しいとの依頼があった。なんでも、自宅では受信状況が悪いらしい。関心の深い分野に関する 80分の対談とのことである。

     以前に方法をアップしたWebRadio の Live365 からの録音も再開してみたい。

     そんな事情も重なって、アナログ音源から MP3 ファイルを作る方法を再検討してみた。

     再度、デジタル録音をする自分の環境を見直してみると、Pioneer のオーディオのアンプに録音出力ジャックがあることがわかった。これを 自作PC のサウンドボード(SoundMax Digital Audio:マザーボードP4P800 に組み込まれている)のラインイン(ステレオ・ミニプラグ)につなぐとオーディオで鳴らしている音声をHDD に録音できることがわかった。今頃になってお粗末な話である。

     先のエントリーで記載しているMP3 レコーダー EDIROL R-1 は自動的に MP3 ファイルで録音してくれるが、PC ではソフトが必要である。
     このソフトもよくよく調べてみると、MP3 ファイルをオーディオCD に焼くときに求めた Roxio Media Creator でも、以前にエントリーで記載している音の波形から曲名を判断する機能を持った CarryOn Music というソフトでもいきなり MP3 ファイル に録音できることがわかった。どちらも有料だ。その時々のニーズでダウンロード購入したものだ。宝の持ち腐れであり、同じようなソフトを持って無駄をしている。

     これらのソフトを使って アナログ音源(LP, FM, Live365 etc.)からMP3ファイルを作った経験を物覚えの悪い老人の備忘録としてメモしておきたい。

    roxio Easy Media Creator 10 の場合
    クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります
    1. ホームの左メニュー「オーディオ」から、ソースがFM の場合には、「Easy Audio Capture」 を、LP・Live365 の場合には、「LP/テープを変換」を選択する。右のスクリーンショットは、それぞれの初期画面である。
    2. 両方とも、キャプチャー元はサウンドボード(私の場合:SoundMax Digital Audio)が表示される。入力は、ライン入力を選ぶ。
    3. 「Easy Audio Capture」では、キャプチャー設定のセレクションで WMA, WAV, MP3, iPod AAC が選択できる。
      「LP/テープを変換」では、左メニューの上部にある「詳細設定オプション」でポップアップ画面がでるので、 その画面左メニューの「ファイルフォーマット」を選択するとフォーマットが選べる。 WMA, WAV, MP3, iPod AACに加えて、なじみのない ac3, flac, m4a, ogg といったフォーマットも選択できる。
      私の場合、どちらも MP3 を選択した。
    4. どちらにも、録音レベルが表示されるが、自動を選択しておくのがいいようである。 
    5. 保存先は、「Easy Audio Capture」では初期の画面で、「LP/テープを変換」では作業用の一時ファイルを「詳細設定オプション」メニュー「詳細設定オプション」の「全般」で設定できる。
    6. クリックすると大きな写真になります
    7. 「LP/テープを変換」では、トラック(曲)毎にファイルを録音できる。「詳細設定オプション」メニューの「トラック検出」で設定するのだが、「無音ギャップの最小時間」の設定を録音対象に合わせる必要がある。ただ、あとで無音のトラックを削除したり、分割が上手くいっていないファイルを分割したりすることは比較的簡単にできる。
    8. どちらも、このように設定しておいて初期画面の録音ボタンをクリックすれば、録音がはじまる。停止するには、停止ボタンをクリックすればよい。どちらも、録音ボタンをクリックすると一時停止ボタンがでるので、FM を aircheck するような場合、おしゃべり部分をカットすることもできるだろう。流して録音しておいて、後述するようにあとで編集することもできる。
    9. 「Easy Audio Capture」での録音作業はこれで終わりである。保存先のファイルをクリックすれば、一般的には Windows Media Player が立ちあがり再生されるはずである。
    10. クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります
    11. 「LP/テープを変換」では、録音停止ボタンをクリックすると初期画面の右窓に、録音したトラックが順番に表示される。
      「次へ」ボタンをクリックすると screenshot のような音の波形を示す画面が表示される。波形を見ながら、トラックを削除したり分割することができる。



    12. クリックすると大きな写真になります
    13. 左メニューのタグボタンをクリックするとトラックの情報を書き込むことができる。
      このとき、下にある MusicID タグを使用するをチェックして検索すると音の波形から曲名などタグ情報を獲得してくれる。ただし、"Art Pepper meet The The Rythm Section" というかなり有名なLP では、9 曲中 3 曲しか認識しなかった。Jazz LP での認識はこの程度なのかもしれない。
      (追記:2009/1/9)Gracenote というCDDBを使えばそのLPに関する詳しい情報が得られるので、これを Copy&Paste とすればよい。ただし、LPをCDに編集し出版したときに曲を入れ換えたり、順序を入れ変えたりしているので気をつける必要がある。CDDBは、やはりCDのデータベースなのである。
    14. LP_tape_5.jpg
    15. 「次へ」のボタンをクリックして STEP3 へ進むと CDに焼くか HDD にエクスポートするかの選択ができるので、エクスポートを選ぶと右の screenshot のようなポップアップ画面が出てくるので、ファイル形式、保存先を決めて「エクスポート」をクリックすると書き込みが実行される。このときコーディングが行われているのか少し時間がかかる。

    CarryOn Music の場合
    クリックすると大きな写真になります
    1. CarryOn Music は ONKYO が提供しているソフトである。
      Line 入力からデジタル録音をするのには、初期画面の右下にある [Recording] ボタンをクリックしてサブパネルを開き、ライン入力を選択する。
    2. 作成するファイル形式は、初期画面の左下にあるセッティング・アイコンをクリックすると詳細な設定ができる。ライン入力ではWAV か MP3 (固定ビットレート)しか対応していない。 Easy Media Creator のように多くの選択はない。
    3. 録音レベルは、録音ボタン(赤丸)をクリックして、[SYNCHRO] ボタンが点灯していないことを確かめて(確認が難しいが)、ソースを再生する(例えば、LP に針を落とす)と上部のレベルインジケータが動作するので、サブパネルの [REC LEVEL] のつまみをドラッグして調整する。
    4. 録音するときには、[SYNCHRO] ボタンを点灯させて、ソースを再生させ録音ボタンをクリックすると、サブパネルの status 部分に [recording..] と赤い四角いマークで録音中であると確認できる。
    5. クリックすると大きな写真になります
    6. 録音を停止ボタンをクリックすると、メイン画面に音の波形が出てくる。
      この波形を見ながら、曲を分割したり連結したりすることができる。一部分の削除機能はないようだ。
    7. LP などの Album Title と Artist はメイン画面上部のボックスをダブル・クリックして入力する。
      メイン画面右に「Gracenote MusicID から情報を取得する」ボタンがある。同じLP で検証していないので正確ではないが、情報取得先は同じだから、 Easy Media Creator と同じヒット率であろう。
      ヒットしない場合には、その下にある「プロパティ」ボタンをクリックして、トラック情報を入力する。
    8. 保存先は、「セッティング」の「保存」で設定するが、ここにあるファイル命名規則は機能していないように思われる。ファイル名は、先に「プロパティ」で入力した [File Name] となる。


     このようにして、どちらのソフトでも、アナログ音源から MP3 ファイルなどにデジタル録音ができるが、私は Easy Media Creator の方が取り扱い易い。
     録音したファイルの音量レベルは、以前に記載したようにMP3Gainによって調整する。
     兄貴の形見にもらった Jazz LP レコードからのデジタル化や FM 放送の Aircheck 、Web Radio からの録音など時間を作って楽しみたいと思っている。なにしろ、アナログ音源は、それを聞く時間が必要だ。
     それにしても、このようなエントリーはひとつずつ確認しての作業となるので、結構時間がかかってしまった。老いさらばえた自分のためだからしかたがないと諦めてはいるが。

     

    2008年11月17日

    隠居、水上バスに乗る

     40年以上続いている学生時代教育キャンプ・カウンセラーのOB 会が、今年は大阪堂島の「中央電気倶楽部」で、ささやかなパーティ形式で行われた。

    Link_avi_1.jpg そのオプションとして、水上バスで中之島めぐりが企画された。大阪近郊に長らく住みながら乗りそびれているので、よい機会と参加した。
     天気予報では雨が予想されたのに、気持ちのよい晴天となった。
     低い川から町並みを眺めてみてもたいしたことはないだろうと予期していたが、この予想は完全にはずれた。運船コースは大川を造幣局や大阪城公園などの桜堤に沿っていく。
     今年は台風が来なくて葉っぱが残っている桜は赤く綺麗だ。桜時分はもっとはなやかだろう。話では、乗船するまでかなり待たされるのだそうだが。
     大阪ビジネスパークなどの高層ビルも川面から見上げると「大阪って、案外ええやん」と思ってしまう。

     水上バスのアクアライナーは、満潮時低い橋桁をくぐり抜けるために、天井が下がるようになっている。面白くて、携帯していた CanonIXY で動画撮影をしてみた。
     表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(20MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

    2008年11月10日

    隠居のブログ備忘録:MovableType4.1 での Captcha 設定

     スパム・コメント対策のために、MovableType(MT)3.3 の時には Scode というランダムに発生させた6桁の数字をいれないとコメントできない仕様にしていた。
     MT4.1 にバージョンアップして、この Scode プラグインが使えなくなった。MT4 以降になって、Captcha がデフォールトで取り入れられたためかもしれない。

     しかし、これを機能させるためには、サーバーに Image::Magic という CGI スクリプトがインストールされている必要がある。私がブログを置いているレンタル・サーバー Xserver には当初見あたらなかったので、他のプラグイン(reCaptcha)を試してみたが上手くいかなかった。仕方なく、MovableType か TypeKey に登録してもらうことを推奨して認証できる方のみがコメントできるようにしていた。

     最近になって、ブログにあまり詳しくない友人からコメントをいただくことがでてきたので、再度MovableType 既定の Cpatcha の利用を調べてみると、Xserver に Image::Magic がインストールされていることが判明した。MT4 のガイドに従って、Captcha を active にしてみるとすんなりと機能するようになったので、手順について備忘録として記録しておきたい。

    1. 環境:Windows XP, Vista
         MovableType 4.1
         レンタル・サーバー:Xserver
         テンプレート・セット:「小粋空間」
    2. http://userdomain/cgi/mt/mt-check.cgi で、 Image::Magic がインストールされていることを確認する。
      「確認中: オプションモジュール」の項に「サーバーに Image::Magick がインストールされています(バージョン 6.0.7)。」とある。
    3. クリックすると大きくなりますNinsho_1.jpgMovableType 4 のドキュメント「コメントに CAPTCHA 認証を利用する」のガイドに従って、「ブログの設定: 登録 / 認証設定」を行う。
       右のスクリーンショットのように、該当ブログ管理画面→設定→ブログの設定→登録/認証 で「認証なしコメントにチェック」、私の場合「メールアドレスを要求」にもチェックをいれた。
      なお、MovableType または TypeKey の認証はそのままコメントが表示されるようにしている。
    4. 同じブログの設定→コメント で「コメントポリシー」→「即時公開する条件」 で「認証サービスで認証されたコメント投稿者のみ」にチェックをいれ、「表示オプション」→「CAPTCHAプロバイダ」 で「MovableType 既定」を選択している。
    5. 「テンプレートモジュール」の「コメント入力フォーム」でコメントをいただくときの注意事項をいささかくどいと思ったが、挿入した。


     MT4.1 での CAPTCHA の設定は、以上のように非常に簡単である。ネットサーチをしてみると MT4.0 ではいろいろとトラブルがあったようであるが、MT 4.1 では解消されている。先人に感謝しなければならない。

      

    2008年11月 3日

    隠居、MovieMaker でデジカメ AVI ファイルを編集してブログに載せてみる

     最近手にいれた Canon IXY900IS は、このごろのコンデジには普通になっている動画が撮れる機能がついている。この機能を使って簡単な動画を編集し、ブログMT4.1 にエントリーしたので記録として残しておきたい。

     メタボ管理のために最近始めた早朝ウォーキングはただ歩くだけではつまらないので、このコンデジを小さなウエストポーチに入れていき、新しい発見を記録することにした。
     泉北ニュータウンに30年以上住んでいるのに東西南北がいまだによくわからないが、自宅を中心にして、往復1時間?2時間、歩数計にして 6,000--10,000 歩ほど、なるべく車が走らない道を選んで歩くと、今まで気づかなかった新しい発見が待っている。

     川がそちらの方向に流れているので、阪神間で育った人間にはとても北とはおもえないが、今まであまり歩いたことのない北部を歩いてみることにした。ニュータウンができる前からの地元で、小さな田畑や建設会社の資材置き場や工場などが散在しているゴミゴミしているところという印象であった。それに比べれば、ニュータウンは公園・緑道が整備され草刈りや樹木の剪定など税金が沢山使われている。ちょっと本題から離れた。

     この泉北ニュータウンの北部地域には、昔からのため池がたくさんあるようだ。その中でも大きな「小田之池」に農家(?)の間の細い道を辿っていくと、なんと水鳥が群れている。 動画を試してみることにした。Canon IXY900IS を取り出し、モードダイヤルを動画に設定して、池の中央あたりに群れている水鳥にズームした。コンデジの動画撮影は、ほとんどがカメラ任せである。

     自宅PCで、動画ファイルの拡張子を確認すると AVI ファイルになっている。写真(jpg ファイル)のPCへの取り込みは、カメラ購入時に付属しているソフトは使わずに、Google の Picasa でしているが、 AVI ファイルを取り込む機能はない。そこで、「マイコンピュータ」でフォルダー表示を行い、USB接続でつないだカメラのフォルダーに表示される AVI ファイルをPC のディスクにコピーして取り込んだ。
     avi ファイルは、Windows Media Player で再生できる。ただ単純にこのファイルをブログにUPするだけではつまらないので、タイトルをつけるなどの編集をすることにした。

     「 AVI ファイルの編集」でググッて見るとたくさんヒットするが、検索結果の一番に表示される "動画編集 ソフト - k本的に無料ソフト・フリーソフト"に多くの動画ファイル編集ソフトが紹介されている。そのなかの、WindowsXP に付属するMicrosoft の「Windows ムービー メーカー」で編集することにした。この MovieMaker というソフトは、Program Files → Movie Maker フォルダーの中にある moviemk.exe を実行すれば起動できる。

     先のエントリーにも紹介した題材をもとに左のような動画を作成した経験をメモしておきたい。初めての経験なので、多分もっと良い方法があったり多彩な編集ができたりすると思うが、今後経験を積んでいけば書き加えていきたい。
     画像をクリックするとWindows Media Player が立ちあがり、ファイルがダウンロードされるはずである。ファイルは 10MB ほどあるのでダウンロードに少し時間がかかる。
     これを再生するには、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。
    クリックすると大きくなります
    1. moviemk.exe を実行すると右の screenshot のような画面になるので、ツールアイコンの「作業」をon状態にする。画面の下部の作業ウインドウのツールバーの右端が「ストーリーボードの表示」となっておれば、それをクリックすすると screenshot のような画面になる。この画面の上部は、新しいビデオを編集するための素材を提供し、下部はそれらを利用して新しいビデオを作成する画面と考えると分かりやすい。
    2. 上部3分割画面の左欄「ムービー作業」の 「1.ビデオの取り込み」 「ビデオの読み込み」 をクリックすると読み込むファイルを指定するポップアップ画面がでるので、デジカメからコピーしたAVI ファイルを指定し、「読み込み」ボタンを押す。読み込んだファイルは、中央の作業画面に表示される。異なるファイルを異なるフォルダーから読み込むと新しい画面に表示され、個々に異なる「コレクション」ファイルとして保存される。コレクションとは編集するためのライブラリーと考えればいいだろう。上部ツールアイコンの「コレクション」をクリックすると上部3分割画面の左欄に表示される。コレクションのひとつをクリックすれば、それに付随するファイルが上部3分割画面の中央部に表示される。なお、読み込んだファイルは「クリップ」と呼ばれる。
    3. クリックすると大きな写真になります
    4. 撮影してきたAVI ファイル(クリップ)が長かったので、半分程度をトリミングして短くすることにした。
      トリミングを行うには、作業ウインドウのツールバーの右端アイコン「タイムラインの表示」をクリックする。表示は「ストーリーボードの表示」となる。
      コレクションからトリミングするファイルを選択し、作業画面にドラッグする。
      トリミング部分はクリップの開始部分からか終了部分からかのどちらかからしか指定できない。screenshot のようなマークがでるので、トリミングする部分までドラッグする。中間をトリミングするには、はじめにクリップの分割が必要である。分割の方法については割愛するが、ヘルプを見れば分かる。
    5. クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなります
    6. 次にクリップを連結した。クリップを連結するには、連結するクリップがあるコレクションを開き、連結するクリップを連結する位置にドラッグする。ドラッグするとストーリーボードは右の screenshot のように表示され、再生ボタンをクリックすると2つのクリップが連続して再生される。
    7. このままでは愛想がないので、タイトルや効果を入れることにした。
      1. クリックすると大きくなります画面上部のツールアイコンで「作業」を選択する。
      2. ムービー作業欄の「 2. ムービーの編集」→「タイトルまたはクレジットの作成」をクリックするとタイトルを入れる場所を聞いてくるので、この場合、「タイムラインで選択したクリップにタイトルを追加する」を選んだ。
      3. するとタイトルを入力する画面が現れるので、タイトルを入力する。
      4. クリックすると大きくなります
      5. 下の「詳細オプション」→「タイトル・アニメーションを変更する」をクリックするとタイトルの表示方法(アニメーション)やタイトルの字の大きさや色などを変更することができる。ここでは、アニメーションを変更で「新聞」を選んだ。「終了、タイトルをムービーに追加する」をクリックしてセーブするとクリップの頭に取り込まれる。アニメーション「新聞」では、字の大きさや色などを変更することはできないようだ。
      6. クリックすると大きくなります
      7. クリップのつなぎ目をすこし格好良くするには、下部のビデオ編集を「ストーリーボードの表示」にして、「作業」画面→「ムービーの編集」→「ビデオ切り替え効果の表示」をクリックすると出てくるビデオ切り替え効果から好みのものをクリップのつなぎ目にドラッグすればよい。



      8. クリックすると大きくなります
      9. 編集したムービーの最後に、撮影日・場所などを表示する画面(クレジットと言われる)を追加することができる。
        クレジットの作成は、ムービー作業欄の「 2. ムービーの編集」→「タイトルまたはクレジットの作成」をクリックすると出てくるポップアップ画面で、「ムービーの最後にクレジットを追加する。」を選択する。
        入力画面が出てくるので、表示したい情報を入力し、「終了、タイトルをムービーに追加する」をクリックしてセーブすればよい。
      10. クリックすると大きくなります
      11. BGM として何か音楽を流したい場合には、BGM にする曲(mp3でOK)を「ムービー作業」→「ビデオの取り込み」→「オーディオまたは音楽の読み込み」で表示されるポップアップ画面でファイルを指定し、「取り込み」をクリックすると、開いているコレクションに読み込まれる。
        このファイルをタイムライン画面にある「オーディオ/音楽」欄にドラッグすればよい。
        BGM とするファイルは、あらかじめ Sound Engine をつかって、ムービーの長さにトリミングしたり、フェードイン・フェードアウトをほどこしておいた。
    8. これらの作業は「プロジェクト」と呼ばれ、作業途中でも「ファイル」→「名前をつけてプロジェクトを保存」すれば、あとで続けることができる。
    9. 作成したムービーは、作業画面の「ムービーの完了」→「コンピュータに保存」でブログにアップできるファイルを保存できる。保存後のファイルの拡張子は、wmv となる。


     このエントリーを投稿するには、ずいぶん時間を要した。初めての経験を確認しながら、再度作業をし、screenshot などを用意したためである。
     このようにして記録しておかないと老人のぼけた頭ではすぐに再現できないし、記録にすることで復習することができる。

    2008年10月22日

    早朝のウォーキング

     血糖管理のために、バイエルの血糖測定器 Ascensia ブリオ・キットを買った。既に自宅で血糖値を測っている友人が、維持費が安いからと薦めてくれた。 早速、早朝空腹時に測ってみるとあきらかに高い。もう少し気楽な隠居生活を続けたいので、10月15日から早朝のウォーキングを始めることにした。早起きはするのだがパソコンの前にへたり込んでいたので、家内には不評だった。

     近辺は車ではウロウロするが、歩き回ったことはない。車では行けないところを選んで、新しい発見を求めた。先日求めた文字通り手のひらサイズの Canon IXY900IS を小さなウエストポーチにいれて、記録に使うことにした。

    クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  歩く時間は、6時過ぎから1時間から1時間30分くらい、歩数計では 6,000 ? 10,000歩くらいである。この時期大阪は、ネットで調べてみると日の出時間は6時10分くらいになっているが、泉北ニュータウンでは散歩を始めてすぐ6時20分くらいに日が昇ってくるように思う。
     紅葉にはまだ早いが、トウカエデ・ハナミズキ・ハゼが朝の光に色づき始めている。

    クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  ここ泉北ニュータウンの住宅地に挟まれて残るたんぼでは、まだ稲刈りが終わらずに稲穂がたれていたり、刈り終わった稲が「いなき」に干してあったりする。雑草は、猫じゃらしとセイタカアワダチソウの黄色い花が満開である。セイタカアワダチソウもあまりみかけなくなったと思ったが、農耕を放棄した荒れ地にははびこっている。

    081021_005.jpg081021_003.jpg081021_008.jpg 自宅のすぐ近くを流れる「和田川」は、清掃が行き届かず雑草とゴミが散らかる汚い川だが、あちこちで鯉が泳いでいたり、アオサギ・コサギ・ハクセキレイが見かけられる。散髪屋の主人の話では、鯉は地の人が放流したり、上流が光明池に続いているからかもしれないそうだ。鳥を撮るには、コンデジでは無理なので、和田川沿いを上流に向かって歩いた日に、バックザックに Tamron25-300mm をつけた D70 を入れていった。汚い川なので、背景が汚いのが気に入らないが。

     早朝のウォーキングを始めて1週間が過ぎた。今日22日は、あまり行かない北の方向に足を向けた。そのあたりは、小さな田畑と工場などが散在している。先日、堺市が配布してきた堺市南区詳細図によるとため池と思われる小さな池があちこちにあるのだ。これからの季節には、カモなどがこのような池に渡ってきているのではないかと期待した。
     30分ほど地元の細い道を辿っていくと少し大きなため池「小田之池」に出た。あんまり綺麗ではない池に、アオサギ・コサギそれにカモらしき鳥がたくさん動き回っている。最近のコンデジには大抵はついているようだが、 Canon IXY900IS にも動画が撮れる機能がついている。実験的に、鳥の動きを撮影してみた。PC で再生してみるとなんとか見られる動画だったので、Microsoft の MovieMaker というソフトで編集してみた。初めての挑戦なので出来はよくないが、いちどご覧になってください。画像の左端にカモらしき鳥も動いているようだ。
     左の画像をクリックするとWindows Media Player が立ちあがり、ファイルがダウンロードされるはずです。ファイルは 10MB ほどありますのでダウンロードに少し時間がかかります。
     Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要があります。


     手をつけないでおこうと思っていた動画につい手を出してしまった。動画の編集については、別のエントリーで記録しておきたいと思っている。

    泉北近辺私的観光地図に掲載 

    2008年9月21日

    隠居のMT備忘録:lightbox 2.0 の背景 overlay が黒くならない

     lightbox 2.0 の最新バージョン 2.04 の導入は失敗した。導入の手順を間違ったものと思うが、サイトそのものにアクセスできないという致命的な障害がでるので、すぐに元のバージョン 2.03 に戻した。

     そのときのドサクサにまぎれてテンプレートなどをいじったせいか、次の条件のときに、画像が現れるポップアップ画面の背景 overlay が黒くならないという現象がでた。
    • Windows XP SP2
    • Internet Explorer 7
    • MovableType 4.1 テンプレート:小粋空間:two-column-liquid-right メインページ
     アーカイブページやWindowsVista Mozilla(Firefox) では起こらない。
     上記は私の環境で、それ以外については確認していない。

     lightbox2.0 のページの support では、overlay については次の説明がある。

    The shadow overlay doesn't stretch to cover full browser window.
    Remove the default margin and padding from the body tag. Add body{ margin: 0; padding: 0; } to your stylesheet.

     スタイルシートでは、この設定は既に以下のようになっており、問題はなさそうである。
    /* すべて */
    * {
        margin: 0;
        padding: 0;
        font-family: Verdana, Arial, sans-serif;
        word-break: normal;
        line-break: strict;
    }
    


     ネットサーチもしてみたが、的確な示唆はヒットしなかった。見当はずれであるが、「小粋空間」さんの「Lightbox JS の Movable Type での不具合を修正する」のエントリーに、コメントとして質問を投げかけてみた。親切に以下のような返事をいただいたが、結局原因不明である。
    >n_shuheiさん
    こんばんは。ご返事遅くなってすいません。
    事象は確認できましたが、現在のところ原因不明です。

    もし何か分かりましたら別途エントリーしたいと思います。
    それではよろしくお願い致します。


     アクセス解析サービスの Artisan の分析では、私のサイトへの訪問者は、WindowsXP IE6/7 でのアクセスが最も多いから、早く修復したいと思ったが方途がない。

     運営している友人の2つのブログのひとつを見ていると、なんと上の条件でも、lightbox で拡大画像表示されるポップアップ画像の背景overlay が黒くなっていることが分かった。いじっているうちに偶然うまくいっていたらしい。

     このブログも同じ小粋空間:two-column-liquid-right のテンプレートを使っているので、lightbox 表示に関連していると思われるテンプレートモジュールの「ヘッダー」を子細に見てみると、正常に表示されるブログのテンプレートの<div> タグを閉じる </div> タグがひとつ少ないことを見つけた。
     どうやら、テンプレートモジュールの「ヘッダー」で<div> タグを閉じる </div> タグを余計にひとつつけたことが原因らしく思われた。テンプレートの構成上テンプレートモジュールの「ヘッダー」の<div> タグのひとつは、テンプレートモジュールの「フッター」で閉じられることになっていたのだ。

     「ヘッダー」の余計な </div> タグを削除すると上手く背景overlay が黒くなった。原因は、まったくそのせいと思っていたが、再現性を確認するために、「ヘッダー」テンプレートに余計な </div> タグをつけても、背景overlay は黒くなる。再現性はないのだ。
     どうやら修復は不可逆性だったようで釈然としないのだが、うまく表示されるようになっているので、まあ、いいか という気分である。
     ブラウザーに依存する障害は、いつもよく分からない。

    2008年9月18日

    Jazz:9月のダウンロード Summer Time etc.

     月が替わったので、例によって eMusic からメモしてあった次の4つの曲名をサーチし、それらのファイルをダウンロードした。

     All The Things You Are は、昨年の9月にもダウンロードしているのをすっかり忘れていた。すぐに忘れるのでリストにしているのだが、それでもだめなようだ。加齢現象と割り切らないとしかたがない。
     Summer Timeは、eMusic のリサーチリストでは Jazz にジャンルされるファイルは少なかった。先月 Amazon で購入していた John Coltrane の [My Favorite Things] というCDアルバムにあるのが分かった。
    fromCD.jpg このように CD アルバムから PC へ mp3 ファイルとして取り込むのは、最近は Windows Media Player(WMP) を使う。WMP11.0 のフルモード表示で示されるツール・タグの「取り込み」ボタンで行う。 mp3 ファイルへ取り込むためには、「取り込み」ボタンを右クリックし「その他のオプション」を選択すると出てくるポップアップ画面で取り込む形式に mp3 を選んだり、取り込む先のはフォルダーなどを設定すればよい。
     取り込んだファイルは、左のスクリーンショットのように自動的に Artist - Album のフォルダーが作られ、その下に、先の設定できめたファイル命名でCDのファイルが置かれる。
     Radio Senboku で流している曲リストにこれら4曲を追加するとともに、前月に収載できなかったファイルと徐々に入れ換えている。

    (追記:2008/9/24)8月10日に入れ換えたリストを9月24日に新しい Playlist に入れ換えた。

    2008年8月 2日

    隠居、WindowsXP SP3 の不具合で苦戦


     最近は、家内にとってもPCが使えなくなると困るようだ。
     デジカメで撮った写真を確認したり、わずかばかりの資産運用を確かめたり、ウェブ・ショッピングをしたりしている。また、孫のおもりにゲームをしたり、ペーパークラフトを印刷したりするのに必要だ。メールはもっぱらケイタイでしているので、必要性を感じていないようだが。

     私が7年前に東京で単身赴任するときに求めたパソコンを、家庭内LANでつないで今居間で使っている。家内が使っているパソコンはこのパソコンだ。パソコンはほとんど自分で組み立ててきたが、このときはそんな時間的余裕もなく、富士通のデスクトップ(FMV deskpower)を購入した。OSは、WindowsMEであった。
     2004年に帰堺してから、WindowsXP HoemEdition にグレードアップした。そのグレードアップで、操作を間違って起動ドライブをC: ではなく、D: としてしまった。動いているので、まあーいいか!とそのまま放ってあった。

     先日、WindowsXP ServicePack 3 への更新メッセージのお誘いに乗って、ついインストールをはじめた。この手のインストールは時間がかかる。インストール途中で、買い物にでかけた。帰って画面を見るとインストールが終わっているようなので再起動すると、Windows起動ロゴは表示されたあとマウスカーソルが表示されてから停止してしまい、そのまま進まない。

     もう1台のパソコンで以前にも電源を変えたときにお世話になった「パソコンが起動しない!」ページに行くと、このようなときの対処法は、
     このプロセスまで進むのであれば、ハードウェア的な異常の可能性は低く、直前にインストールしたドライバやアプリケーションなどの影響による、OSの不調によるものと考えられます。セーフモードで起動が出来るかなどをテストしてみてください。

    とある。
     ところが、フリーズするパソコンには、BIOS の変更と起動ドライブを変更するファンクションキーが表示されるだけで、他のF キーを叩いてもセーフモードで起動できない。XP のインストールCD も起動しない。このパソコンで修復することは無理である。万事休す!!

     家内は、これを機会に欲しがっていたかっこいいパソコンを買うつもりになっている。そこまで覚悟しているなら壊れてもいいので、最初からインストールしなおすことにした。HDD も中身がグチャグチャになっている。生きている他のパソコンも使って、以下のように再インストールしたら、また使えるようになった。グチャグチャになっていた HDD もすっきりした。
    1. FMV deskpower のマスターHDD を取り外す。メーカー製のパソコンはきっちりと狭い空間に取り付けてあるので、取り外すのに手間がかかる。
    2. クリックすると大きな写真になります 取り外したマスターHDD の jumper ピンを slave に差し替えて、写真のように自作パソコンの slave HDD と取り替える。自作パソコンのATXケースは空間が大きいので、このような場合は助かる。
    3. HDD からバックアップしておきたいデータを USB 接続している外付けHDDにコピーする。その前に、不必要なデータ(フォルダー)は削除しておいた方が、コピー時間が短くてすむ。完全なバックアップにするには、CD に焼い方がよかったかもしれない。
    4. バックアップしたら、このHDD を初期化する。初期化は、「マイコンピュータ」→「管理」→「ディスクの管理」で表示される該当ディスクの右クリックで出てくる「フォーマット」をクリックする。
    5. フォーマットした HDD の jumper ピンを master に変更し、元のPC(FMV deskpower)にとりつける。
    6. BIOS で優先起動順位を CD-ROM として、WindowsXP のインストールCD で初期インストールを行う。これは時間のかかる作業だが、インストールをし始めたらほおって置いてもいいようだ。
    7. XP をインストールしたときに買った Version は、SP1 だから、Microsoft が提供する SP2 をインストールした。SP2 にしておかないと、私が VirusScan で使っている McAfee はうまくインストールできなかった。
    8. あとは、バックアップしていた Documents and Settings, mail などを戻した。私は、メールは Gmail を使っている(ISPアドレスやレンタル・サーバーのアドレス宛は、転送している)ので、このような時は便利である。


     ネットでググッテみると、XP SP3 はまだまだ問題が多いようだ。安定してから導入したいと思う。

     パソコンの不具合については、ネットでサーチすれば大抵のことは解決策が載っている。だが、今回のような不具合は、パソコンが一台であればお手上げである。パソコンショップに持ち込むしかないであろう。パソコンは2台以上持つのがお薦めである。この頃は、家庭内コンセントを使って簡単に家庭内LANも構築できるらしいから、便利になっている。

     それと、ブラウザーは、InternetExplorer(IE) 以外に別のブラウザーも使えるようにしておいた方がいい。IEが駄目なときも、他のブラウザー(例えば、FireFox など)では、OK の場合が多い。

     

    2008年6月20日

    カストマイズの履歴

     このページでは 2006年の1月から私のHomePageに手を入れた事柄について、備忘録的に記載していくつもりである。したがってこのページは、頻繁に再編集されるはずである。

    1. MovableTypeのデータベースをMySQL4 から MySQL5 へバージョンアップした。
      (2011/3/25)難易度 ★★★☆☆
    2. Google Maps API を使って野鳥出現地点をカスタム・マーカーでプロットすることを始めた。
      (2011/1/29)難易度 ★★★★☆
    3. 撮影場所別に分類した野鳥写真集のウェブページを作成した。
      (2010/11/30)難易度 ★★☆☆☆
    4. Studio YAMAKO と Masajii's Blog のタグクラウド・ページを作成し、変更した。
      (2010/7/10)難易度 ★★☆☆☆
    5. atelier のアクセスカウンターを Kent Web の Daycounter に変更した。
      (2010/7/4)難易度 ★★★☆☆
    6. Google Maps API 用の XML ファイルを編集するXML Notepad 2007 を導入した。
      (2010/6/24)難易度 ★★★☆☆
    7. Research Artisan のサービスが2010年5月28日に終了するのに伴い、オープンソースのReasearch Artisan Lite を導入した。試験的に、Studio YAMAKO のアクセス解析に使用を開始した。
      (2010/4/11)難易度 ★★★☆☆
    8. IE8 に変えてからメインページの写真表示で lightbox の背景が黒くならないという不具合が生じていた。メインページで表示するエントリー数を10 に変更することで解決した。そのときに得た知識で、lightbox の背景画像を黒紙から図柄に変更した。
      (2010/3/21)難易度 ★★☆☆☆
    9. IE8 に変えてから、ページのソースを秀丸に表示することができなくなっていた。ネットで見つけた方法で、秀丸を指定することができた。
      (2010/2/19)難易度 ★★☆☆☆
    10. 日本では、eMusic から音楽ファイルをダウンロードできなくなった
      (2010/2/16)難易度 ☆☆☆☆☆
    11. ページでテーブルを作り縦にセルを連結するコードが分かった。
      (2010/2/11)難易度 ★★☆☆☆
    12. Live365 の放送が流している曲を録音し、MP3ファイル化する新しい方法を見つけた。
      (2010/2/7)難易度)★★★★☆
    13. ページにコードを表示する枠を指定する方法が分かった。
      (2010/1/30)難易度 ★★☆☆☆
    14. Google Maps API で作成する地図に改善を加えた
      (2010/1/29)難易度 ★★★★☆
    15. Windows XP のPCに IE8 をインストールした。
      (2010/1/7)難易度 ★★☆☆☆
    16. 野鳥識別掲示板へのリンクを右メニューに設置した。
      (2010/1/5)難易度 ★☆☆☆☆
    17. コメントする人が Google のアカウントを持っておれば認証できるようになった。
      (2009/12/27)難易度 ★★☆☆☆
    18. ブログ・ページから管理者にGoogleMail で発信する方法が分かった。
      (2009/12/10) 難易度 ★★☆☆☆
    19. 野鳥写真サムネイルを場所別・科別に変更し、ブログ外HTMLページに変更した。
      (2009/11/30) 難易度 ★★★★☆
    20. Live365 の LinkWidget をページの右メニューに設定した。
      (2009/11/30) 難易度 ★☆☆☆☆
    21. ウエブページ泉北近辺私的観光地図での地名表示XMLファイルを「あいうえお順」に並び替えた。
      (2009/8/26)難易度 ★★☆☆☆
    22. Studio YAMAKO の蝶の写真を科別に分類したリストをブログ外の Web Page として作成(異なるタイトル写真とするため)し、メニューにリンクボタンを設置した。
      (2009/8/23)難易度 ★★☆☆☆
    23. <
    24. Studio YAMAKO のタイトル画像を Flash 8 を使って変更した。
      (2009/7/9)難易度 ★☆☆☆☆
    25. 右メニューのJazz Collection へのリンクボタンを Radio Senboku Playlist へのリンクボタンに変更した。
      (2009/2/2)難易度 ★☆☆☆☆
    26. 右メニューに「播磨の蝶・但馬の蝶」および「ことりのさえずり」サイトへのリンクボタンを追加した。
      (2009/6/17)難易度 ★☆☆☆☆
    27. コメント入力フォームに、CAPTCHA を追加した。
      (2008/11/10)難易度 ★★☆☆☆
    28. 動画(AVIファイル)を編集してブログにアップした。
      (2008/10/22)難易度 ★★☆☆☆
    29. 野鳥の写真集をテーブル形式に改めた
      (2008/9/2)難易度 ★★☆☆☆
    30. 居間に新しいスタイルのPC:VGC-LM52DB を設置した。
      (2008/8/26)難易度 ★☆☆☆☆
    31. エントリー部分のみを印刷できるように、インデックス・テンプレートに印刷用CSSを置いた。
      (2008/8/24)難易度 ★★★☆☆
    32. /cgi/mt/lib/MT/Asset フォルダーにある Image.pm をいじって lightbox による画像の挿入を簡略化した。
      (2008/8/18)難易度 ★★★☆☆
    33. 英語での spamtrackbacks を阻止するために、asciiTBPingfilter プラグインを導入した。
      (2008/8/15)難易度 ★☆☆☆☆
    34. サイドメニューのリンクをJavaScript から再度CSSによる表示に置き換えた。少し、すっきりした。
      (2008/8/7)難易度 ★★☆☆☆
    35. Blog Atelier のヘッダー部分リンクを JavaScript から再度CSSによる表示に置き換えた。
      (2008/8/6)難易度 ★★☆☆☆
    36. TagCloud のページを作成し、リンクボタンを右サイドバーに置いた。
      (2008/7/22)難易度 ★★★☆☆
    37. 山小屋周辺の地図を Google Maps API で作成し、右サイドメニューにリンクボタンを設置した。
      (2008/7/6)難易度 ★☆☆☆☆
    38. Jazz Collection List をブログ atelier のウェブページとして作成し直し、public_html フォルダーの .htaccess にリダイレクトを設定した。
      (2008/7/14)難易度 ★★★☆☆
    39. エントリーにHTML のコードを書くことが多くなっている。それむけのタグ <pre> <code> を初めて使った見た
      (2008/7/78)難易度 ★☆☆☆☆
    40. 「DIY作品集」をブログ Atelier のウェブページに移した。ブログ Atelier フォルダーにある .htaccess に、RedirectPermanent を設定した。
      (2008/7/76)難易度 ★★☆☆☆
    41. ブログ記事/ウェブページの日付を公開日時に自動変更する藤本壱さんのプラグインを導入した。
      (2008/7/6)難易度 ★★☆☆☆
    42. .htaccess のリダイレクト機能を使って、元のブログへの訪問者を新しいブログへ誘導する設定を行った。Masajii's blog, Studio YAMAKO も同様の設定にした。
      (2008/7/4)難易度 ★★★★☆
    43. Studio YAMAKO のページを MT4.1 に合わせてリフォームした。
      (2008/7/1)難易度 ★★★☆☆
    44. Kinarie&May さんのMT用横長Flashカレンダーを復活させた。
      (2008/6/29)難易度 ★★★☆☆
    45. Research Artisan の「昨日のページ別アクセス・ランキング(Best10)」というタグを右サイドに貼り付けた。
      (2008/6/25)難易度 ★★☆☆☆
    46. MT3 の時に設定していたコメント編集HTMLタグボタンを設置した。
      (2008/6/24)難易度 ★★☆☆☆
    47. MT3 のときに設定していた行末の禁則処理をCSS に設定した。
      (2008/6/22)難易度 ★★☆☆☆
    48. 「キリ番カウンター」を設置した。
      (2008/6/22)難易度 ★★★☆☆
    49. 6月10日以来、新たなテンプレート・セットに合わせて、種々のカスタマイズを行った。
      (2008/6/22)難易度 ★★★★★
    50. MT4.1 のテンプレートセットを「小粋空間」さん提供のMT4用に変更した。
      (2008/6/10)難易度 ★★★★★
    51. MT3.35 から MT4.1 へ苦戦しながらバージョンアップした。
      (2008/6/3)難易度 ★★★★★
    52. MT4.1へのグレードアップに備えて、データベースを SQLite から MySQL に変更した。
      (2008/5/18)難易度 ★★★☆☆
    53. スパムコメント対策に入れていた SCode が上手く機能しないので、代わりに reCaptcha を導入した。
      (2008/5/13)難易度 ★★★☆☆
    54. レンタルサーバーを lolipop から xserver に変更した。
      (2008/5/10)難易度 ★★★★☆
    55. ParseError の原因発見方法が分かった。
      (2008/5/10)難易度 ★★★☆☆
    56. デジカメで撮った写真の一部が読み取れなかったが、「完全データ復元PRO2008」というソフトを導入して復元した。
      (2008/5/6)難易度 ★★★☆☆
    57. この CusomizeHistory の降順番号は、Mojilla 系の Firefox Netscape で番号が倍になる現象が出ていたが、JavaScript の勉強で原因がわかり修正した。
      (2008/3/31)難易度 ★★★☆☆
    58. JavaScript switch構文の勉強で、タイトル部横長カレンダー横に、本日の曜日を表示するようにした。
      (2008/3/21)難易度 ★★☆☆☆
    59. JavaScript の if...else if....else statement の勉強で、アクセス時刻によって歓迎の言葉が変化するスクリプトをタイトル部分に設置した。
      (2008/3/20)難易度 ★★☆☆☆
    60. Kinarie&May さんの「MT用フォトサムネイラー1.20」Studio YAMAKO のカテゴリーButterfly に適用した。
      (2008/3/11)難易度 ★★★☆☆
    61. Blog 右サイド リンクボタンを集合Flash Button(Title Menu と同様に)に改訂。
      (2008/2/24)難易度 ★★☆☆☆
    62. Blog Title 下のメニューボタンを Flash ボタンに変更した。
      (2008/2/24)難易度 ★★★☆☆
    63.  [新作!] という日本語Flashバナーを、Flash8 で作成し、タイトル・メニューで使用した。
      (2008/1/22)難易度 ★★☆☆☆
    64.  SoundEngine のスクリプト・コードを、体裁よくエントリーに取り入れるために、スタイル・シートに、div#menu というID属性を作成した。
      (2008/1/18)難易度 ★★★☆☆
    65.  [New!] というFlashバナーを、SoThinkQuicker で作成し、右サイドメニューで使用した。
      (2008/1/16)難易度 ★★☆☆☆
    66.  P4P800 SE のパソコンの電源が機能しなくなったので、新しい電源と交換した。ついでに、DiskのIDEケーブルをスマート・ケーブルに変えた。
      (2008/1/4)難易度 ★★★☆☆
    67.  P4P800 SE のパソコンのディスクに、もうすぐ壊れるかもしれないという SMART の警告が出たので、システム・ディスクの交換をした。
      (2007/12/29)難易度 ★★★★☆
    68. メインページもTagCloud のページへのリンクボタンを右サイドに設置した。
      (2007/11/8)難易度 ★☆☆☆☆
    69. P4P800 SE のパソコンの立ち上げ時に、CMOS Checksum error が出るので、マザーボード内蔵電池を交換した。
      (2007/10/29)難易度 ★★★☆☆
    70. TagCloud のページを作り、エントリー・カテゴリー・日別アーカイブの各テンプレートの右サイドにリンクボタンを設置した。
      2007/10/20)難易度 ★★☆☆☆
    71. 友のブログ Masajii's Weblog を開設した。
      (2007/10/16)難易度 ★★★☆☆
    72. TagCloudは、トップページのタイトル下に移設した。
      2007/10/8)難易度 ★☆☆☆☆
    73. Tag Cloud を右サイドメニューに設置した。
      (2007/9/13)難易度 ★★★★☆
    74. Studio Yamako のオーストリア・イタリア旅行写真集を Google Maps API を使って地図上に訪問地をマップした。
      (2007/8/20)難易度 ★★☆☆☆
    75. lightbox画像のキャプションにリンクが張れることが判明。最新のエントリーで実施した。
      (2007/7/5)難易度 ★★☆☆☆
    76. liteboxを使った写真表示に、白い点々(white noise) がでることがわかった。いろいろな調査の結果、lightbox2 に変更することによって解消することが分かった。
      (2007/6/20)難易度 ★★★★☆
    77. Atelier Shuhei Weblog の右メニューリンクボタンをサイト内とサイト外に分け、サイト内ボタンを統一した。クリックすると音が出るようなフラッシュボタンにした。
      (2007/6/15)難易度 ★★☆☆☆
    78. Studio YAMAKO にWeb Access Counter を設置した。
      (2007/5/25)難易度 ★☆☆☆☆
    79. Studio YAMAKO の背景色など変更に伴うコメントフォーム・メッセージ文字色を mt-site.js の一部を弄った
      (2007/5/24)難易度 ★★★☆☆
    80. Studio YAMAKO に、Kinarie&MayさんのFlash通常型のカレンダーを導入した。
      (2007/5/22)難易度 ★★☆☆☆
    81. yamakoさんの写真掲載用ブログ(Studio YAMAKO)を新たに設定した。本体(Atelier Shuhei Weblog)と同じようなカスタマイズを設定するのに手間取った。
      (2007/5/22)難易度 ★★★★☆
    82. DIY作品集へのリンクボタンを Flash8 で作成し、右サイドに設置した。効果音に、Effect Sound 集から、手ノコで木を切る音を挿入した。
      (2007/5/6)難易度 ★★☆☆☆
    83. Live365のキャンペーン Save Internet Radio に賛同し、バナーを右サイドに設置した。
      (2007/5/3)難易度 ★☆☆☆☆
    84. MT3.33-ja から MT3.35-ja にバージョンアップした。
      (2007/4/21)難易度 ★★☆☆☆
    85. Live365 での Radio Senboku の放送曲目を4分の1程度変更した。Album1 ? 3 までの曲目で前回とは異なるアーティストにした。
      (2007/4/20)難易度 ★★☆☆☆
    86. Google Maps API による「京都・奈良私的観光地図」の作成に伴い右サイドメニューのリンクボタンを改訂した。
      (2007/4/18)難易度 ★★☆☆☆
    87. Kinarie&Mayさんの横長カレンダーが Version3.00 にされたので導入した。
      (2007/4/10)難易度 ★★☆☆☆
    88. 「音楽方丈記」に紹介されている Snap Preview Anywhere を導入した。
      (2007/3/12)難易度 ★★☆☆☆
    89. 「小粋空間」さんの「追記文章を折りたたむ」を参照して、追記文書の折りたたみをエントリーアーカイブのテンプレートに取り入れた。
      (2007/3/8)難易度 ★★☆☆☆
    90. Navi button にオンマウスするとリンクの説明がでるように、title="xxx" を加えた。
      (2007/3/6)難易度 ★☆☆☆☆
    91. Navi button に Radio Senboku を加えた。
      (2007/2/11)難易度 ★☆☆☆☆
    92. Live365.com というサイトと契約し Radio Senboku を立ち上げた。
      (2007/2/6)難易度 ★★★★☆
    93. さくらインターネットとレンタル・サーバー契約をして、こちらに Radio Senboku を設置し.htaccess でアクセス制限を設定した。
      (2007/1/28)難易度 ★★★☆☆
    94. Radio Senboku と称する MP3ストリーミング・ファイルを置くアクセス制限付きページ:http://n-shuhei.net/sound/Radio/Radio_senboku.htm を設置した。
      (2007/1/24)難易度 ★★★★☆
    95. Web Radio の実験のために、IDとPWがなければアクセスできないページを、lolipop のマニュアルで作った。.htaccess ファイルの設置である。
      (2007/1/24)難易度 ★★★☆☆
    96. Toshibo's Web Radio のリンクボタンを右サイドメニューに置いた。
      (2007/1/19)難易度 ★☆☆☆☆
    97. AffliateB が、JTB-CTW のアフリエートを募集していたので応募した。
      (2007/1/10)難易度 ★☆☆☆☆
    98. HP作成とは直接関係ないが、GoogleのWeb Mail Gmail に登録した。他のアドレスからの転送をそれぞれ設定した。
      (2007/1/6)難易度 ★★☆☆☆
    99. 右サイドメニューに置いているリンク部分のボタンのFlash8を自作でデザインを統一した。
      (2007/1/5)難易度 ★★★★☆
    100. ヘッダー部分に、タブメニューNavi button を設置した。
      (2006/12/29)難易度 ★★★★☆
    101. 右サイドメニューのリンク部分に、管理者へのメール(mailto:shuhei@n-shuhei.net)ボタンをFlash8で作成し置いた。
      (2006/12/12)難易度 ★★☆☆☆
    102. 右サイドメニューに置いている「泉北近辺私的観光地図」のボタンをFlash8を使って作り直した。
      (2006/11/30)難易度 ★★☆☆☆
    103. DIY作品集のエントリーへのリンクFlashボタンを右サイドメニューに置いた。
      (2006/11/30)難易度 ★☆☆☆☆
    104. リタイア後の知人が人材バンクを通じて再就職したWeb関連会社のサイトに、AffliateBというアフリエート・パートーナーを求めてるサービスがあったので応募した。
      (2006/11/30)難易度 ★☆☆☆☆
    105. Google Maps API を使って Blog の外に「泉北近辺私的観光地図」というページを作り、Blog 右サイドメニューにリンクボタンを設置した。
      (2006/11/24)難易度 ★★☆☆☆
    106. Favicon が、IE7 でも確認できるようになった。コメント・トラックバックにも Favicon を表示するようにした。
      (2006/11/23)難易度 ★★★☆☆
    107. Google Maps API に litebox を組み合わせることができた。
      (2006/11/20)難易度 ★★★★☆
    108. 簡単なFavicon を作って設置したが、Firefox, Netscape では確認できたが、IE7では表示されない。
      (2006/11/12)難易度 ★★☆☆☆
    109. Google Maps API をなんとか「泉北の紅葉」エントリーで実験的に利用できるようになった。
      (2006/11/12)難易度 ★★★★☆
    110. 自分のホームページ作成環境を別窓で表示するボタンを「5・6年生にもわかるやさしいJavaScript」で紹介されている方法で作成した。
      (2006/11/7)難易度 ★★☆☆☆
    111. Google MAP のキャプチャーで創っていた地図は、著作権に抵触する恐れがあるので、 ZENRIN の規約に基づく地図に差し替えた。
      (2006/11/7)難易度 ★★☆☆☆
    112. ロリポップの開設5周年記念のホームページ・コンテストに応募した。
      (2006/11/3)難易度 ★☆☆☆☆
    113. このカスタマイズ履歴ページでのリスト番号を降順にする方法をサーチしてHatena::Questionで見つかったJavaScriptを導入したら上手くいった。
      (2006/11/3)難易度 ★★☆☆☆
    114. プロファイルのページを カストマイズの履歴 と同じようにテンプレートで作った。プロに描いてもらった似顔絵をこのページに貼った。
      (2006/11/1)難易度 ★★☆☆☆
    115. 著作権保護のための(保護するような著作はありませんが)Creative Commons Liscense を導入しマークを右サイドメニューに設置した。
      (2006/10/30)難易度 ★☆☆☆☆
    116. TinyMCE のインストールによって IE ででていた JavaScript エラーの原因が判明した。
      (2006/10/28)難易度 ★★★☆☆
    117. mixi に登録した。
      (2006/10/28)難易度 ★☆☆☆☆
    118. エントリー編集用のプラグイン TinyMCE をインストールした。
      (2006/10/24)難易度 ★★☆☆☆
    119. IE を6から7に upgrade した。機能には問題ないが、MT の管理画面を開くとJavaScript エラーがでる。
      (2006/10/24)難易度 ★☆☆☆☆
    120. ページ内リンクを習得した。リンクされる場所には、<a name="abc">ABC</a>とし、リンクする場所には<a href="#abc">ABC</a>とする。他のページ内へのリンクは、リンク先ページURL名の後に#abcをつければよい。HTMLの基本だと思いますが、今頃になって。
      (2006/10/21)難易度 ★☆☆☆☆
    121. BlogTemplateWindow3.3がスペック通りに動かなかったのは、BigPAPI と Transfomer との競合が原因しているようだ。H.Fujimoto さんの TransfomerTest を入れても上手くいかないので、BigPAPI の利用を止めたら上手くいった。
      (2006/10/21)難易度 ★★★☆☆
    122. lolipop やさくらネットなどで例示されているFTPソフトのFFFTPをDLし導入した。
      (2006/10/20)難易度 ★★☆☆☆
    123. いただいたトラックバックを別窓で見えるように、エントリー・テンプレートを弄った。
      (2006/10/10)難易度 ★☆☆☆☆
    124. BlogTemplateWindow3.3 がどうもスペック通りに動かないので、 native template editor に戻した。
      (2006/10/9)難易度 ★☆☆☆☆
    125. ASCII 文字のみのトラックバックをフィルタリングする(迷惑トラックバックにもフィルタリングしない)「小粋空間」さんの Movable Type プラグイン asciiTBPingfilter を導入した。
      (2006/10/8)難易度 ★☆☆☆☆
    126. FEP を使ってエントリーのHTMLコード編集を始めた。
      (2006/10/6)難易度 ★☆☆☆☆
    127. エントリーを編集するときに、エントリー編集画面の右上にある強調文字やハイパーリンク等のタグを挿入するリンクをクリックすると、ページの先頭に戻ってしまうという現象を回避するために Invalidate link of insert tag というプラグインをインストールした。
      (2006/10/6)難易度 ★☆☆☆☆
    128. BlogTemplateWindow for MT3.3 が作動するようになった。
      (2006/10/4)難易度 ★★★☆☆
    129. テンプレートを編集するプラグインのBlogTemplateWindow が上手く動いていないので、英語のサイトであるがコメントで質問した。その返事を blog にくれるというのでスパム対策で入れていた日本語の入っていないコメントは拒否するプラグインを外した。
      (2006/10/3)難易度 ★☆☆☆☆
    130. MT3.3-ja にクロスサイトスクリプティングの脆弱性があるとのことで、万が一を考え MT3.33-ja にアップグレードすることにした。
      (2006/10/2)難易度 ★★★☆☆
    131. KInari&Mayさんが提供してくれているFlash天気予報をサイドメニューに設置した。
      (2006/9/30)難易度 ★★☆☆☆
    132. Amazon おまかせリンクを元のサーチボックスに戻した。
      (2006/9/30)難易度 ★☆☆☆☆
    133. 「小粋空間」さんのBlogPeople のススメにしたがって Blogpeople に登録した。利用の仕方がよくよく分かっていないが、LinkList と ListMe を右サイドバーに置いてみた。
      (2006/9/14)難易度 ★★☆☆☆
    134. バナー広告不要・アクセス解析ツール「Research Artisan」を取り入れた。
      (2006/9/12)難易度 ★★☆☆☆
    135. Jazz Collection Listページの改良がほぼ終わった。
      (2006/8/29)難易度 ★★☆☆☆
    136. Artisan というアクセス・ログ解析を導入することにした。
      (2006/8/20)難易度 ★★☆☆☆
    137. 右サイドバーのリンクに、Jazz Collection ListページへのFlash Button を設置した。
      (2006/8/14)難易度 ★★☆☆☆
    138. まだベータ版だが Amazon おまかせリンクに変更してみた。
      (2006/8/8)難易度 ★☆☆☆☆
    139. 作者がフランス人の dewplayer という Flash MP3 Player を設置した。
      (2006/8/8)難易度 ★★☆☆☆
    140. FLASH SINGLE MP3 PLAYERという新しいMP3 Player を設置した。
      (2006/8/7)難易度 ★★☆☆☆
    141. HPのJazz Collection Listで主題となるメロディが聞こえるようにした。
      (2006/8/5)難易度 ★★★☆☆
    142. フォルダーごとサーバーにアップロードするFTPソフトとして、InternetExplorer を使うようにした。
      (2006/8/1)難易度 ★☆☆☆☆
    143. DIY作品集をLitebox-1.0を利用してテーブルで編集した。
      (2006/7/24)難易度 ★★★☆☆
    144. 新しいFlash MP3 Player Play [Tagger by del.icio.us] を見つけ導入した。
      (2006/7/20)難易度 ★★☆☆☆
    145. Flashの作成ソフト Macromedia Flash 8 Basic を泣く泣く導入した。お試し版(お試し期間が過ぎた)で自作したMP3の再生・停止ボタンは、このバージョンでないとMP3ファイルの変更ができない。
      (2006/7/19)難易度 ★★☆☆☆
    146. 藤本壱さんが「エントリーを投稿する前にプレビューする」などのプラグイン」(TagsForPreview)をMT3.3対応されたので、対応版をインストールした。
      (2006/7/11)難易度 ★★☆☆☆
    147. litebox-1.0.jsに使われているgif images(「閉じる」「NEXT」「BACK」)を新たに作成して入れ替えた。
      (2006/7/11)難易度 ★★☆☆☆
    148. lightbox.jsをlitebox-1.0.jsに変更した。スライドショウ的に画像を表示できるようになった。
      (2006/7/10)難易度 ★★★☆☆
    149. MT3.3-jaにバージョンアップに伴いScodeの表示がおかしかったが、再インストールで表示されるようになった。
      (2006/7/7)難易度 ★★★☆☆
    150. MT3.3-jaにバージョンアップした。「エントリーを投稿する前にプレビューする」などのプラグインが動いていない。
      (2006/7/7)難易度 ★★★☆☆
    151. テンプレートの編集プラグイン MTBigTemplateWindowを導入した。"What's New?"ページの編集が容易になった。
      (2006/6/6)難易度 ★★☆☆☆
    152. コメント・テキストエリアの拡大をCSSの変更とTextarea toolsというJavaScriptの導入で行った。
      (2006/6/6)難易度 ★★☆☆☆
    153. 日本語でないスパムをJunk commentにフィルタするだけでは迷惑コメントにどんどん貯まっていくので、「小粋空間」で紹介されているSCode(SecurityCode)を入れてもらう対策を行った。
      (2006/5/27)難易度 ★★★☆☆
    154. 5月26日未明から猛烈なコメントスパムの攻撃を受ける。とりあえず認証を受けた人からのコメントのみを受け付けるに変更し、スパム対策を調査した。藤本 壱さんの「日本語でないスパムをフィルタするプラグイン」を設定した。Junk commentにフィルタリングされるようになった。
      (2006/5/26)難易度 ★★☆☆☆
    155. Weblogの右サイドメニューのサーチボックスでWebとSite内検索をRadioButtonで選択できるボックスに変更した。
      (2006/5/24)難易度 ★★☆☆☆
    156. lightbox導入以前のエントリーでの写真もすべてightbox表示にした。仕事は単純だが、時間がかかる。
      (2006/5/23)難易度 ★☆☆☆☆
    157. Weblogの右サイドメニューに、Google Search BOXをGoogleから提供されたコードを少しmodifyして設置した。
      (2006/5/21)難易度 ★☆☆☆☆
    158. 初めての人からTrackBack(TB)をいただいたので、今まで未整理だった右サイドメニューのTB表示を「最新の投稿」のように体裁を整えた。
      (2006/5/20)難易度 ★☆☆☆☆
    159. 梅田望夫さんの「ウェブ進化論」に感化されて、Google AdSenseに登録し右サイドメニューに掲載した。ついでに、メニューの順序を少し変更した。
      (2006/5/18)難易度 ★★☆☆☆
    160. lightboxの新バージョンが発表されているのでインストールを試みたが上手くいかなかった。
      難易度 ★★★★★
      元のバージョンがmodifyされているのでこれを導入した。
      (2006/5/11)難易度 ★★☆☆☆
    161. カテゴリー別の投稿の個々に投稿日付をつけた。ついでに、最近の投稿の日付表示を変更した。
      (2006/5/10) 難易度 ★★☆☆☆
    162. ホームページの左フレームに、blogへのボタン(隠居部屋)を設置した。
      (2006/5/4)難易度 ★☆☆☆☆
    163. 自作の音声再生・停止Flashボタンを利用して、HPのmusicサイトでのJazzを私のfavorite artistの一人であるEdomondo HallSweet Georgia Brownに変更した。
      (2006/5/3) 難易度 ★★☆☆☆
    164. 自ら録音したMP3音声を再生・停止するFlashボタンを配置した。
      (2006/4/23)難易度 ★★★★☆
    165. 各テンプレートの右サイドメニューを統一した。
      (2006/4/23) 難易度 ★☆☆☆☆
    166. HomePage(スタートページ)のGardeningページからhi-ho花の写真集へのリンクをすべてFlashAlbumに切り替えた。
      (2006/4/23) 難易度 ★★☆☆☆
    167. 画面上での録音再生を地図上のFlash fileで実現した。
      難易度 (2006/4/20) ★★★☆☆
    168. 新しいrecorder EDIROL R-1で小鳥の鳴き声を録音し、MTで再生するようにした。
      (2006/4/18) 難易度 ★★★☆☆
    169. hi-hoのアルバムサービスが閉鎖されるので、そこに収載していた花の写真集Flash AlbumにしてMT Weblogに移転した。
      (2006/4/11) 難易度 ★★☆☆☆
    170. IT関連用語表示のe-Words表示を「小粋空間」のカスタマイズに変更した。
      (2006/4/6)難易度 ★★☆☆☆
    171. What Is New? のエントリーを個別エントリーではなくテンプレートにした。
      (2006/4/5) 難易度 ★★☆☆☆
    172. 右サイドメニューのタイトルに、折りたたみマーク(▼△)をつけた。
      (2006/4/1) 難易度 ★★☆☆☆
    173. コメント投稿時に、HTMLタグが使いやすいようにタグマークをコメントフォームに設置した。
      (2006/4/1)難易度 ★★☆☆☆
    174. Weblogの背景画像をイペ材の木目と色調にしたことに伴い、「小粋空間」テンプレートで使っているCSS(Cascade Styles Sheet)を見直した。
      (2006/3/31) 難易度 ★★☆☆☆
    175. 「MTでつくる!最強ブログサイト」に紹介されていたカスタマイズを参考に、MTの個別エントリー表示ページとカテゴリ別表示ページに、e-Words IT用語検索を設置した。
      (2006/3/25) 難易度 ★★☆☆☆
    176. 「小粋空間」のサイドメニュー折りたたみを使わせてもらって、サイドメニューを折りたたみにした。
      (2006/3/24) 難易度 ★★★☆☆  
    177. RSS(Really Simple Syndication)リーダーとして、gooリーダーを設置した。
      (2006/3/21) 難易度 ★☆☆☆☆
    178. 各テンプレート(個別エントリーを除く)で、permalinkの表示を殺していたので、これを復活した。
      (2006/3/21) 難易度 ★☆☆☆☆
    179. アーカイブページ(archives.html)の表示がおかしかった(「小粋空間」ではテンプレートは提供されていない)ので、htmlそのものを少し弄ってなんとか見られるようにした。
      (2006/3/21) 難易度 ★★☆☆☆
    180. フリーで使わせてもらっているGoogleローカルの地図kingさんのアイコン・サイトへのbannerを設置した。ついでに、各テンプレートのクレジットバナー部分をphpモジュール化した。
      (2006/3/19) 難易度 ★☆☆☆☆
    181. ホームページで引用させて頂いている金井 壽宏先生の書籍「組織を動かす最強のマネジメント心理学」をamazon.co.jpで購入できるように、ブログにエントリを作った。
      (2006/3/19)難易度 ★★☆☆☆
    182. お遊び半分で、amazon.co.jpのアフリエートに登録してみた。OKが出たので、MT各テンプレートの右サイドに商品検索バナーを設置した。
      (2006/3/17) 難易度 ★☆☆☆☆
    183. 「小粋空間」に、私のエントリー(隣の花は紅い)が取り上げられた。Lightboxで画像を表示するときに、Flashを背面に隠すことが珍しかったらしい。名誉なことです。
    184. lightboxを応用して、地図上のポイント・アイコンをクリックすると画面が現れるような実験エントリーを投稿した。難易度 ★★★☆☆  (2006/3/16)
    185. サムネールをクリックすると同一ウィンドウ上(別画面でなく)に画像を表示するためのLightBox JSというカスタマイズを実施した。難易度★★★☆☆ (2006/3/12)
    186. Weblogのタイトル・バナーをFlashに変更した。(2006/3/8)
    187. エントリー用クライアントツール BlogWriteを導入した。
    188. MovableType(MT)の各テンプレート・タイトル部分を少し弄って、色をHPのタイトルと同色に変えた。(2006/3/7)
    189. MovableTypeのエントリー本文に、ボタンを置き、ボタンにカーソルを当てるとPasswordなど必要な語句がでるようにした。また、クリックするとリンク先にジャンプするようにした。
    190. Weblog ページの背景色を「小粋空間」さんのカストマイズを借りて、少し色を付けた。ついでに、横長カレンダーの背景色も同じにした。(2006/3/3)
    191. Weblog MainPageの右サイドバートップに、What's New? Flashボタンを設定した。(2006/3/3)
    192. hi-hoが運営するみんなの写真くらぶが5月で閉鎖されるので、Nikonが運営するOnlineAlbumへ移設することにした。HPからリンクしていた写真集を順次移す。(2006/3/3)
    193. SOTHINK SWF Quickerで創ったFlash MovieボタンをMTに持ち込んでみた。(2006/3/2)
    194. 鹿児島へ旅行したときに、知覧の武家屋敷跡で撮った花の写真などをFlash Albumにつくり、リンクした。(2006/3/2)
    195. 閲覧してもらった友人に指摘を受けて、コメント保留・エラー・受付の各テンプレートを「小粋空間」のテンプレートで設定した。自分宛にコメントを出すことはないので気づかなかった。(2006/3/2)
    196. 2月末に、鹿児島に旅行した。その時の記録を写真日記風に掲載した。(2006/3/1)
    197. Movable TypeでのWeblogのカレンダーを横長表示に変えました。Kinarie&Mayさんの作品を使わせてもらっている。(2006/2/23)
    198. Weblogの表示に、パンくずリストを置きたくて、その前提となるMTのphpモジュール化をしました。悪戦苦闘したが、どうやらどちらも形になった。(2006/2/21)
    199. 藤本壱さんの参考書にある「リンクの挿入をより便利にする」プラグインを導入した。表示には現れないがが、投稿原稿作成時のリンク挿入が楽になりそうです。(2006/1/17)
    200. MUSIC PageのFlashJazzをElla FitzgeraldMack The Knifeに変更した。(2006/2/17)
    201. eonet CGIで設置していたHomePageの作者への送信フォーム をlolipopの送信フォームに変えた。こちらの方が細かい設定がでるが、著作権のためにlogoを消すことはできないようです。(2006/2/14)
    202. インターネット接続先である光のeonetに置いてあった私のHomePageを独自ドメインに移設した。 eonet CGIのカウンターだけlolipopのものに変更した。(2006/2/13)
    203. 藤本 壱さんのカスタマイズを参考に、サイドメニューの月別アーカイブをセレクト表示に変えた。(2006/2/13)
    204. カテゴリーの階層化ついでに、並べる順序を私のHPと同じように変えた。これは、藤本 壱さんのプラグインを参考にさせて頂いた。思っていたよりすんなりといった。
    205. カテゴリーの階層化およびツリー表示を「小粋空間」のサイトなどを参考にカストマイズした。少しずつ形が整ってきた。DIYと同じように、何かができていくことは楽しいです。(2006/2/12 13:30)
    206. MT Weblogのメインページでの本文表示は、最近投稿した5エントリーにとどめ、その後にそれに続く15エントリーの概要を付けた。藤本 壱さんの参考書から引用したものを少し弄りった。(2006/2/11)
    207. LivedoorのBlogコンテンツをすべてn-shuhei.netに移設した。LivedoorのBlogは、本日(2006/2/10)かぎりで閉鎖することにした。 2GBフリーのスペースは魅力的であったが、今の情勢ではどこまで続くか疑問です。
    208. eatsさんに教えてもらって、MTのDBをSQLiteに変換した。今のところ500Errorは出なくて快適に再構築できている。Ogawa::MemorandamのサイトからDLした、mt-db-convert.cgi を使った。(2006/2/10)
    209. 下書きの時点でpreviewできるH.Fujimotoさんのplugin TagForPreviewをようやくのことインストールした。Livedoorのコンテンツをlolipop MovableTypeに移行するのが随分楽になった。(2006/2/7)
    210. MovableTypeの見栄えを考えて、pluginを持ち込むなど知識もないのに弄っていたら、Databaseを壊してしまったようです。泣く泣く再インストールした。(2006/2/5)
    211. What's New?のページを Atelier Shuhei's Weblogのこのエントリーに移行した。(2006/2/4)
    212. Livedoorでのblogページを新たにレンタルした lolipopにMovableTypeで設置したblogページ に移行中です。
    213. MUSICページでのJazzを Edmond HallのAs Long As I Live にした。(2006/1/22)
    214. NATUREのページ にFlash Movieを置いた。
    215. What's NewのボタンをFlashに変更した。(2006/1/15)
    216. 家内のガーデニング教室での作品を Flashアルバム で掲載した。(2006/1/5)
    217. Jazz Collectionのリスト を更新した。(2006/1/8)
    218. HOMEページにstaffonlyボタンを設け、家族用のalbumにリンクした。入室にはパスワードが必要です。(2006/1/4)

    2008年5月20日

    5月のJazz Download:RadioSenbokuの playlist 全面改定

     Rodgers and Hart の作詞・作曲で有名な"Spring Is Here""Falling In Love With Love"の一部を先月、Downloadした。

     今月は、その残りと Loveからの水平思考で、Cole Porter の曲 "Love For Sale"を Download した。

     今月は、この2曲も追加して、"RadioSenboku"で流している曲を全面的に入れ替えた。今まで貯めてきた曲名別のコレクションのフォルダーの中でこれは思う Artist のファイルをクリックすると自動的に WindowsMediaPlayer が立ち上がって再生するので、その音を聴いて 1曲ずつ選び、Playlist を作成した。フォルダーが138もあるので、 実は、これの方が大変な作業であった。一ファイルを終わりまで聴くわけではないが、物理的に時間がかかった。こうして作った Playlist は 680MB にもなる。iPod や車に搭載している MP3Player に落として楽しんでいる。

     Web Radio サイトの Live365 に開局している "RadioSenboku"には、これらの mp3 ファイルを、64kmp3PRO という異なった圧縮形式でアップロードする(専用ソフトがある)。私が契約している 200MB の容量では、この Playlist の半分くらいしかアップできないので、月に一回くらいの割合で、順繰りに入れ替えてきた。7時間くらい次々と曲が変わるが、ほぼ毎日パソコンをしながら BGM として聴くとさすがに同じ音が鼻についてきたので、今月は思い切って全面的に入れ換えたのである。

     この"RadioSenboku"は自分用のものと割り切っているのだが、左のスクリーンショットのように、US と日本の方が圧倒的だが、世界中の色々な国の方が聴いておられる。Jazz にも国境はないようだ。ただ、共産圏や軍事政権下の国からの訪問者はいないようだ。
     なお、今"RadioSenboku"で流している PlayList は ココ です。






    2008年2月13日

    隠居、ネット時代の「知的生産の技術」を考える?手紙

     今回は、「知的生産の技術」8章の「手紙」をネット時代では、どのように考えるかについてふれてみたい。
     梅棹さんは、「知的生産の技術」を発刊された1969年当時においても日本では手紙の形式が崩れていることやコミュニケーションは電話ですまし、手紙を書かなくなっていると指摘されている。確かに、ずっと前から郵便受に入るものは、印刷されたダイレクトメールか振り替え通知ばかりであり、友人からの手紙なんて滅多にない。こちらが筆無精で手紙を書くのは苦手であり、こちらから発信しないのだから無理もない。こまめに手紙をくれるひとには感服してしまう。それが、電子メール( eMail )が一般的になって激変した。

     eMail が一般的になったのは、Windows95 がブームとなった 1995 年頃であろう。この年、日本でのインターネット牽引者である 村井純さん が「インターネット(岩波新書)」を発刊されている。インターネットが庶民のものとなって、たかが、まだ12?3年しかならないのである。この12?3年の間に、少なくとも私にとってはコミュニケーションの世界が全く変わってしまった。eMail という形式を介して、頻繁に多くの方と eMail という手紙をやりとりするようになったのである。

     梅棹さんは、手紙を情報交換の知的な技術と定義しておられるが、手紙がeMail に置き換わった今のネット時代では人びとの間の情報交換は、飛躍的に増大していると思われる。ネット時代では、情報の交換はこのeMail 網だけではなくブログなどもっと大きな場が拡がっているが、この現象については、また別のエントリーで考えてみたい。

     知的な情報交換とは言えないが、今、郵便受けに入る手紙・はがきには、この歳になるとやたらに同窓会・OB会の案内が多くなる。この案内状をメールに代えれば、事務作業はあきらかに簡便となる。私も参加しているシニアばかりのプライベートなゴルフ・コンペへの参加資格は、メールアドレスを持っていることである。メール以外の案内は一切しない。幹事の負担は、物理的な手紙・はがきで案内することとは比べものにならないほど楽ちんである。楽天が提供するような無料のメーリング・リスト( ML ) サービスを利用すれば、もっと楽ちんである。

      eMail を発信するのは手紙を書くことに比べるとはるかに楽であり形式も自由であるが、顔を知らない外国人からの英語での eMail は、梅棹さんが指摘されている形式が今も守られているようだ。下の例は、UKのソフト会社から私宛の  eMail の一例である。
     
    Dear Shuhei Nxxxxxxx

    This is to let you know that xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx:

    Please note xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
    If this happens, please see http://www.xxxxxxxxxxxxxxxxxx.com/xxxxxxxxxxx for further instructions.

    xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
    Ixxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

    For further assistance please go to http://www.xxxxxxxxxxxxxxxxx.com/help.asp

    Best wishes,

    xxxxxxxxxxxxxxx.com
    Our ref: xxxxxxxxxxxxxxxxxx


     手紙をワープロで作成するにあたっても、米国あたりでは形式が守られているのか、Miscrosoft の 文書作成ソフト日本語 Word にも、オートフォーマットという機能があり、文頭に「拝啓」と入力すると文末は「敬具」と自動的に表示されるような機能や月毎の時候の挨拶が用意されている。Word の元々は米国だから、そのようなテンプレートを用意するのは当然であっただろう。

     eMail も米国発であるから、Miscrosoft あたりが提唱するメールの形式は物理的な手紙のメールの形式が色濃く残っている。 eMail には eMail なりのエチケットみたいなものがある。これは「ネチケット(Netiquette)」という言葉になっている。
     先日、あるML仲間で eMail のやりとりが続いた。返信・返信で情報の交換をしているうちに、メールの件名( Subject )からはずれた情報の交換となった。ネチケットにうるさいシニアからお叱りがでたが、話題を変えるときは件名( Subject )を変えるのが望ましい。
     Google が無償で提供する WebメールGmail では、同じ件名で送受信したメールをスレッドとして整理してくれるから、件名を変えるのはまことに賢明なのである。話がそれるが、「2ちゃんねる」などで有名な「匿名掲示板」での日本語は乱れているが、件名と内容が異なる投稿をすると「スレ違い」などと言われる。また、話題が終了した掲示板は、「死にスレ」などという表現が使われたりする。若い人のやりとりにはついていけないので、遠慮しているが、スレ違いにならないようにしたいものだ。

     ネット時代になってでてきた巨大な情報交換の場の一つは、eMail を発端としたネット掲示板( BBS )である。例えば、私が愛用させてもらっている [K'sBookshelf] の「この花の名は?掲示板」に、名前の解らない花の写真を添えて掲示板にアップすると、たいていの場合 10 分ほどもたたないうちに誰かが教えてくれる。手持ちの花の図鑑やネットで調べても解らないときには重宝する。市井の一市民の知識が即座に引き出せるのである。eMail や BBS によって知識の増幅のスピードは、格段にスピードアップした。

     梅棹さんは、この手紙の章で、手紙のコピーとアドレス・カードの方法についてもふれておられるが、ネット時代では全く問題がない。
     eMail の送受信はファイルで残っているから、コピーの心配はない。心配は、前々回かいたように、デジタル・ファイルを消してしまうことである。
     私は、アドレスは、「筆まめ」というソフトで整理している。何かの会で住所録をエクセルかなにかの表形式で整理したものがあれば、テキスト形式で簡単に取り込める。このようなソフトのいいところは、年賀状などの宛名書きを全部自動的に印刷してくれることである。(年末の忙しい時間に、プリント・ゴッコで印刷し、悪筆の手書きで宛名を書いていたころが懐かしい。) また、年賀状をいただいた方、出した方の記録や喪中はがきをもらった人も記録できる。二重にだしたり、喪中の人へ出したりする失礼もなくなる。また、デジタル・ファイルであるから、検索は簡単にできる。
     ただ、eMail がかなり拡大しても、年賀はがきはなくならないだろう。年賀はがきは、ただ単なる手紙のやりとりとは違うのだ。

    インターネット (岩波新書)
    村井 純
    岩波書店 (1995/12)
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    5 インターネットとは。
    4 インターネットの価値を再評価できる
    4 インターネットの価値を再評価できる


    2008年1月16日

    隠居、ネット時代の「知的生産の技術」を考える?:発見の記録

     このエントリーは、私の同年代ではパソコン恐怖症で、いまだに昔の情報整理にこだわっておられる方も多いので、死ぬ前に、革命が起こっているネット時代を覗いてみたらという気持ちで書いている。パソコンを使いこなしておられる方には、別に新しい話でもないので、どうぞ退室していただきたいと思う。

     このエントリーは、ネット時代の「知的生産の技術」を考える?」の続きである。なんとなく、しょうもないことを始めたといささか後悔をし始めているが、自分自身の記録と思って、オブリゲーションなしに続けることにする。

     梅棹忠夫の「知的生産の技術」の前半では、
    1. 発見の手帳
    2. ノートからカードへ
    3. カードとその使い方
    4. きりぬきと規格化
    5. 整理と事務
    と手帳、ノート、カード、ファイルなど、知的生産における装置(ツールという表現をした方がいいのかもしれないが)を取り上げている。

      新しい情報の生産を知的生産というのなら、そのための素材がなければならない。その素材は、「あらゆる現象に対する、あくことなき好奇心、知識欲、包容力」で発見したことがらである。それらを素早く記録するためのツールとして、京大型カードにたどりついたとある。手帳→ノート→カードの進展型で京大型カードとなった。

     私も長続きはしなかったが、京大型カードを使った記憶がある。私が勤めていた会社の研究所でも、これに似たカードが採用されていた。それは、化合物のデーター・ベースみたいなもので、カード1枚1枚に亀の甲が特殊なタイプライター・ヘッドを使って、プロのタイピストが打ったものである。偉大なる労力を使っていたのだ。今でも、この分野は特殊なソフトが使われているようだが、3Dのグラフィックで立体的に表示されるようになっているようだ。

     それは兎も角として、「知的生産の技術」では、この部分に、かなりのページ数を割かれて記述されている。

     何かを発見をしたときにその場で文書を書くには、今ならケイタイで文書をつくり自分のPCにメールで飛ばすことができそうだ。1993年発刊の野口悠紀雄の『「超」整理法』は、「知的生産の技術」が発刊されてから24年目の、いわば「知的生産の技術」の焼き直し版である。その中に「持ち歩き端末」(p.191) が便利であるとある。それから、14年しか経ていないが、この世界はどんどん進化しているのである。そう言えば、WorkPad が流行ったこともありましたね。引き出しの奥になぜか、2台が眠っている。

     最近のケイタイには、解像度の高いデジカメまで付いている。それに不満なら、ちいさなコンデジ( Compact Digital Camera)をポケットに忍ばせておけばよい。とにかく、素早くデジタル化しておくのがいいのではないだろうか。受信したメールを Notepad か何かに copy & paste して、野口悠紀雄の『「超」整理法』にあるように、時系列にデジタル・ファイル化しておけば、後の活用に生きてくる。デジタルの世界になって、あきらかに整理の方法が変革したのだ。

     京大型カードで工夫された点は、あとで整理をしやすくすることである。これも、梅棹さんがいう「発見」をデジタル化しておけば、カード時代に苦労されたこと(複写であるとか、グループ化など)が簡単にできる。

     「知的生産の技術」P63 では、カードも多くなれば持ち運びが大変ということを書いておられる。P56 にあるカードの絵をもとに1枚あたりの情報量を計算すると、カード一杯に書いても文字数は300文字くらいだから、漢字1文字は、2バイトの情報量なので 600文字×2バイト=1200バイト(約1.2KB)である。
     今、¥3000たらずで売っている1GBのUSBメモリーにカード 90万枚ちかく(1GB=1024MBx1024KB=1,048,576KB ÷1.2KB=873,813 )の情報量が入ることになる。しかも、まだムーアの法則は健在だから、情報を蓄積する技術は、創り出される情報量を十分吸収できるのだ。

     第4章では、切り抜きと写真の整理について書かれている。切り抜きは、インターネットでほとんどの情報が得られる今でも、情報を集める有効な方法であろう。ただ、今ではスキャナーという便利な機械を使えば、わざわざスクラップ・ブックを作らなくても、デジタル・ファイル化することができる。おまけに、スキャンした情報が新聞のようなものであれば、OCRソフトがあるから、イメージデータを文字データに変換することもできる。私も、仕事をしていた7?8年前くらいから新聞・雑誌などでとっておきたい情報は切り抜かずスキャナーして、「読んでココ!」というOCRソフトで 、テキスト・デジタル化していた。最近では、OCRソフトの識字率も非常に向上し、自動化も進んでいるようだ。
      例えば、2003年7月9日の日経新聞の記事は、テキスト・デジタル化したものをHTMLで表現したものである。スクラップ・ブックに貼っていたら、とっくに捨てていただろう。デジタル・ファイルだから、パソコンの片隅に残っている。

     「知的生産の技術」の P75 あたりには写真整理の話が出てくる。もちろん、銀塩写真である。今、写真を銀塩フィルムで撮る人はよほどのマニアか、よほど時代に遅れている人しかいないだろう。今や写真はデジタル・ファイルであるから蓄積は他のデータファイルと変わらない。Google が提供する Picasa2 のようなソフトを利用すれば、写真の整理が簡単にできるし、修正できたり、CDに焼いたりできる。

     第5章では、蓄積した資料の整理の方法を述べておられる。ちょっと余談であるが、その中に、「整理」と「整頓」とは違うという以下のようなくだりがある。
    整理というのは、ちらばっているものを目ざわりにならないように、きれいにかたづけることではない。それはむしろ整頓というべきであろう。ものごとがよく整理されているというのは、みた目にはともかく、必要なものが必要なときにすぐとりだせるようになっていること、ということだとおもう。

     詳しく書くと家庭内争議になるので書かないが、家内といつももめるのはこのことである。

     この章には、それこそ物理的なファイリング・システムについても説明されているが、今の時代では自分で集めた資料は 100% 近く、パソコン (Personal Conputer) のディスクに保存される。Windows の検索機能を使えば、すぐさま、ありどころを教えてくれる。それでも、梅棹さんが説くように、それぞれの情報の「あり場所」は決めておいた方がよいようだ。これだけ Hard Disk が安くなれば、文書用ディスク、スクラップ用ディスク、写真用ディスクと分けておいた方がいいかもしれない。USBで接続できる外付けのポータブル・ディスクであれば、場所もとらないし、持ち運びだって簡単である。

     次回には、第6章以降の「読書」とか「手紙」などに関する知的生産の技術について、ネット時代の今ならどうなのかを考えてみたい。

      
    「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)
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    中央公論社 (1993/11)
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    5 押出しファイリング
    5 整理法までをも整理してしまった本
    3 整理のポイントは使用頻度

    2007年12月30日

    隠居、システム・ディスクの交換に挑戦する

     年賀状を作成するなどでパソコンの便利さを感じる年末になって、パソコンの立ちあがりで、初めて経験する Warning が出るようになった。ハードディスクが持っている機能、SMART (Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)からのメッセージである。 ただ、私のパソコンに出たメッセージはWikpedia などで解説されているようなものではなく、以下のような Warning である。
    SMART Failure Predicted on Primary Master :Maxtor 6Y160P0
    Warning :Immediately back-up your data and replace your hard disk drive, A Failure may be imminent.

     どうやら、OS:WindowsXP をインストールしている自作PCでパーティションを128GBと32GBに分けて使っているディスクが「まもなくご臨終ですよ」との警告らしい。記録がないのではっきりしないが、このディスクの年齢は多分5年以上になる。そういえば、パソコンの立ちあがりが遅いし、MP3ファイルの再生で音割れがしたりする。

     ハードディスク(HDD)の増設は何回もしているが、システム・ディスクの交換はしたことがない。Web search してみると、システム・ディスクの交換事例の紹介は意外に少ない。IT関係の仕事をしておられると思われる方の「ラーメン雑記帳inMTO」のブログに記載されている方法が私のような初心者には簡単そうに思えたので、ここで紹介されている  Acronis True Image を使って、挑戦してみることにした。

     新しい内蔵ハードディスク(HDD)と先に紹介されているAcronis True Image Personal 2を量販店に探しに行った。外付けHDDは最近USB接続で簡単に増設できるので沢山陳列されているが、内蔵HDDの在庫は少ない。しかし、驚くほど安くなった。パソコンを弄り始めたころには、パソコンのディスクは1MB240円くらいした。今回求めた BUFFALO 内蔵HDD 250GBは14,000円 だった。計算すると4000分の1以下になっている。おまけに、Acronis True Image LE などのソフトまでついている。どうやら Acronis True Image Personal 2(¥1980) の限定版らしい。
     私の場合特殊かもしれないが、備忘録的に試行錯誤した経験を書き留めておくことにしたい。
    1. システム・パーティションにはOS関連だけではなく、いろいろなデータ・ファイルが入り込んでいて、使用領域が大きくなっていたので、OSとは関連なさそうなフォルダーを cut&paste で外付けHDDに移動した。
    2. システム・パーティション部分のディスクを綺麗にするために、「アクセサリー」→「システムツール」→「ディスクデフラグ」を実施した。今まで一度もしたことがない。時間がかかるとは聞いていたが、34GBを完了するのに9時間ほど要した。パソコンを立ち上げたまま、年末の買い物にはつきあえたが、その間にHDDが逝ってしまうのではないかと心配だった。結果は断片化されたファイルが整理されたようで、3GBていど圧縮された。
    3. 幸い外付けディスクに50GBくらいの余裕があったので、BUFFALO 内蔵HDD 250GBについていたCDにある Acronis Disk Director (自動起動では現れなくて、エクスプローラでCDのなかのファイルをのぞきに行くと、.exeファイルがある)で、パーティションを切り、そこへ True Image LE でシステム・パーティションのイメージ・ファイルを作成し保存した。どちらのソフトも丁寧なウィザードがあるので、使うのには問題はない。ただし、保存は圧縮しながら行うので、4時間くらいかかった。
    4. そのような準備をしたうえで、警告のでているディスクを外し、新しいディスクを取り付けた。そのディスクに、WindowsXP をインストールする段階でつまずいた。インストールするXPのディスクは、Windows2000のアップグレード版であることを忘れていた。それで操作を間違ったのか、"Press A key to reboot" という表示が出て、A キーを押してもインストール・ディスクが認識されない。もう1台のPCで、Web search をしてみたが、原因がよくわからない。CMOSクリアに望みがありそうだったので、マザーボードの CMOS checksum errorのときに交換した内蔵ボタン電池を外して、風呂に入るなどして1時間おいて再度試行してみたが、BIOSでカレンダーや時刻表示を訂正しなければならないだけで、同じ状況であった。
    5. CD-ROMドライブを、BIOS の boot sequence で Floppy→IDE Disk の次の3番目にしていたが、これを1番目に上げるとようやくインストール・ディスクを認識してくれた。(作業が完了した後で、BIOS の boot sequence を元に戻しておく必要がある) 年寄りの呆けた頭では、すぐに新しい試みができないらしい。今度は、Windows2000 を最低限だけ先にインストールし(途中で聞いてくるディスク・パーティションは、50GBに設定)、続いて WindowsXP をインストールすると今度は上手くいった。この時点では、画面は北海道美瑛のような XP default の画面である。
    6. 先ほどのシステム・ディスク イメージファイルを保存している外付けディスクをUSB接続し、インターネット家庭内Lanケーブルをつないだ。 True Image LE を新しい C:ドライブにインストールし、イメージの復元ウィザードにしたがって、新しいディスクに復元するとディスク交換前の状態に復元した。この作業中は、画面に残り時間が出るが、1時間15分くらいから減ると思うとまた残り時間が増える状況であったが、3時間ほどで完了した。元のディスクトップの背景画面(先日、奥日光に行ったときに撮った湯ノ湖畔の雪景色)に戻ったときは、危うく涙が出そうになった。歳をとって涙もろくなっているせいもあるが。時間はいつもはとっくに寝ている0時を廻っていた。
    7. 翌朝、新しいディスクの未割り当て領域(およそ190GB)を2つに分けた論理デスクにした。今後のことも考えて、システム・パーティション部分の肥大化は避けようと思う。


     元通りになったパソコンは、立ちあがりも早くなり、MP3ファイル再生の音割れもなくなった。HDDへのアクセス音もなく静かになった。これで、安心して年を越せるというものだ。
    BUFFALO HD-H250FB/M 3.5インチUltraATA内蔵HDD7200rpm
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    2007年11月 5日

    隠居、iTunes配信曲をmp3へ変換する

     音楽配信サービス利用は、多分かなり早くからやっている方だと思う。私が愛用しているサイトは、eMusic というサイトである。eMusicというサイトの特色については、amnesiac's music box というブログの最近のエントリーで詳しく紹介されているので、そちらをみて欲しい。
     私のカウントの Payment History を見ると一番初めの支払いは 2003/08/14 6:24:49 EMusic 12-month ($9.99/month automatic billing, minimum 12 month commitment) となっている。その頃は、月10$を払えば、無制限にダウンロード(DL)できた。 その後段々と高くなってきたが、他の配信サイトに比べれば相当に安い。大きなレーベルが所有する曲の収載がないことも起因していると思うが、minimum な契約では月$9.99 で30曲DLできるから、1曲は$0.333(約¥40弱) となる。iTune Store の1曲¥150 に比べれば断然安い。それに、配信ファイルの形式はDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)フリーの mp3 だから、DL後の処理がいろいろと便利である。
     私の趣味の一つである Jazz Collection は、ほとんど、このeMusicサイトからの DL である。(DLの方法など、詳しくは Jazz Collectionのリンク先から辿ってください。)Jazzであれば特にこだわりはないので、DL元は eMusic で十分なのであるが、時にして iTune Store から DL したい曲も出てくる。この iTune Store から DL した曲はDRM が付してあるが、iTune+iPod の世界では非常に便利にできている。だが、 mp3 ファイルに変換しておくことは、何かにつけて便利である。DRMフリーの mp3 ファイルに海賊的ではなしに変換するには少々の手続きが必要である。今回、試してみたので、その方法を備忘録的に書き留めておきたい。ただし、特殊な収集をしているので一般的でないかもしれない。

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    2007年10月29日

    CMOS checksum error - Defaults loaded

     今まで経験しなかった障害がパソコンで起こったので、現象と対処を備忘録的に書き留めておきたい。
     この頃色々な場面で、単3や単4電池を使うことが多くなってきたので、SANYO電気のヒット商品 eneloop を買うことにした。パソコンのUSBに繋いで充電できる仕様である。ところが良く確認しなかったので、バスパワーのUSBハブにつないで見るとうまく充電しないことに気がついた。USB接続をして使用している機器は数多くなってきて満杯でもあったので、セルフパワーのUSBハブを購入して接続すると上手く充電してくれるようになった。
     ところが、その後ぐらいからあまり知識のないまま自分で組み立てたパソコンを起動する度に、CMOS checksum error - Defaults loaded が表示されパソコンが起動で止まるようになった。F1キーを押せとの指示がでるので、その通りにすると起動は続けてくれ、WindowsXPの画面になる。インターネットで調べるとそのようなエラー・メッセージが出る場合、全く起動しないこともあるようだが私の場合はそのような症状でなかったので、起動の度にF1を押して使ってきた。2?3日して、パソコンの時計表示を見ると時刻表示がおかしい。それでもう一度インターネット・サーチでよくよく調べてみると、解答が見つかった。どうやら、CMOS power が低下しているらしい。組み立てに使ったマザーボード(P4P800 SE)のマニュアルで内蔵ボタン電池(CR2032)を確認して取り替えて見ると error message はなくなり、時計表示も正確になった。このマザーボードに替えてから結構長く使っているので、電池が消耗していたらしい。バスパワーのUSBハブの接続とは関係なさそうだ。ただ、パソコンの元電源を落とさない場合には、F1キーを押さなくても良かったので、そのあたりも少しは関係しているのかもしれない。

    eneloop
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    5 USB専用の制約を長所に転じた商品
    5 好感が持てる商品
    4 概ね便利です。



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    2007年7月14日

    隠居のPC:インターネット・エクスプローラが起動しなくなった

     インターネットが生活のインフラになってしまっている。友達・知人との連絡は専らインターネット・メールだし、探しに行くのが邪魔くさい商品を買うのは楽天などのウエッブショップである。本やCDも Amazon で注文すると大抵は翌日に届く。デジカメでとった写真のDPEもインターネットで頼む。銀行の振り込みも、わずかながら運用している株式の売買もパソコンの画面でできてしまう。BGMは WebRadio である。(自分で broadcast している人は少ないと思うが。) なんと言っても、何か調べものをするときは、必ずPCの前に座っている。インターネットはバーチャルの巨大な百科事典である。こんな生活では、インターネットに繋がらない状況になると水道がでないと同じようにパニックになる。
     3台あったパソコンのうち1台は娘が一人住まいするときに持って行ったので、現在2台のデスクトップパソコンが家庭内LANでつながって使っている。1台は、2Fの寝室兼書斎で自作パソコンを自分専用に使っている。もう1台は階下の居間に置いていて、家内も使っている。この居間のパソコンの InternetExplorer が立ち上がらなくなってしまった。IE6 から IE7 へバージョンアップなどを繰り返しているうちに
    問題が発生したため、Internet Explorer を終了します。ご不便をおかけして申し訳ありません。 

    のポップアップ画面が出て、 InternetExplorer が使えなくなった。幸い、Firefox もインストールしていたので、インターネットの利用はできた。(パソコンが1台しかなく InternetExplorer だけで インターネットを利用している人には、もし InternetExplorer が立ち上がらなくなるとインターネットでの作業はできなくなるので、 InternetExplorer 以外のブラウザーFirefoxなどをインストールしておくのはお勧めである。)インターネットには繋がるが、 InternetExplorer が立ち上がらないと上手く動作しないアプリケーションが多くある。WindowsがOSのパソコンなら、 InternetExplorer が立ち上がっていることは当たり前のことのようである。
     以下は回復したときの備忘録である。

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